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日光 天然氷の蔵出しが始まる
4月9日 14時0分

日光 天然氷の蔵出しが始まる
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かき氷用などで人気がある天然氷の蔵出しが、栃木県日光市で始まりました。

蔵出しは、真冬の寒い時期に沢水を池に引き込んで凍らせた天然氷を、出荷に備えて保存していた氷室から冷凍庫に移す作業です。
縦65センチ、横45センチ、厚さ15センチの大きさに切り分けられた氷は、重さがおよそ40キロあり、氷室の中ではとけないように、保温の役目をするおがくずをかけて保存されていました。
9日は、地元の飲食店の人たちなどがスコップを使って、おがくずの中からおよそ400キロ分の氷を掘り出し、きれいに水洗いしてから氷点下10度の冷凍庫に移しました。
天然氷を使ったかき氷は、味がまろやかなため、地元の人たちだけでなく観光客にも人気があり、日光市内の飲食店や栃木県内のデパートなどに出荷されるということです。
氷を製造している四代目氷屋徳次郎さんは、「ことしは、冬が寒く条件がよかったので、予想以上によい氷が出来ました」と話していました。

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