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【スポーツ】

立大・岡部 一発&4打点 慶大・白村を打った

2013年4月14日 紙面から

◇東京六大学野球<第1日>

(13日・神宮)

 春季リーグが開幕。立大は8−0で慶大に先勝した。岡部通織外野手(3年・帝京)が、慶大のドラフト上位候補エース白村明弘投手(4年・慶応)から2ランを放つなど4打点の活躍。大阪桐蔭で阪神・藤浪の控えだった巨漢右腕・沢田圭佑投手(1年)が救援で3イニングを7奪三振、無失点の堂々のデビュー登板をした。開幕直前に監督が交代した法大は10−1で東大に圧勝。神長英一監督(52)は初陣を白星で飾った。浜田一志新監督(48)の東大は47連敗となった。

 詰まりながらも右翼席に突き刺した。3回、1点を先取し、なお1死一塁。立大の3番・岡部が白村の初球、真ん中高めの145キロを2ラン本塁打。「ストライクが来ると思ったので、初球から積極的に打ちにいきました」。先制を許し気落ちした相手エースのスキを逃さなかった。

 昨春以来2本目の本塁打は約束の一発。母・真里子さんの誕生日だった11日に、勝ち点とホームランボールをプレゼントするとメール。「冗談半分だったんですが、本当に打てました」と岡部は照れ笑い。6回にも2番手の渡辺義から2点三塁打を放ち4打点。2年夏と3年春に甲子園8強入りした帝京で主軸を打っていた勝負強さを発揮した。「連勝して勝ち点も取る」。ボールと一緒に勝ち点も母に届けてみせる。(小原栄二)

 

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