2013年1月31日木曜日

東大病院放射線科准教授、中川恵一氏への質問Questions to Dr. Keiichi Nakagawa, Tokyo University Hospital


まず冒頭に、一番大事なことを述べたいと思います。
Let me start with the most important point.

なぜ私が中川氏に膨大な量の質問しているかといいますと、中川恵一著『被ばくと発がんの真実』(ベスト新書、762円、帯タイトル:フクシマではがんは増えない)という本のおかげで、福島の子供たちが疎開できないでいるからです!
The reason why I keep asking questions to Dr. Nakagawa is that based on his book, "Truth about Radiation Exposure and Carcinogenesis" (with "There will be no increase of cancer in Fukushima" on the book strip.), children in Fukushima are not entitled to relocation by the government.



ふくしま集団疎開裁判で、郡山地方裁判所は、中川氏のこの本を科学的論拠に子供たちに健康被害はないと断定、疎開させてあげたいという福島の親御さんたちの要求を棄却しました。
 In Fukushima Collective Evacuation Trial, the Kooriyama district court dissmissed Fukushima mother plaintiff's claim, saying that there will be no health hazards based on Dr. Nakagawa's book.
 
 ちょっと待ってください、中川先生!すでにがんは増えていいるではないですか!?
Wait a moment, Dr. Nakagawa.  There IS an increase of cancer in Fukushima, isn't it?

2013年になって、福島の子供の甲状腺がんは、38000人中、既に3人、疑いが7人もいるのですよ!2005年の国立がんセンターでの割合が18万人に1人と聞いていますよ!すでに数十倍増えているではないですか!?どうしてくれるのですか!?
In the beginning of 2013, 3 Fukushima kids were found to have thyroid cancer and 7 are highly suspected!  According to National Cancer Institute in 2005, the ratio should be only one out of 180,000, so it has been increased by dozens of times!

責任は取ってくれるのですか!?先生の著書を読んだり、発言を聞いて、福島にとどまった人も大勢いるはずです。Dr. Nakagawa, are you going to take any responsiblity for this?

まじめにどうしてくれるのですか?Seriously, are you?

何か緊急にアクションは起こさないのですか?
Aren't you supposed to take any action immediately?

責任問題ですよ!
It is a matter of grave responsibility!
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ちなみに読者の皆様には、以下が、2012年夏に送ってありました『被曝と発がんの真実』についての質問です。http://koukaishitsumon.blogspot.jp/2012_06_01_archive.html

ご回答いただきたいです。まだひとつも回答いただいていません。知らないはずはありません。この投稿の最後の方に書くように、中川氏は『低線量被曝KEYBOOK』の33ページに、沖縄での私を含むママたちの東北からの雪の受け入れ拒否の動きを揶揄しているのです!
(詳細は後述)

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ところで、福島の疎開を妨げている、上記の本の件で、2012年夏より、チーム中川のツイッターに質問を送り続けていましたが、なぜ1年近くもツイッターを休止しているのですか?

のフォロワーは17万以上もいらっしゃり、近著でもツイッターをやっている事を宣伝しているのを考えれば、断りなしに休止してしまうのはおかしくないですか?

 



また、チーム中川でフォローしているのはたった3人で、うち一人がエートス文書執筆者でもある@buveryであることに気付きました。
まずは大前提の質問ですが、東大病院放射線科は、避難できない人を利用して、国の補償額を少なくし、人体実験データ集めまでしていると悪評の高い「福島エートス」と何らかの関係があるのですか?

 
 Your twitter account @team_nakagawa has more than 170,000 followers and you are following only three people.  One of them is @buvery who is a member of Fukushima ETHOS, a notorious program keeping the government compensation money as low as possible and even using the residents for low level internal radiation effect research on human body including pregnant women and children by taking the advantage of Fukushima people who do not want to leave their hometown. 
So, is Tokyo University Department of Radiology Medicine tied with ETHOS program?

別件で、最近のネット情報で、以下が出回ってました。(私自身、名前を明かすことはできませんが、あるジャーナリストの方に直接確かめました。)


The following story was confirmed by my acquainted journalist.

中川恵一先生は、番組で「大丈夫、大丈夫」と言っていたのに、放送が終わって、「いやぁ、どうですか?」と聞いたら、 真っ青な顔で、「ダメダメダメダメ!」と言って帰っていったそうです。 現場スタッフは、それを見ている。

At one TV program, Dr. Nagawa said, "Nothing to worry about this level of radiation."  But when one staff member asked him in the back stage, "How is the situation indeed?" then Dr. Nakagawa became pale and answered, "No, no, no, no way..." and hastely went home...several studio staff members were watching him.

TVで言うことと舞台裏で行っていることと反対ですが、これはいったいどういうことですか?

Can you explain why you were saying totally different things on TV and back stage, Dr. Nakagawa?



上記の回答もすべていただきたいですが、ここからが今回の本題です。
漫画『ラブキュリ』大和田秀樹著、解説監修:中川恵一 について

Here is a cartoon comic book on radiation, titled "Love Curie" by Hideki Owada and supervised and commented by Dr. Nakagawa



1.漫画の中に、ECRRのクリスバズビー氏としか思えない人物が、「サプリメントを売って金儲けしている」という逸話が入っています。この件は、中川氏の著書、「被ばくと発がんの真実」の中にも出てきていました。そこで、私も本人に確認の問合わせをし、2012年8月20日、クリスバズビー氏本人から以下のメールを頂きました。
In the comic book, there is a story of a gentleman who looks exactly like Dr. Chris Busby from ECRR selling supplement pills making money.  This story was also depicted in Dr. Nakagawa's book, "Truth about Radiation Exposure and Carcinogenesis." So I sent an e-mail to Dr. Busby and received the following mail.

August 20, 2012

"I am not selling any pills in Japan expensive or cheap and never have.
私は安くても高くても、いかなる錠剤も日本で売っていないし、売ったこともありません。
 
Sincerely Chris
クリスより
ところが、漫画では・・・However, in the comic book...


あろうことか、この漫画の中でバズビー氏は、日本の子供たちのためといいながら、実は「バカ日本人を相手にボロ儲けで笑いが止まらない」と言っているのです。
Amazingly, Dr. Busby-like-gentleman said, "I cannot stop laughing making such easy money from stupid Japanese."

事実でないのに、このような、漫画で瓜二つの登場人物のこのようなひどい逸話が入っているのは、バズビー氏に対する名誉棄損ではないですか
Isn't this applicable to a charge of defamation of character?

2.同漫画において、主人公の少女が、バズビー氏の急所を突いて降参させるという非常に猥雑な図柄が出てきます。これもバズビー氏に対する名誉棄損に当たりませんか?
In the same cartoon book, the follwoing indecent and vulgar picture appears in which the main character (a girl of justice on the front page of the book) made Dr. Busby-like-gentleman surrender by poking a private spot.  Once again, isn't this applicable to a charge of defarmation of character?



3.韓国で甲状腺がんが増加しているのは、がんの検診する人の数が増えているからだと断定していますが、韓国はウクライナからの小麦の輸入大国です。セシウムは甲状腺にも蓄積される事をバンダジェフスキー博士が解剖によりつきとめていますが、この影響はないでしょうか?

4.同じく、甲状腺がんが、交通事故死した60代のアメリカ人男性の全員に見つかるという話ですが、驚くべき話ですね。出典を教えて下さいますか。60代ということは、ネバダの大気圏内核実験中に生まれたり幼少期を過ごした年代です。米国エネルギー省は、90年代初めに、ヨウ素131だけからでも、ネバダの核実験により最大で21万2000人の米国人が甲状腺がんになったと報告しています。核実験の影響がある可能性があると思いませんか?

5. また、甲状腺がんは見つかってもたいしたことない、多くの人がなるのでほっておいてよいような言い方ですが、転移を考えれば、なるべく早期に発見し、発見されればすぐに手術をするのが当然だと思いますが、そうではないのですか?

6.福島県で子供の甲状腺がんが3人、疑いありが7人出ました。東大医科学研究所の上昌広教授も、「因果関係は否定できない」と言及していますが、中川先生はどう思われますか?

7.前回も先生の著書『被ばくと発がんの真実』で聞いたのですが、今回も書いている「飛行機事故を怖がると、かえって”事故で死亡するリスクが高まることがある”とはどういうことですか?」

8.2012年11月に放射線医学総合研究所で聞いたのですが、原子炉由来の放射性核種は全部で3000核種(うち半減期1時間以内は2400核種)あるそうです。ちなみにこの答えは、私が質問するまで誰も数えたことがなかったそうです。特に初期被曝においては、大変な数の核種の相乗効果が危惧されますが、先生は、その点はお考えになった事はありますか?先生がセシウムやヨウ素に焦点を当てて、安心安全論を言える根拠は何ですか?

9.海の汚染は0.023Bq/lに過ぎないから安全と言われていますが、海の中のホットスポットを無視されている事、そして何より先生が海産物における生態濃縮に全く触れない理由は何ですか?

10.先日岩手の大学生で、海産物をたくさん食べていた方の髪の毛からストロンチウムが通常レベルよりも高く検出されたと聞きました。先生が当初から魚は安全と言っていた根拠は何ですか、またストロンチウム90についての発言をほとんどしてこなかった理由は何ですか?




前述したように、中川恵一著『被曝と発がんの真実』についても2012年の夏、チーム中川のツイッターに、質問の数だけ、すなわち117回もメンションを直接お送りいたしまし、ブログでもまとめてくださった方がたが複数、拡散してくれましたが、まだひとつもご回答いただけていない事を残念に思っております。

全く知らないとは言わせません。

と言いますのも、先生の最新著『低線量被ばく KEY BOOK』(2012年11月)の33ページには、私が避難母子とともに行ったの沖縄での活動を揶揄している部分があるからです。



(産経新聞でも私ひとり実名掲載され、中川先生と同じ論調で叩かれました)

青森の雪を那覇の児童館に持ってくるイベントに反対した件について説明します。

沖縄の市町村では、福島の雪を持ってくるイベントがそれ以前に開催されており、子供たちが遊びながら雪を食べているのをNHKで見て、私はびっくり仰天していました。

那覇には青森から雪が運ばれてくる事になり、私はお母さん方に頼まれて、那覇市との話し合いの会合に出席しました。

那覇市職員からもらった青森県環境放射線データを見たら、六ケ所再処理工場と東通原発からも放射能漏れがあったことを気付きました。

「計測されていない、ベータ線核種で骨に入ると排出されない、ストロンチウム90や水の放射性物質である、トリチウム汚染が雪の中にホットスポットで混在していたら困ります。放射性物質は雪が解けてもこの場所に残りますよ。雪を口に入れて遊ぶ子供もいます。危険かどうかわからないものをわざわざ持ってくるのですか?」と言ったら、職員の方々はぐうの音も出ていませんでしたよ。

そもそも沖縄には、体調を崩して引っ越されてきた母子もたくさんいます。今現在、甲状腺がんや、肺がんまで発症している人もいらっしゃいます。

医師であるならば、根拠のない決めつけで、放射能を心配している人々が悪いような書き方をしないでください。

そのような非科学的な決めつけは、人々に偽りの安心をさせ、健康被害を助長するという実害をもたらしますし、精神的にも、ただでさえ体調を崩している母子を追い詰める行為だと思います。

実際この雪の件で、ネット上などで心ない批難をされたお母様でその後さらに体調を壊された人がいます。

『低線量被ばく KEY BOOK』も、政府の政策に追従する放射能関連の学者の方々が総出で、おかしな放射能安全論を書いていますが、時間のあるときに、質問事項をまとめさせていただきますのでよろしくお願いいたします。

以下は『被曝と発がんの真実』についての質問です。ご回答いただきたいです。

http://koukaishitsumon.blogspot.jp/2012_06_01_archive.html

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