2013年4月13日土曜日

祖国を失う者は金だけが頼り


僕が19歳の時に勤めた会社
新人研修が終わりの頃だったかな?
取引先の契約交渉をさせられた


( - ゛-) ぱふ


上司から契約金額の範囲を指示された
絶対にこれ以上は下げるな
この金額なら上出来だ


交渉してる時
新人だから舐められた
交渉決裂で戻る覚悟を決めた


「舐められて妥協などできん」


戻ればバカ扱いにされるだろう
相手の担当者も同じである


僕の覚悟が伝わったのだろう
折れ出して金額がみるみる上出来以上


会社に戻り上出来の金額で報告した


「人並みに仕事はできるな」


軽く褒められた


上出来の金額を記載して相手に渡した
相手の担当者の目が変わった


「この契約書はもう返さんよ」


「間違ったのはそっちだから」


僕は黙って相手を見つめてた


相手は最初は僕をまぬけだと思った
契約書に記入した金額を高くしてた
僕は黙ってスマシテいた


元々上司には上限を言われてた
ここまで行けば上出来だとね
その金額を超えていたのだ


僕は会社との約束も果たしてる
これ以上金額を下げる必要などない
下げればお金の循環がおかしくなる
回りまわって自分達を苦しめる


そのことに気がついてた


交渉はより多くの利益を求める
僕も営業のひとりとして求めていた
求めていたがバランスも大切


こういう考えの人
僕の子供の頃はいたのです
普段の関わりから僕も学んでいた


子供の勝負ごと
メンコやベーゴマで勝負する
勝ってもすべて取り上げないのです
勝負する相手がいなくなります


遊べなくなるのです


黙って相手をミテ少し返してあげる
勝負の相手がいなくならないようにね
根こそぎ取るなんてことはせん
子供でもそうしてた


先を子供ながらに読んでいた
リーダーの実力のある子供がいたのだ
僕も気がつきバランスを学んだ
遊びの中で自然にね


粋なことをする奴
遊びも強い奴は粋だったのです
日本的な美学があったのです


ソフトバンクの営業戦略
ゼロ円携帯や通話無料の文字が並ぶ
開発をしない企業は安売りだけ
経営者のレベルがわかる


「ダサ」


僕の子供の頃の東京の下町なら・・
子供達の間で馬鹿にしただろう
孫正義はダサイ野郎だとね


日本人って自然にバランスを取る
世の中のバランスを学んで育つのです
わかる人が上に立ってたのだ


わからん奴もいる
そんな奴は上には立たせない


「おまえは100年早い」


子供同士の中で言ってた
器が足りんとはっきり言うのである


最近はへんな経営者が増えた
調子のいいことばかりTVで言う
良い人に化けて金儲けをする
実態は市場を壊すだけだ


発展的な競争になってない
食いつぶしているだけ


孫正義おまえは100年早い
人の上に立つ器ではないな


祖国を失う者は壊すだけだ


(。-_-。) まる