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2013年4月13日(土) 17:55 |
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中四国ネットワークの話題
JNN中四国各局が取材した季節の話題をお伝えする「中四国ネットワーク」です。 鳥取、愛媛、広島からです。
鳥取からは、世界で初めて一般公開されたチューリップの新しい品種の話題です。 オランダのキューケンホフ公園で誕生し、鳥取県南部町のとっとり花回廊との姉妹公園提携を記念して、とっとりと命名されました。 そして、とっとり花回廊のスプリングフェスティバルに合わせ、世界で初めて一般公開されたものです。 新品種とっとりは、咲き始めは黄色がかったピンク色で、しだいに濃いピンク色に変化するのが特徴です。 スプリングフェスティバルは5月6日のゴールデンウィーク期間中まで開かれ、200品種・20万株の色とりどりのチューリップとともに、新品種とっとりの可憐な姿を楽しむことができます。 続いては愛媛の話題。早場米の産地として知られる愛南町では、早くも田植えが始まっています。 早場米は、収穫時期が早いため、台風や病害虫の影響を受けにくいことから、愛南町の凡そ730戸のコメ農家のうち、8割以上が早場米に取り組んでいます。 早い農家では、先月下旬から田植えを始めていますが、4月から始めた石川信吉さんの40アールほどの田んぼでも、この日、コシヒカリの苗を植えていました。 早場米の田植えは、4月下旬に最盛期を迎え、8月上旬に収穫された後、盆前には、道の駅など、愛媛県内の産直市などに新米が並ぶということです。 変わって広島からは、江戸時代から続く町屋が、宿泊施設として生まれ変わった話題です。 尾道市の千光寺近くにあるこの建物は、山陰から運ばれる綿や銀などの交易の拠点として江戸時代後期から使われてきました。 歴史家・頼山陽も訪れたという茶室など、江戸期のたたずまいを残しながら、このほどモダンな和風の宿へと生まれ変わりました。 江戸時代からの特産品備後畳表や、備後絣のクッションなども使われていて、尾道らしさを堪能できる宿となっています。 せとうち湊のやどでは、今後、お茶会などのイベントにも利用してもらえるよう四季折々の景色が楽しめる庭園の整備も進めることにしています。
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