【笹井継夫】4月26日に街開きするグランフロント大阪に、巨大で風変わりな柱が立っている。高さ43メートル、中央部分が二つに分かれ、通り抜けられる。「くぐれば願いがかなう」というキャッチフレーズで大阪の新たな待ち合わせ場所に育てようとしている。
その名はウィッシュボーン。JR大阪駅から行くと、グランフロントの1棟目の高層ビル内、右手にそびえる。
地下1階から地上7階まで伸び、5階部分が通り抜けられる。
欧米ではウィッシュボーンは鶏のY字形の骨を指す。鶏を食べた後、願いをかけた2人がY字の骨の両端を引っ張り、折れた骨の長い方をとった人の願いがかなうと言われている。
グランフロントの広報担当者は「みんなに愛されるシンボルとして、大阪から新たな都市伝説を生み出したい」と話している。
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朝日新聞社会部