益田署は１２日、４月上旬に益田市内の７０代女性が振り込め詐欺の被害に遭って計４５００万円をだまし取られた、と発表した。

　同署によると、女性宅に息子をかたる男から電話があり、女性は男の指示に従って３回に分けて計４５００万円をゆうパックで送金した。男は「投資の失敗を穴埋めするのに必要」などと説明したという。

　同署は送金や振り込みを求める電話があれば、電話を切って警察に通報する▽家族が使用する携帯電話や自宅電話にかけ直させて確認する▽家族に相談する−−といった被害防止策を呼び掛けている。【江田将宏】