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4月26日にJR大阪駅北側のうめきたで街開きする「グランフロント大阪」は、規制緩和を生かした街づくりが特徴だ。公道での常設のオープンカフェや広告の掲示が可能になった。新たな試みでにぎわいを呼び込もうとしている。
公道での常設のオープンカフェは東京・新宿に次いで全国2例目。フレンチスタイルのカフェや午前2時まで営業するバール、チャイで有名なカフェなど4店舗が並ぶ。同じ場所では広告を掲げて資金を集め、施設の維持や清掃などに役立てる。
グランフロント大阪は4棟の高層ビルが南北に連なり、JR大阪駅側から北側にタワーA、B、C、マンションと続く。オープンカフェはタワーAとBの間を東西に横切る「けやき並木」で営業。車道を挟む歩道の幅は各11メートル、ケヤキが2列ずつ並ぶ。オープンカフェはタワーの壁面と歩道のケヤキの間にできる。