詐欺:生活保護費660万円、同居の男女を容疑で逮捕−−立川署 /東京
毎日新聞 2013年04月13日 地方版
無収入と偽り生活保護費を不正受給したとして、立川署は11日、立川市上砂町5、配送業、茂木光男(54)と、同居する無職、加藤道代(47)の両容疑者を詐欺容疑で逮捕した。同署によると、ともに容疑を認めているという。
逮捕容疑は、06年6月〜08年6月、立川市から計660万円の生活保護費をだまし取ったとしている。立川署によると、加藤容疑者はパート従業員として約20万円の月収があったが、市には「無職で無収入」と偽って申請していた。2人は「生活が苦しかった。生活費と借金返済に充てた」と話しているという。市が不正受給に気づき、08年に支給を停止し、09年に同署に刑事告訴していた。【林奈緒美】
〔都内版〕