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【大リーグ】

上原−田沢 サヨナラ呼ぶ0封リレー 田沢に今季2勝目

2013年4月15日 紙面から

◇レッドソックス2−1レイズ

 気合の投球に勝利の女神が振り向いた。レッドソックスの上原浩治(38)と田沢純一(26)の両投手が、そろって1イニングを無失点。チームはサヨナラ勝ちを収め、田沢に今季2勝目が転がり込んできた。

 まず、チームを奮い立たせたのは上原だ。時事電によると、9回無死一、二塁でマウンドを託されると、先頭のロニーを見逃し三振。さらに後続を右飛、二飛と仕留め、思わず雄たけびを上げてガッツポーズ。自身のブログで「今日のMVPだって他の選手に言われたのがスゲぇ嬉しかった(原文まま)」と振り返る会心の投球でピンチを切り抜けると、バトンを受け取った田沢も黙ってはいない。

 「(上原が)あれだけのピッチングをした後、僕も続きたい気持ちでマウンドに上がった」。延長10回、先輩右腕の力投に触発されてマウンドへ。

 先頭打者に二塁打を許したものの後続を抑えて無失点。最速151キロの直球を軸に抑えると、その直後に味方打線がサヨナラ勝ちし、「(勝ち星は)みんなのおかげ」と笑う。

 今季10試合で上原は5試合、田沢はチーム最多タイの6試合に登板。守護神ハンラハンが不調な中、欠かせない“勝利の方程式”になりつつある。「今は投げられる喜びがある。まだ始まったばかり。いずれ試練も来ると思うけど、いいときはこのまま突っ走ればいい」と上原。本番はここから。頼もしさを増す日本人コンビが、これからも勝利を引き寄せる。

 

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