【笹井継夫】26日に街開きするグランフロント大阪に「世界のビール博物館&世界のワイン博物館」がオープンする。グランフロントの飲食店では最大の店で、ビール250種類、ワイン200種類以上をそろえ、各国の郷土料理90品も楽しめる。内装を外国の雰囲気にし、異国情緒を演出している。
約1100平方メートル(約700席)の店内にはドイツ、米国、英国、チェコ、ベルギー、アジアをコンセプトにしたバーカウンターを設けた。それぞれグラスやイスなどで各国のバーの雰囲気を醸し出している。
ビールは650円、ワインは500円から味わえる。珍しいものでは、ワインなどを造った樽(たる)で醸造したベルギーのボトルビール。750ミリリットル6千円で、いつ入荷するか分からない「裏メニュー」だ。ワインでは世界コンクールで優勝歴があるドイツの貴腐ワインもグラス3500円、ボトル2万8千円で飲める。なじみの薄いグルジアやベトナム、南アフリカのワインも含めて約20カ国のグラスワインを販売する。
ビール博物館は東京スカイツリー近くの商業施設「東京ソラマチ」に続いて2店目。ワイン博物館は新業態。海外ビール輸入販売のワールドリカーインポーターズ(東京)が運営する。営業時間は午前11時〜午後11時。年中無休。