美羽のにゃんにゃん物語

イケメン王宮×王子様のプロポーズSeason2
次世代を担う異種混合プリンセスブログ……かもしれない(・∀・)


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アラン「今日は一日、奉仕してろよ……」


間近に迫るアランの顔に慌てながら、私は口を開く。


「でも、もう……」


(メイドの時間は、終わったはずなのに)


言いかけると、アランが視線を私の身体のほうへと移した。


アラン「お前だって、着替えてねえだろ」


「それは……」


言葉を詰まらせると、アランがぐっと顔を寄せる。

吐息が吹きかかる距離に、私は思わず息を呑んだ。


アラン「じゃあ今度は、俺が執事やってやろうか?」


「え……」


(執事って、まさか……)


わずかに離れた顔をまじまじと見つめると、アランが短くため息をつく。


アラン「どうせ明日はホワイトデーだしな///」


ご奉仕してくれるのね(*ノωノ)←


それだけを言うと、アランがベッドから立ち上がる。

そしてベッドからはみ出した私の足に視線を落とし、

そのまま膝を折り、私の靴に手をかけた。


「……っ…」


ゆっくりと足から靴を脱がせる仕草に、私は慌ててアランの腕を掴む。


「や……アラン…っ」


アラン「大人しくしとけよ」


はい!(●´ω`●)ゞ


アランの指先が、もう片方の足にもかかった…。

アランが私の足から、靴を脱がしていく。


「ア、アラン……待って」


アラン「何でだよ」


靴を床に落としたアランが、ベッドに手をついた。

静かな部屋にベッドが軋む音が響き、私の鼓動が跳ねる。

アランの指先が、私の手首に触れた。


アラン「お前が悪いんだろ」


「……っ」


アランの指先が、手首から腕を撫で上げていく。

その仕草に、私の背中が粟立った。


「悪いって……」


アラン「男ばっかの場所で、そんな格好で動き回りやがって」


「え……」


(もしかして、それって……)


It's、やきもち(σ・∀・)σ


次の瞬間、アランの手が柔らかな私の二の腕をぎゅっと握る。

顔を寄せると、かみつくようなキスをした。


「ん……」


繰り返されるキスに目まいを覚え、唇が離れた瞬間に大きく息を吸いこむ。

するとその隙間に、アランの熱い舌が差し込まれた。


「……ん…っ」


アランの手が私の腰を強く引き寄せ、さらにキスを深くする。

キスの甘い音がベッドの軋みと重なり、私はその響きに腰を疼かせた。

やがて唇が離れると、大きく息をつくアランを見上げて言う。


「でも、アランだって……」


掠れた声で言うと、アランが私の目を覗きこむ。


アラン「なに」


「あの時……」


私の脳裏には、メイドの女の子を抱き上げたアランの姿が蘇っていた。


(私もあの時、やきもちを妬いてしまった……)

(でもそんなことを話したら、がっかりされるかな)


言葉の続きを口に出来ずにいると、アランが私の頬に手を添える。


アラン「なんだよ」


「……ううん、やっぱり何でもない」


視線を逸らし首を横に振ると、アランが私の顎を上向かせた。


「……っ」


アラン「まだわかってねえの?」

アラン「お前はすぐに顔に出るから、隠し事は出来ねえんだよ」


アランと目が合うと、そらせなくなってしまう。


(アランの言う通りだ。そんな目で見られたら……)

(何も、隠せなくなる)


かあっと頬が赤く染まるのを感じながらも、私は口を開いた。


「……私以外の子に触れるアランを見ると、何だか不安になるの」

「あの……もちろん、仕方がないことなんだけど」


アラン「…………///」


するとアランが、頬の上で指先を滑らせる。


(あ……)


その仕草にまつ毛を伏せると、アランがどこかからかうように尋ねた。


アラン「どんな風に、触れるって?」


鼓動が絶え間なく跳ね、吐く吐息が次第に熱を帯びていく。

私はアランの手に指を重ね、そっと視線を上げた。


「……こういう風には、触れないでほしい」


(これは私の、わがままなのかもしれないけど……)


アラン「……へえ」


笑顔でへえって言われるのが好きです(〃∇〃)←どM


ふっと目を細めたアランが顔を寄せ、軽くついばむキスをする。

そして吐息がかかりそうな距離のまま、低い声で尋ねる。


アラン「他は?」


「アラン、もうわか……っ…」


アランが再び唇を重ね、甘くかむようなキスをした。


(わかっていて、からかってるんだよね……)


「…ん……」


繰り返されるキスの合間に大きく息を吸いこむと、

アランがその隙間に熱い舌を差し込んでくる。


(こんな風に触れられると、言葉にしたくなってしまう)


調教されてますなーww


「……んっ…」


アランに舌を絡めとられ、私はぎこちなく応えていった。


(私だけに、触れてほしいって……)


キスを繰り返すアランの指先が、

腰元のリボンをほどき、メイド服を脱がしていく。


「……ん…」


アランの唇が首筋に落ち、次第に胸元に落ちていった。

その手は確実に、私の素肌を露わにしていく。


(アランって、すごく器用だな。だけど……)


アランの背中に手を回し熱い吐息をつきながら、私は呟いた。


「……アランが、執事じゃなくて良かった…」


アラン「なんでだよ///」


アランが胸元から顔を上げ、私の顔をじっと覗き込む。


「だって……」


(毎日こんなにドキドキするなんて、考えられないから……)


恥ずかしさに、首筋から鎖骨あたりまでもが赤く染まっていた。


アラン「…………///」


私の様子に気づいたのか、アランがふっと笑う。

その手がゆっくりと、胸元をたどり落ちていった。


アラン「俺だってごめんだな///」


「え……っ…」


露わになる素肌に音をたてて口づけを落とし、アランが呟く。


アラン「着替えさせるだけなんて、俺には無理だろ///」


ソレって…( ̄▽+ ̄*)ニヤリw


「ぁ……っ…」


アランの指先が柔らかな部分に触れ、かくように滑っていった。

その仕草に跳ねる身体を抑えるように、私はアランの首にしがみつく。


「アラン…っ……」


甘い夜に声をこぼしながら、私はゆっくりと、目を閉じていった…。




Premiere End




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