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村田プロ転向 金メダリストから世界王者へ 米拠点8月デビュー

プロ転向を正式表明しファイティングポーズを決める村田
プロ転向を正式表明しファイティングポーズを決める村田
Photo By スポニチ

 ロンドン五輪のボクシング男子ミドル級で日本人として48年ぶりに金メダルを獲得した村田諒太(27)が12日、都内で会見し、プロ転向を正式に表明した。三迫ジムに所属し、16日にA級プロテストを受験。米国を練習拠点とし、外国人のトレーナーとレベルアップを図る予定で、8月にもプロデビューとなる運びだ。

 テレビカメラ11台、約100人の報道陣が集まったプロ転向表明会見。スーツ姿で登場した村田は「プロボクシングの世界で、世界チャンピオンを目指します。金メダリストでプロの世界王者となる日本人初のことに挑戦したい」と力強く宣言した。

 決断の理由は自身の原点にあった。「金メダルを獲得して、ボクシングはもういいかなと考えた時もあった。始めた時の夢を忘れて生きていいのか悩んだが、挑戦したい気持ちが強くなった」。中学時代からの夢を捨てることはできなかった。

 所属は東京五輪金メダルの桜井孝雄がかつて所属し、輪島功一ら世界王者3人を輩出した三迫ジムになる。さらに海外に強い帝拳ジムが海外での活動とマッチメークに関して全面サポートする異例の態勢が敷かれる。既に帝拳で出稽古も行っており、世界王者10人を育てたキューバ人のイスマエル・サラス・トレーナーの指導も受けている。「強い相手とやって初めて強くなる。中量級の選手層の厚い米国で練習できたらいい」。今後渡米して、練習拠点とトレーナーを探す予定だ。

 16日には後楽園ホールで、過去7人しかいない特例のA級でのプロテストが行われる。本来は合否の発表は翌日だが、当日発表されることも決定。その模様はフジテレビで井上尚弥のプロ3戦目と併せて生中継される。デビュー戦について、関係者は「8月ごろになるのではないか」と語った。

 階級は「スーパーウエルターから、ライトヘビーまで戦える階級全てを考える」とした。中重量級は世界の強豪ひしめく激戦区。日本では95年にWBA世界ミドル級王座を獲得した竹原慎二の例があるだけだ。「難しい階級に挑戦することに価値がある。無謀な挑戦、やめておけばいいという意見もあると思うけれど、挑戦する姿が今の日本の力になればいい」。金メダリストから世界王者へ。村田の新たな挑戦が始まる。

 ◆村田 諒太(むらた・りょうた)1986年(昭61)1月12日、奈良市生まれの27歳。南京都高―東洋大卒。中1でボクシングを始める。高校5冠、全日本優勝5度など国内計13冠。11年世界選手権2位、12年ロンドン五輪金メダル。アマ戦績は119勝89KO・RSC19敗。1メートル82。

 ▽A級ライセンス 一般の選手は、プロテストに合格してC級ライセンスを取得すると4回戦デビューとなる。アマ時代に優れた実績を残した選手はB級ライセンスが受験でき、合格すれば6回戦デビューを果たす。最高峰のA級ライセンス(8回戦以上)を取得するには、B級に合格し、その上で日本ボクシングコミッションに申請して適正かどうかを見極められる。過去、池山伊佐巳、米倉健志、ロイヤル小林、石井幸喜、平仲明信、赤城武幸、井上尚弥の7人が、特例でA級ライセンスが認められた。

[ 2013年4月13日 06:00 ]

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