心と身体

マイノリティーリポート

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多くの場合、そのグループの一員であることによって社会的な偏見や差別の対象になったり、
少数者の事情を考慮していない社会制度の不備から不利益を被ることを前提とした呼称であり、
「社会的弱者」にも近い概念であるといえます。


対象とされる人・集団


同和地区出身者
新興宗教・宗教とその信者
女性同性愛者、男性同性愛者、両性愛者、性転換した人々など、LGBT・性的少数者
障害者
ホームレス
少数民族、アイヌ、ウィルタ、ニブヒなど
エイズ、ハンセン病など、感染症の患者
在日外国人・帰化した日本人、特に在日韓国・朝鮮人などや日系人



社会モデル


精神障害に対する社会モデルとは、「障害」の問題を社会的に発生したものと捉え、
個人が社会へ全面的に適応する際の課題とみなします。
このモデルでは、障害は個人に帰する問題ではなく、
様々な状態が絡み合った複雑さとして受け止め、
多くは社会環境から発生していると考えられています。
従って、この問題と向き合うには社会活動が求められ、
人々が精神障害者と社会生活全般の場面で
供に生きられるような環境を整備する社会全体の集団責任となります。
この問題は文化とイデオロギー双方に関わり、
また個人・共同体・そしてより広い社会の変化が必要になって来ます。
このような点から、減損や障害を持つ人々の機会平等は、重要な人権問題ということになります。



21世紀の施策


これまでの指摘を受けて、2004年(平成16年)に発達障害者支援法が新たに制定され、
自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害などの
発達障害者に対する支援策が、法的にも打ち出されることになりました。
また、2006年(平成18年)から、新たに、従来は対象外とされてきた精神障害者も、
障害者雇用枠の対象者となるなど、徐々に対策が広がっています。
2004年(平成16年)、障害者基本法の改正が行われ、
「障害を理由として差別することその他の権利利益を侵害する行為をしてはならない」ことが、
基本的理念として条文化され、また、都道府県・市町村に「障害者計画」の策定が義務化されたました。
2005年(平成17年)、これまで別個の法制度で行われてきた障害者支援策を、
統一的に行うながいの目的から、障害者自立支援法が新たに制定されました。
2006年(平成18年)、千葉県で全国初の障害者差別をなくすための条例である
「障害のある人もない人も共に暮らしやすい千葉県づくり条例」が制定しました。




機能障害による状態


1.統合失調症によるものにあっては、高度の残遺状態又は高度の病状があるため、
 高度の人格変化、思考障害、その他妄想・幻覚等の異常体験があるもの。

2.躁うつ病(双極性感情障害)によるものにあっては、
 高度の気分、意欲・行動及び思考の障害の病相期があり、
 かつ、これらが持続したり、ひんぱんに繰り返したりするもの。

3.非定型精神病によるものにあっては、残遺状態又は病状が前記1、2に準ずるもの。

4.てんかんによるものにあっては、
 ひんぱんに繰り返す発作又は知能障害その他の精神神経症状が高度であるもの。

5.中毒精神病によるものにあっては、認知症その他の精神神経症状があるもの。

6.器質精神病によるものにあっては、認知症その他の精神神経症状があるもの。

7.その他の精神疾患によるものにあっては、上記の1~6に準ずるもの




能力障害の状態


1.調和のとれた適切な食事摂取が難しい、またはできない。
2.洗面、入浴、更衣、清掃などの身辺の清潔保持が難しい、またはできない。
3.金銭管理能力がなく、計画的で適切な買物は援助なしには難しい、またはできない。
4.通院・服薬を必要とし、規則的に行うことは援助なしには難しい、またはできない。
5.家族や知人・近隣等と適切な意思伝達や協調的な対人関係づくりは
 援助なしには難しい、またはできない。
6.身辺の安全保持や危機的状況での適切な対応は援助なしには難しい、またはできない。
7.社会的手続や一般の公共施設の利用は援助なしには難しい、またはできない。
8.社会情勢や趣味・娯楽に関心が薄く、
 文化的社会的活動への参加は援助なしには難しい、またはできない。

【精神障害者保健福祉手帳障害等級判定基準】一部引用

この様な観点から、私達は精神障害者としてどの様なアプローチが出来るか考察してみたいと思います。
社会的にはまだまだ雇用は充分では有りませんが、前向きに進行中です。
オープンでの雇用も増加中であると思われます。
しかしとても働く程回復されていない患者さんが殆どですから、
幾ら受け皿が増加して居ても患者に対する精神医療は追いつきません。

私達に残されて居る選択は主治医の処方される薬以外には無いのでしょうか?
ご自分に合った精神療法を見つけ出し、一つずつハードルを越えて見る事をお進めします。

何時の日かマイノリティーからマジョリティーへの仲間入りが出来る日を

微力ながらお祈りしています。。。




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         風 蘭


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~ Comment ~

引用なのですね

いつもと書かれている雰囲気が違うなぁと思いましたが、引用だったんですね。
精神障害者保健福祉手帳障害等級判定基準
http://normalife.city.suginami.tokyo.jp/suginamisypher/open_imgs/service/0000000001_0000000127.doc

wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%8E%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BC
他にもあるかも知れませんが、これ以上は調べませんでした。
引用箇所は引用元と引用部分を明確にしていただくと読み手としては解り易いと思いますよ。

引用の内容につきましても『対象とされる人・集団』に『性転換した人々など、LGBT・性的少数者』を引用なさってますが、灰音さんや高岡南さんを指して『オカマ』と差別的表現したのと食い違いますね。ご注意なさった方がいいと思います。

>何時の日かマイノリティーからマジョリティーへの仲間入りが出来る日を
>微力ながらお祈りしています。。。
こう言っている時点で既に差別的発言だと感じました。マイノリティを生み出しているのはマジョリティの差別的思考であり、マジョリティ側が積極的にマイノリティを受け入れるように変化しなければ今の社会では通用しないのではないでしょうか。
もし書くとすれば「マジョリティは常に意識して差別・偏見をなくすべきだ」の方がすんなり受け入れられ得ると思います。

Re: 引用なのですね  通りすがり 様へ


題名から「リポート」としており、当然私の知識の領域を超えています。
ご指摘の様に引用先を明記すべきでした。

『対象とされる人・集団』に『性転換した人々など、LGBT・性的少数者』を引用しましたが、私の勉強不足で
表現法が見当たらず「オカマ」と失言いたしました。

確かに「マジョリティは常に意識して差別・偏見をなくすべきだ」の方がすんなり受け入れられますね。
ご指摘有難う御座いました。。。



NoTitle

難しい記事ですね(^^;)

人間って「自分は差別されたくないけれど、この部分は人を差別している」という部分がある気がします。

最近「にほんブログ村」のファッションブログでアクセサリーのプレゼントをコメントで応募できるものがありました。

「うつ病ブログで暗いかもしれませんが・・・」と応募しました(^^)
当選は後日発表なのですが「えっ!!なんでこんな病人が・・・」と思われても構わないしアクセサリーが単純に欲しいのです。

これから差別や偏見を感じるかもしれないけれど、「自分から差別される・偏見の目でみられている」と社会から離れてしまわないようになりたいです。

あおぶうとん 様へ


私は精神障害者の偏見、差別を少しでも無くなる様に
原因を分析しました。

色々有りすぎて、デリケートな問題ばかりですので引用しました。
自分でも自分の言葉ではないので修正を加えましたが、
納得できるに程遠い記事に成りました。

私自身も敵対する方には平気で差別用語を使って煽ったりしています。
障害者が障害者を差別するなんて最悪ですね。

まだ自分の言葉では表現できない大きなテーマです。
何時の日か再チャレンジしてマイノリティーレポートを綴ってみたいと思います。。。


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