美羽のにゃんにゃん物語

イケメン王宮×王子様のプロポーズSeason2
次世代を担う異種混合プリンセスブログ……かもしれない(・∀・)


テーマ:

えー…ゴホン。


結局規制は私のツッコミが原因だったみたいですね。


ジル…R指定とか呼ばれるようになってゴメンww


また規制になっちゃうとアレなので、今回も沈黙を貫きます!(・×・´)




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お城に戻り、残った執務を終えた後…―

私はひとり、お湯に浸かりながら先ほどの馬車でのことを思い出していた。


(さっきの……)



ジルの膝の上に抱き上げられ、そのままキスをされる。


「……んっ…」


ジルの舌先が唇に触れ、私は思わず身体を離す。


「ジル……ここで、これ以上は…」


ジルは少し意地悪く微笑むと、今度は少し強引に唇を寄せる。


ジル「…駄目です」


再び唇が重ねられ、濡れた音をたてる。

深く、探られるようなキスに、頭の芯からくらくらとする。


(こんなの……)


ようやく唇が離れると、ジルが耳元で甘く囁いた。


ジル「…あんなことを言った、貴女が悪いのですよ///」


(それって……)



―「だったら、何があってもジルが私のことを守ってください」―

―「それなら、私はジルの隣にいることが出来ます」―



「あれは……」


(ジルが、勝手なことを言うから…)


ジル「貴女は本当に独占欲を刺激するのがお上手ですね」


言いながら、ジルの指先がドレスのフロントへと伸びる。


(まさか……)


「ジル…っ……」


言い終えないうちに、ジルの手でドレスの紐が解かれ、

乱れた胸元に、冷たい外気が触れる。


ジル「…せめてこれくらいのことはさせてください」


(それって……)


ジルの唇が胸元に近づき、甘い痛みがはしる。


ジル「……ここで、これ以上のことは致しませんよ」


唇を離したジルは、解いた紐を器用に戻していく。


ジル「これ以上貴女に何かしたら」

ジル「貴女の顔を見た誰かに、何かあったと気付かれてしまいそうですからね」


(もう、ジルってば……)


くすくすと意地悪く笑うジルを、睨むように見ながら、

私は真っ赤になった頬に、そっと手をあてた…。




ちゃぽん、と水音をたて、私は自分の胸元に目をやる。

そこには、先ほどジルにつけられた痕がくっきりと残っていた。


(もう……)


私はその痕を隠すように、肩先までお湯に身体を沈めた…。




ネグリジェに着替えバスルームから戻ると、部屋に誰かの人影がある。

目が合うと、どくんと鼓動が跳ねるのがわかった。


ジルが振り返りながら、こちらへと声をかける。


ジル「お戻りのようですね、プリンセス」


(あ……)


馬車での出来事を思い出し、私は無意識に胸元の痕に手を伸ばしながら、

そっと視線を伏せ、息をのんだ。


(何だか、変に緊張するな…)


すると、柔らかな何かに髪を包まれる。


「え…?」


顔をあげると、タオルを手にしたジルと目が合った。


ジル「お屋敷では、貴女に拭いて頂いたので…」


侯爵のお屋敷で、雨に濡れたジルの身体を拭ったことを思い出す。


(あの時は、私がジルのメイドさんだったんだよね…)


優しく髪を拭ってくれるジルを見つめる。


(何だか、今は…)


ジル「…貴女の執事にでもなった気分です」


(あ…)


思っていたことを口にされ、顔をあげると、

ジルにタオルごと身体を引き寄せられる。


「……ん…っ…」


そのまま唇が重なり、声が漏れる。

熱い舌が、どこか焦らすように絡められる。


(こんなキス……)


思わずジルの袖を掴んでしまうと、

唇が離れ、探るように目をのぞかれる。


ジル「…物欲しそうな顔を、していらっしゃいますね」


「だって…」


(ジルが、あんな……)


ジル「正直に言ってみてください」


ジルが耳に口づけるようにして、甘く囁く。


ジル「先ほど言った通り、貴女の執事というのも悪くはありませんね」

ジル「今夜はたっぷり、奉仕して差し上げますよ」


その言葉に、かっと身体が熱くなる。


(そんなこと……)


私が視線を伏せると、

ジルが私の身体を抱き上げ、ベッドへと運ばれる。


ジル「そう言えば……」


私をベッドへと下ろすと、ぎしりとベッドを軋ませながら、

ジルが片足をベッドへとかける。


ジル「もうすぐホワイトデーだからか、城内も騒がしいですね」

ジル「あいにく、ここにお返しのお菓子は用意出来ていませんが…」


ジルが艶っぽい目線で私を見つめる。


ジル「その代わり、と言えば…貴女もおねだりしやすくなりますか?」


ネグリジェの裾がめくられ、ジルの指先が身体の内側を撫でる。


「…っ……」


びくりと足先を震わせると、今度はジルの唇が足へと触れる。


「ちょっ……ジル…っ…」


触れるか触れないかの感覚に、身体の芯が疼く。


ジル「ほら、言ってください」

ジル「…でないと、これ以上触って差し上げられませんよ」


(私は……)


恥ずかしさに顔を背けながら、私は小さく口にする。


「もっと……ちゃんと、ジルが欲しいです」


すると、ジルが私の上に身体をすすめながら、

耳元で、甘く優しく、囁いた…。


ジル「…わかりました///」

ジル「嫌になるくらい、甘やかして差し上げますよ///」


ジルのいつもより低い声が、耳に響く。

ネグリジェが肩から落とされ、

露わになった身体の輪郭に、ジルの指先が伸びる。


「…んん…っ……」


キスで唇を塞がれながら肌に触れるジルの指先の感覚に、

自分でも恥ずかしいと思うくらい、声があがってしまう。


ジル「○○///」


唇が離れると、ジルが私の顎に指をかけながら口を開く。


ジル「…こうしたほうが、声がよく聞こえそうですね」


(え…?)


そのまま、敏感な部分に触れられ思わず声があがる。


「…あ…っ……」


ひときわ高く響いた声に、かぁっと耳まで赤くなる。


(何だか……)


「ジル…」

「いつもより、意地悪じゃないですか?」


目元に涙をにじませながら訊ねると、ジルが自分の服に手をかけながら答える。


ジル「…私を欲しいと言ったのは、貴女だと思いますが」


服を脱ぎ捨てたジルの身体が重なる。


ジル「言ったはずですよ」

ジル「嫌になるくらい、甘やかして差し上げます…と///」


私の背中を指で焦らすようにたどりながら、ジルが耳を甘噛みする。


ジル「本当に嫌になっても、止めては差し上げられそうにありませんが…」


(ジルのことを嫌になるなんて、無いけど…)


ジルの首筋に腕を伸ばす。


(こんな味を覚えてしまったら、もう戻れないかもしれない)


再び落とされたキスに、くらくらと酔いながら、

私はジルの首に手を回し、そっと目を閉じた…―。




Premiere End




あーあーあーあー


すっごーーーーく言いたいことはいっぱいあるんですけど、言えない(*v.v)。




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