翠星のガルガンティア・第2話
面白い。今期の全くの新規作品の中ではトップ。
漂着した場所が伝説の惑星地球と知ったレド。地球の人間に囲まれて膠着状態が続く。ただ、あれだけの相手に武器を向けられて囲まれているのに警戒はするものの落ち着いているのは相手の科学力が全然低いと見ているからか。
ガルガンティア側(この呼び名はもうちょっと後で判明する)では突如出現した相手をどうするか、リジットを中心に検討していた。ピニオンは何かと言うと分解しちまおうぜと言うが、全く歯が立たなかったではないか。レドと一番接触したエイミーはどうかと聞かれ、敵意は無さそうで、いきなりこんな所に来てびっくりと言う感じだったと答える。
船団長のフェアロックの意見は攻撃は差し控えようと言うものだった。他の長老ぽい連中の意見も同じで、この一機をどうにか出来ても他に仲間がいてお礼参りをされたら困ると言うものだった。これも後から分かるのだがチェインバー一機だろうと到底どうにか出来る相手じゃないのだが、この時点ではそこまでの戦力差、或いは科学力の差があるとは予想もしていない。だからレドの他にチェインバーの中に未だ人が入っていると思って(そりゃ思うだろう。視聴者はチェインバーの人工知能を最初に理解してるけど)出てこいと言ったのに対して、チェインバーは当機は無人であると回答したのに驚きつつ、未だ納得していない。
交渉のとっかかりとしてガルガンティア側からはエイミーが代表でやって来て、魚の死骸を差し出す。
見た事もない物体にレドはとまどい、さらにチェインバーから水生生物の死骸だと聞かされてひるむwそりゃ、不気味だよね、魚。エイミーは魚のひらいたのを割いて半分食べてみせる。そしてもう半分をレドに。こんなものを食べろと言うのか!私だって嫌だ、魚なんてw
チェインバーから友好の儀式だろうと言われて仕方なく食べるレド。よくもまあ「うぇ」とならずに食べられたなあ。
チェインバーの翻訳を介してお互いの情報を交換するレドとエイミー。レドは人類銀河同盟に属しヒディアーズと戦っていると話し同盟に参加を促す。エイミーはこの船はガルガンティア船団で結合アームで接続する事が出来ると言う。この地球は昔寒冷化してしまったが、その後また温暖化して今は水ばかりの星になっていると言う。敵は居るのか?と聞かれて海賊が出現する事があると答える。エイミーはてっきりチェインバーに搭乗している人は言葉が通じる様になったのかと思って出てきなよと言うが、チェインバーは再度それを否定する。
「中の人などいない!」
クソワロタw
そんな時、雷雲が迫り、海に落雷を繰り返していた。落雷した海は光り、それは微生物が帯電したものであって自分たちはそれを動力源にしているのだと言う。だから海銀河を求めて動き回ると。
夜空の星を見てレドはチェインバーにここの座標が分かるか尋ねるが、まだ情報が不足して割り出せない。ただ、レドが知っている歴史では地球は寒冷化して放棄されたと言うのと、エイミーとベベルとの話の中で登場した一度地球は寒冷化して復活したと言うのは合っているので少なくとも空間移動はしたが時間移動はしていない様に見える。
他にもチェインバーの様な物が沈んでいないか探しに出たベローズだったが、そこを海賊達が襲う。サルベージ船を取り囲み、カイトを利用して攻撃を仕掛け、あっと言う間にベローズの所にも海賊が乗り込んで来てしまった。言う事を聞かないとこうだ!と見せしめにの服を破くのだが、もうちょっとこっち向いてる時にやっても罰は当たらんのじゃないのか?w
多分、この状態をレドが助ける事になるんだろうなとは思った。案の定エイミーはレドの所に駆けつけ、援助を請うた。それを理解したレドはここで助ければ交渉カードになると考え、受諾する。とは言っても船の中にまで乗り込まれたのをどう助けるんだろう。海賊の船団は撃沈できるにしても、なんて思ってみていたが、人類銀河同盟の科学力はそんな程度のものじゃなかった。
離陸したチェインバー。すぐさまベローズ達の所に飛翔し、敵味方識別を個々に済ませる。
ここでレドの不吉な言葉「殲滅」
チェインバーから同時多発されるビーム兵器。海賊の艦艇は勿論の事、海賊のひとりひとりを個別に認識して消し去った。
チェインバーの無慈悲な鉄槌!
まさに殲滅。
援助を頼んだら海賊は全て皆殺しにされた。あまりの出来事に何が起きたのかすぐには理解出来ないエイミー。
はて、陸地が無い?
酸素は藻類が供給しているとして、炭水化物は何から得ているんだ。
まあ無い生活が不可能ではないが。