美羽のにゃんにゃん物語

イケメン王宮×王子様のプロポーズSeason2
次世代を担う異種混合プリンセスブログ……かもしれない(・∀・)


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引き寄せ合うように唇を重ねると、

ルイが私の唇を舐めながら、ゆっくりとこじあけていく。


「ん…っ……」


舌先をつつくようなルイの仕草に声をこぼすと、

ルイの手が私の身体を強く引き寄せた。


「……っ…」


舌を絡め取られ、私は力をなくしてルイの身体にすがりつく。

そしてルイの手が、私の腰元へと落ちた時…―。


ルイ「…………」


何かに気づいたのか、ルイがゆっくりと顔を上げた。


(え……?)


そして私の腰元のポケットを探ると、小さなカギを取り出す。


ルイ「忘れてた。ちょっと待ってて……」


立ち上がったルイが、部屋の棚の上に置かれた小さな箱を手に取った。

そして私を見おろすと、何も言わないまま手招きをする。


(もしかして、その箱が……?)


私も立ち上がりその目の前に立つと、ルイがカギを使い小箱を開けた。


ルイ「開いてみて」


ルイの言葉を頷き、私は小箱のふたをそっと開ける。

するとどこからか、小さく美しい旋律が響いてきた。


「オルゴール……?」


心臓を高鳴らせたまま尋ねると、ルイが口元に笑みを浮かべる。

その笑みを見上げながら、私は思い出していった。


(確か、この曲の名前は……)


ルイ「アイリスっていう曲らしいね」


ルイはそう言うと、オルゴールへと視線を落とした。


(アイリス……花の名前だよね)


「綺麗な曲……」


思わず呟くと、ルイが私の耳元に顔を寄せた。

その細く柔らかな髪が頬を掠め、私は微かに目を見開く。


ルイ「アイリスの花の意味、知ってる?///」


「……ううん」


(アイリスの花ことばのことだよね……)


ルイの声と吐息が耳をくすぐり、私は声を震わせた。

オルゴールはまだ、音楽を奏で続けている。

やがて吐息をつくように笑ったルイが、告げた。


ルイ「……だよ///」


「……っ」


ささやくルイの唇が、私の耳たぶをかむ。

その唇はキスを繰り返しながら、次第に首筋へと降りていった。


「あ……ルイ…」


その胸に手を突きながら、私はぎゅっと目を閉じる。

そして先程のルイの言葉を、思い出した。


(『あなたに、恋してる』……)


きゅーーーーん♡♡♡


首に触れるルイの唇と吐息と、それから言葉の意味に、

私の背中に甘い痺れが走る。


ルイ「……○○///」


名前を呼び、ルイがオルゴールの蓋を開いたまま棚に置いた。


(この音がずっと、鳴りやまなければいいのに……)


顔を傾け寄せられるルイの姿に、キスの予感を感じ、

私はそっとまつ毛を伏せた…。


唇を強く重ねると、ルイがキスを繰り返していった。


「ん……っ…」


何度もかまれた下唇が痺れ、私はわずかに唇を開く。

するとその隙間に、ルイの熱い吐息が吹きこまれてきた。


「……っ」


驚きにまぶたを開くと、ルイの舌が私の口内に入り込んでくる。

舌が絡まり合う音が、オルゴールの旋律の合間に響いていった。


それ、すっごくえりょい…(//・_・//)


ルイ「…………///」


やがて唇を離すと、ルイが私の腰に手を添えて呟く。


ルイ「この服、着替えてなかったんだ」


「あ……」


その言葉で、私はメイド服を着たままでいることに気がついた。

顔を赤らめた私を見おろし、ルイが軽く首を傾げる。


ルイ「……○○がメイドより、俺が執事のほうがいいよ」


(ルイが、執事……?)


その姿をぼんやりと想像した後で、私は尋ねた。


「どうして……?」


するとルイが私の身体を抱き上げ、柔らかく微笑む。


ルイ「……目が離せないから」


「……っ」


そして私の身体をベッドに降ろした後、

ルイの指先が私のブラウスのボタンへとかけられた…。


ルイの細く綺麗な指先が、一つ一つ丁寧にボタンを外していく。


(ルイが私の執事だったら……)


火が出そうなほどに火照った頬をわずかに上げ、私はルイを見た。

その長いまつ毛とサラサラの髪に、鼓動が鳴る。


「……っ」


ルイの指が最後のボタンを外し終えると、私は思わず身体ごとそらした。


ルイ「……こっち見て」


ルイの低い声が、私を呼んでいる。

その甘い誘いに抗えるはずもなく、私は肩を揺らした。


(……身が、もたないかも)


ルイ「…………」


ルイが私の鎖骨あたりから肩を撫で、服を落としていく。

露わになった肩口に唇をつけると、小さな音をたてた。


「……んっ」


腰元に痛むような疼きが走り、私はまつ毛を伏せる。

その瞬間、オルゴールの音が鳴りやんだ……。


ルイ「○○……///」


名前を呼ばれ小さく振り返ると、ルイが頬に手のひらを這わせる。


「…………」


(ルイの声は、私にとってのカギなのかもしれない……)


顔を寄せ、ルイがそっとささやいた。


ルイ「開いてみて……」


ルイの声が私の心を開くのを感じ、私はそっと唇を開いた…。

ルイの深いキスに私の息は乱れ、身体は火照っていく。


「ん……っ…」


その間にもルイの指先が、なぞるように私の素肌を降りていった。

強い刺激が身体を走り、私はびくりと身体を跳ねさせる。


「あ……っ…」


オルゴールが鳴りやんだ静寂な部屋に、私がこぼす甘い声が響いていた。


ルイ「……オルゴールみたいだね」


くすっとからかうように笑みを浮かべ、ルイが呟く。


「そんな、こと……」


腕を上げ顔を隠しながら言うと、ルイが私の手首を取った。

そして優しい力で、その腕をベッドに留める。


ルイ「好きだよ///」


(え……)


にっこりと笑みを浮かべたルイが、告げた。


ルイ「その声……もっと聞きたくなる///」


「……っ」


ルイの手が身体の曲線をたどり、肌が敏感になっていくのがわかる。


「ん……っ…」


ベッドにとめられた指先に、ルイの指が絡んでいった。

その手をぎゅっと握りながら、私は涙の浮かんだ目でルイを見上げる。


「……ぁ」


ルイの手が、確かめるように身体中に触れていった。


(オルゴールのように、綺麗な音色を奏でられはしないけれど……)


触れ合う熱を感じ、私は目まいを感じながらも、口を開く。


「ルイ……」


私は精一杯の声で名前を呼び、ルイのキスに応えていった…。




Premiere End




プレミアはふざけたツッコミが出来ないww

でも甘くて好きだー♡

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