坂尻まさゆきの活動日誌

日本共産党衆院東京9区(練馬区)国政対策責任者として日々の活動を綴ります。

自衛隊をウォッチする市民の会が設立

2012-10-12 15:30:00 | 日記
「自衛隊をウォッチする市民の会」設立総会が開かれました。
ホームページも開設されています。→http://competo.vis.ne.jp/rsj/index.html

この間、板橋練馬でのレンジャー訓練部隊の市街地行軍や災害訓練と称して約300名に上る自衛隊員が23区内に徒歩で展開し、各所で通信訓練を行なうということが行なわれています。

自衛隊の動きに不穏なものを感じている方々が集まって、会が立ち上がりました。

設立にあたって元国会議員の内藤功さんが講演しました。




講演では、市街地でのレンジャー行進訓練は何のためにやるのか、こういう訓練が強化されてきた背景は何か、国民としてどう向き合うべきかというお話がされました。

その中で印象に残ったのは自衛隊も公務員であり、憲法を遵守することを宣誓しているということ、また
自衛隊員にだって基本的人権があるんだという(当然ですが)ことです。

自衛隊はもともと米軍の補完部隊でしたが、日米同盟の深化によっていよいよ米軍との一体化がすすんでいます。新しい米軍事戦略に対応して新防衛計画大綱が策定され、動的防衛力の構築が打ち出されました。日米共同演習に耐えうる自衛隊をつくる、そのために過酷な訓練を行い、レンジャー部隊育成をしているという。

ただ新防衛大綱では「本格的侵略」の可能性は低いと明記しているそうです。保守政治家はさかんに中国の脅威を煽りますけど矛盾してますね。結局軍事強化する理屈はそうでも言うしかないんでしょう。

最後に内藤さんから、憲法の視点で向き合おう、と提起がありました。9条はもちろんのこと、平和的生存権があり、99条では国務大臣、国会議員、公務員に対して憲法を遵守する規定があります。

憲法を破ろう、改変しようと企む保守政治家や防衛官僚に対し、権力を抑える役目を果たす憲法に基づいて国民がしっかり自衛隊を見ていく必要があります。


内藤さんの講演のあとは設立に当たっての報告がされ、運営委員会が選出。運営委員の代表が閉会のあいさつをして終了しました。

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レンジャー 保守政治家 平和的生存権 基本的人権
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1 コメント

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バカと違うか!? (自衛隊はやくざ集団では無い!)
2013-04-13 16:21:56
「不穏な動き・・・?」
貴様らの事だろう。(笑)

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