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【プロ野球】

大谷は軽度の捻挫と診断 「交流戦までに治す」

2013年4月16日 紙面から

 右足首捻挫で出場選手登録抹消となった日本ハムの大谷翔平投手(18)が15日、東京都内の病院でチームドクターによる再検査を受け、「軽度の内反捻挫」と診断された。骨や靭帯に損傷は見られず、野手としての試合復帰まで2、3週間を要する見込み。1軍復帰はファームで数試合出場後に検討されるが、大谷は阪神・藤浪との「約束」を果たすため、5月14日から始まるセ・パ交流戦での完全復活を誓った。

 「初勝利おめでとう。こっちは捻挫しちゃったよ」−。負傷帰京というアクシデントの中、プロ初勝利を挙げた親友の藤浪に、大谷はそんな内容のメールを送った。「返信はいらないから」とも添えたが、藤浪からは「早く治して」という激励があったという。

 叱咤激励の背景には、同じドラ1でプロに入った同級生との再戦という夢がある。大谷は甲子園で唯一の本塁打を放っているライバル藤浪と聖地での対決を心待ちにしている。

 栗山監督もオープン戦時に実現へと動いたが、この時は大谷が翌日に登板を控えており、見送りとなった。しかし、栗山監督は「ファンも見たいはず」と阪神との5月25、26日の甲子園での夢対決を明言している。

 大谷も「交流戦までに治して、上に呼ばれたい」ときっぱり。今後は患部の腫れが引き次第、リハビリに入るが「横の動きに不安はありますが、そんなに心配はしていない」と楽観視。「ここまで順調だったし、駆け足で来すぎたのかなとも思うので、もう一回体づくりをして、しっかりやりたい」と前向きだった。 

  (中村博格)

 

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