蹴球探訪
金持ちクラブが勝てない Jの特殊性(3月1日)
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【大リーグ】元竜戦士・チェンは6イニングを3失点 昨年8月19日の白星最後に勝てま”チェン”2013年4月16日 紙面から ◇ヤンキース3−0オリオールズそれまでの好投が一気に色あせた。チェンは電光掲示板の5回裏にともった「3」を見つめ、しばらく立ち尽くした。 5回、1点を先制され、なお2死一塁。ガードナーへの初球は内角高め、完全にボール球だったが、結果は右翼ポール直撃弾。踏ん張り所で傷口を広げ、「マウンドでいろいろ考えすぎた。ビッグイニングになってしまった」とうなだれた。 好投が結果につながらない。1回から最速150キロの直球を軸にヤ軍打線を抑え込み、4回まで許した安打はわずか2本。だが5回に突然崩れる。連打などで1死一、三塁とされ、犠飛で1失点。その直後に手痛い一発を浴びた。6回も三者凡退で先発投手の及第点とされる“クオリティースタート(6イニング以上3自責点以内)”ではあったが、黒田の圧巻の完封劇の引き立て役にしかなれなかった。 レギュラーシーズンでは昨年8月19日のタイガース戦での白星を最後に10試合連続で勝ち星なし。抑えても打線の援護がないなど運にも見放されている。ショーウォルター監督は「黒田に負けない内容だった」と称賛したが、素直にうなずけるはずもなかった。 これが“2年目のジンクス”なのか、チーム最多12勝を昨季挙げた左腕があえいでいる。 PR情報
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