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神奈川 被災地の漁網処理受け入れへ
4月8日 20時17分

神奈川 被災地の漁網処理受け入れへ
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震災で出たがれきのうち処理のメドがたっていない岩手県の漁網について神奈川県箱根町は、町の最終処分場に埋め立てる方針を明らかにし、来週末、地元の住民に説明して理解を求めることになりました。

これは神奈川県箱根町の山口昇士町長が、8日、記者会見して明らかにしました。
この中で山口町長は「被災地からも箱根に観光で訪れてもらっている。少しでも復興の助けになりたい」と述べ、岩手県洋野町から100トンの漁網を受け入れて焼却せずに町の最終処分場に埋め立てたいという意向を明らかにしました。
箱根町では受け入れる条件を、放射性物質が1キログラム当たり100ベクレル以下のものに限るとし、今月20日に最終処分場近くの住民を対象に説明会を開く予定です。
住民の理解が得られれば、今年度中にも漁網の受け入れを始めたいとしています。
環境省によりますと岩手県内の自治体が県外での処理を希望しているがれきの漁網は2万トン余りに上り、およそ半分はまだ受け入れ先が決まっていないということです。
関東地方では神奈川県が、去年、合わせて2000トンを受け入れる案を示しましたが、横須賀市の県の最終処分場の周辺に住む住民の反対意見が多く計画は実現していません。

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