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【プロ野球】

虎は完封トリオで返り討ち 先陣・能見がまたG止める

2013年4月16日 紙面から

ノックを受ける(左から)阪神・スタンリッジ、能見、メッセンジャー、藤浪=甲子園球場で(棚橋慶太撮影)

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 今度は別の顔で…。阪神のエース・能見が16日からの巨人戦を前に、配球を含めた作戦を練り直した。9日の甲子園での今季初対戦では、5安打無四球完封で巨人の連勝を7で止めた。この投球が他の投手へ勇気を与え、2戦目はスタンリッジが7イニングを、3戦目は榎田が7イニング2/3を無失点に封じ、球団史上初の巨人3連戦連続完封に結び付けた。目下、巨人に黒星をつけているのは阪神だけ。再び勢いづき始めたライバルを止めようと完封トリオは意気込む。

 ただし、油断やおごりはない。今回の3連戦は敵地・東京ドーム。能見は「球場が変わるから甲子園のようにいかない。ある程度、割り切っていかないと。ゼロで抑えるなんてムシがよすぎる」と失点は覚悟している。その上で「最低限のことはする」と、ビッグイニングをつくらせないよう細心の注意を払い、勝利に徹するつもりだ。

 一方、2番手となるスタンリッジは、能見とは違うスタンスで臨む。「球場のことは特に考えていない。それを考えるとやられ始めてしまうからね。今の自分の勢いをそのままぶつけたい」という。榎田は「無駄な四球を出さないようにしたい。連打されることはあるだろうけど、単打で収めていきたい」と話した。三者三様のスタンスだが、敵地でもたたこうという意識に変わりはない。 (中山隆志)

 

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