2003年 7月29日(火)
岡山の桃

突然ですが、HGさんの掲示板でお世話になっているきよどんさんから、今年も桃を分けていただきました。
これはもうほとんど芸術品です。
箱を開けるなり早速何個か食べてしまいました。
ウーン、至福の時・・・

でも家に帰ったらきよどんさんからメールが来ていて「2、3日待って色が変わってから食べてください」と書いてありました。
あらまあ、もう何個か食べちゃいましたよ(笑)

一応食べる前にイクシ・デジタルで撮っておきました(笑)
ご報告まで。
2003年 7月27日(日)
銀ブラ

ある日突然、僕の母親宛てのダイレクトメールが、我家に次々と届くようになりました。
どこかで名前のリストが流出したのでしょうか。

問題は現在僕の家には、「母親は同居していないし、住民票もここにはない」ということです。
調べてみると我家のNTTの電話の名義のみが母親の名前になっている事がわかりました。
どこからデータが流失したか一目瞭然です。
ウーン、これって大問題じゃないの??


先日手に入れたばかりのイクシ・デジタルを持って銀座に出かけてきました。
重いニコンを持っていかなくて済むと思うとだいぶ気が楽です。

ナイロン製のケースに入れて腰に付けて歩いても、付けていることを忘れてしまうくらい軽いです。
それにガンベルトに銃を入れて歩いているみたいでカッコいい(笑)

天気もいいので歩行者天国でパチリ。
ついどうでもいいような写真を撮ってしまいます。
カメラで気分って変わるものなんですね。


イクシ・デジタルは画質のクオリティは十分ですね。
いやほんと、拡大してみてもかなり細かいところまで写っていて驚かされます。

これらの写真はHP用に大幅に減色したGIFファイルですが、元のデータを拡大してみると、遠くの看板の文字や建物の表面の模様までちゃんと正確に記録されています。
インターネット用にはここまでのクオリティは必要ないとも言えますね。


先日被写体を勝手に選んでピントを合わせてしまうと書きましたが、それはやっぱり僕の使い方が悪かったんです。
取説を読んだら、ちゃんとピントを中央の被写体に合わせる方法が書かれていました。

でもカスタム・モードにしないとできないんですよ。
どうもキャノンとしては、カメラが自動で被写体を判別するやり方の方を標準と考えているようですね。
一般のユーザーにはフォーカスロックはできないという判断のようです。

ま、仕方ないでしょうね。急にオバチャンに撮ってくれって頼んだら大抵ピンボケになりますものね。


撮った写真をカメラ屋さんでプリントしてみて感じたのですが、こういう小さいレンズって、一眼レフ用の大きなレンズとは違った描写をしますよね。

色が濃くてカチッとした写真になる。
その代わり何だか画像に余裕のようなものが感じられなくて、詰まったような印象を受けるんです。

これは以前コンタックスのT2を持ち歩いていた頃にも感じたことなので、小さいレンズの特色ではないかと思うのですがどうでしょう?


ところで今日銀座に行ったのは、奥さんが銀座の風月堂のサバランを食べてみたいと言い出したからです。
フルーツをいっぱいトッピングした豪華なもので、最近BSで放送されたらしいです。

右がそのサバランです。
カッタケさんのために大きな写真で載せておきます(爆)

ちょっと甘すぎるというのが我々の評価でした。
風月堂あたりだと古くからの固定のお客さんがいっぱいいるでしょうから、今風の薄い味付けではなくて、頑固に昔の味を守っているのではないでしょうか。
実際味はしっかりしていますし、他の食べ物もおいしかったです。

カメラが小さいと、こういうものを撮るときに大袈裟にならなくていいですね。


路上ではTV局が盛んに通行人をつかまえてはインタビューしていました。
銀座はいつ行ってもやっていますけどね・・・


僕は山野楽器でCDをたくさん買いました。
今それを端から聞いているところです。
今日中には聞ききれない程いっぱい買っちゃいました(笑)


ところで山野楽器でおもしろいシーンに出くわしました。

全身真っ黄色の黄レンジャーみたいなコスチュームを着た人がCDを買いに来たんです。
変な格好をした危ない人ではなくて、本当の○○マンの格好なんです。
何かのショーをしに来たのにCDを忘れてあわてて買いに来たようです。

店員さんが吹き出しそうになりながらCDの棚に案内していました。
他のお客さんも驚いてジロジロ見ています。
その○○マンは手に千円札を握り締めていて、店員さんに「ああ、これですか」なんて真面目に答えているので、もう見ていておかしくておかしくて・・・
暑いから顔の部分くらい脱げばいいのにと思ったのですが、人前で脱いじゃいけないのでしょうね。

何を買うのかと思って見ていたら、棚にはその人の写真が表紙になったCDが!
「カレーマン」というのだそうです。有名なんですかね?
そういえば胸に野菜の絵が書かれていました。

本当は写真を撮りたくて仕方がなかったんですが、店内撮影禁止になっているので、怒られそうで撮ることができませんでした。
申し訳ありません。修行が足りないですね。

2003年 7月20日(日)
デジカメ・テスト
(おまけに特別企画つきです)

新しいキャノンのデジカメを持って栃木県に遊びに行ってきました。
今回は奥さんに運転してもらったので、いつものエミールではなくてピエールで出掛けました。
いろいろな意味で何となく怖かったです(笑)


あっ、上のピエールの写真はニコンのD100で撮りました。
両方持っていくとどうしてもD100の方を使ってしまいますね。


知り合いの畑にブルーベリーを摘みに行ったので、まずは手始めにブルーベリーをパチリ。
カメラはキャノンの「イクシデジタル400」という機種で、今一番売れているデジカメのひとつらしいです。

普段持ち歩くカメラとして考えると、色の再現性は文句ないですね。(左の写真がそれです)

たとえばD100だと、後でphotoshopなんかで修正することが前提で露出アンダー気味に撮れるんですが(白く飛んでしまった場所は色の再現が二度と不可能だから)、イクシデジタルはそのまま無加工でプリントする人が対象なので、最初から程々のところでまとめてきます。
そのまとめ方がなかなかうまいです。少し派手気味になって。(地味に撮れるモードもあるようです)


レンズが自由に選べて価格も何倍も違う「デジタル一眼レフ」と普通の「デジカメ」を比較するのもおかしな話なのですが、発色はむしろニコンのレンズよりキャノンの方が良かったりします。
色収差も良好で、周辺部でも色のズレはほとんど感じません。
ピントもうまく合えば申し分ないです。

ただうまくピントをうまく合わせるのが大変で、カメラが勝手に被写体を選んで合わせてしまうので、少々困ります。
家に帰ってパソコンで拡大してみて、初めてピントがずれているのに気が付いた、なんて事がありました。

これって使い方が悪いだけなのでしょうか?
すいません。マニュアルまだよく読んでいません。
あんな分厚い物読んでいられないですよ(笑)

接写は限度があるみたいですね。
下の写真は左がキャノン・イクシデジタル400、右がニコンD100+AF60mmマクロで撮ったものです。あれっ、並べて見ると縦横比が違いますね!

キャノンは接写モードで撮ったのですが、このくらいが近寄れる限界みたいです。
背景もうまくぼけてくれないのですが、これはレンズのf値の限界でしょうか?
もしかしたら僕の使い方が悪いのかも。絞り優先モードがあるのかもしれません。

こうやって見ると何だかニコンの方がピンがきていないような気がしますが・・・多分気のせいでしょう(笑)被写界深度を浅く取ったからでしょうね。拡大するとちゃんとピント合っていますよ。

でもキャノンのカメラもけっして負けていないのがわかるでしょう?

 

テストになっていなくて申し訳ありませんが、イクシデジタル400は、普段持ち歩く分には申し分のないカメラだと思います。
何といっても小さいので、リュックに入れても腰に付けても苦になりません。
それでこれだけの画質が得られるのですから、文句を言われる筋合いはありません。

僕は主にHP用と記録用に使う予定ですが、400万画素もあるので、大きく引き伸ばしても画質的に十分耐えられると思います。

これは銀塩カメラでの「バカチョン」と「一眼レフ」との違いとまったく同じですね。レンズ交換が出来ない分撮影に制約がついて、多少「撮れない写真」が出てくる程度です。

これはニコンD100です>

ところで僕は前から思っていたのですが、「デジタル一眼レフ」とこういった普通の「デジカメ」の一番の違いは、「画質」ではなくて、シャッターを押した時の「感触」ではないでしょうか?
いわゆる「デジカメ」は、ご存知のように液晶画面を見ながらシャッターを押すのですが、いつシャッターが切れるのかがつかめず、いつの間にか撮影が完了してしまい、なんとも未消化で割り切れない気分が残ります。

これは「デジカメ」という機械の印象を著しく損ねていると思います。
デジタル一眼レフの使用感はそんなに悪くないんですよ。
シャッターを押すとバシャッというミラーが動く手ごたえがあって、銀塩時代に使っていた一眼レフカメラから移行しても何の違和感もありません。

<これもD100です。

それに画質もかなりいけるんです。
下の写真は葉っぱの上にたたずむアマガエルを何気なく撮ったものです。
その「目」の部分を拡大したのが右の写真なのですが、これだけ解像度があれば十分でしょう。
むしろ銀塩よりいいんじゃないですか?
よく見るとカエル君の目の中に、カメラを構える僕の影まで写っているんですから!

これはD100で撮ったんですが、何種類か画像の記録モードがあるうちの一番画質の悪いモードで撮ったものです。

 



ところで・・・
義兄がミヤマクワガタを捕って持ってきてくれました。
僕はミヤマクワガタが大好きで、いままで僕の住んだことのある地域にはミヤマクワガタが生息していなかったので、ミヤマはまさに「憧れのクワガタ」でした(笑)

でもこの辺りにはまだまだいるみたいですね。義兄は生息している場所をちゃんと心得ているようで、すぐに何匹か捕ってきました。さすがです。

で、D100で撮影しようとしたのですが、このミヤマクワガタ、これだけ堂々としたデザインのくせにバタバタとせわしなく動き回り、とにかく停止するということを知りません(汗)
思わず「少し落ち着け!」と叫びたくなります(笑)
写真を撮るのにえらく難儀しました。

いやー、それにしてもD100のシャッターレスポンスが悪いのを、嫌と言うほど思い知らされました。
ここがプロ用のD1系のボディとの差ですね。
ミヤマクワガタでその差が露見しました(笑)

 



さて、次はいよいよ今回の「特別企画」です。
ジャーン!!




特別企画
嗚呼!那須戦争博物館!!


BBSで話題になっていた那須の戦争博物館に行ってきました。
数ある那須のミュージアムの中で、唯一行く価値のある博物館であると(ごく一部の人に)言われている有名なカルト博物館です。


ここは一見ガラクタを集めたただのバラックのように見えますが、実際には総展示物15000点を誇る(自称)日本唯一の戦争博物館なのだそうです。
多くの人がその存在を知っているにもかかわらず、実際に入館したことはないという「謎の博物館」なわけです。
まあ、入る勇気がないと言うか、恥ずかしくて入れないというか・・・

そこを勇気をふりしぼって皆さんの代わりに僕が行ってきたわけです。
連休で渋滞する那須街道を登っていき、嫌がる奥さんを強引に引き連れて(笑)
実際には僕がここに入ったのは今回で数回目なんですが(笑)

でも行ってみて驚いたのは、若いアベックのお客がけっこう来ていた事です。
小林よしのり氏のマンガで取り上げられてから若い人の見学者が大幅に増えたようです。
僕は彼らがどういう会話を交わしながら展示物を見るのか、そっちの方がおもしろかったです(笑)

それでは写真中心でいきましょう。

これが戦争博物館の入り口です。那須高原のお子様向けの各施設の中にあってひときわ異彩を放っております。入場料は1000円。
入り口にはいきなり右のような塔が・・
「今日の日本の平和は三百万余の戦争の犠牲者の上に築かれた事を忘れてはならない」
と書かれています。
これはもっともだと思います。
入館料を払ってゲートをくぐると、いきなり戦車がお出迎えです。自慢の陸軍92式戦車だそうです。ブリキの棺桶というやつでしょうか?
右手には複座航空機のコクピットが・・
これは戦後の自衛隊の練習機のスクラップですね。
B−29のエンジンが展示されています。
坂の途中に展示してあるので、写真が傾いていてごめんなさい。
これから排気タービンを取り外して日本の戦闘機に付けたかったです。
この隣には千葉上空でB−29に体当たりした「呑龍」のひん曲がったエンジンも展示されています。
空から落ちてきたのでしょうか?
デーンと陸軍の練習機が展示されていますが、これ本物でしょうか??
すごく「張りぼて」っぽく見えたんですけど・・
でもコクピットにはこの通り立派な計器が付いています。これに乗れと言われてもご免こうむりたいですね(笑)
建物に入るとこんな感じです。
一見きれいな建物のように見えますが、実際にはそういう感じのところではないです(笑)
僕がつい美しく撮ってしまったんですね(笑)
まずは皇室関係の展示物のコーナーがあります。
これは勲章と軍刀ですか?
そう言えば那須には御用邸があるので、ここにこういう博物館があっても、まったくいわれがないわけではありませんね。
その点他の博物館よりましかも。
皇室のカレンダーなんかも売っていました(汗)
これが!
話題の大和田雅子様の小学生の時の作文であります・・・・・(汗)
雪合戦をして堀田君という男子生徒に大きな雪玉をぶつけたことが書かれています。

こんな昔の作文を額入りで展示されてしまうなんて、皇室の方は大変ですね。
堀田君は今頃どうしているのでしょうか?
この上の銃が「38式騎兵銃」ですね。
当初「歩兵銃」と表示されていたのが、昔僕の父親が訪館したときに、館長さんに向かって「これは歩兵銃ではなくて騎兵銃だ」と間違えを指摘したという、個人的にいわく付きの展示物です・・・(悲)
すいません。館長さん辟易していたそうです。

下の44式はモデルガンにも見えますが・・・
館内には当然のように軍服を着たマネキンが・・・
このマネキン、目の下に隈があるんですが、一体誰がモデルなのでしょうか?何だか「融通の利かないコチコチの軍人」といった顔つきです(笑)
そういえば館長の栗林氏は「コスプレじーさん」として有名ですね。
戦時中配られたビラ、ポスター、日章旗、軍人手帳・・・とにかくコレクションをすべて一堂に会した、という感じです。
この軍刀と日章旗の前に来たところで、ウチの奥さんは突然寒気に襲われて震え上がりました。腕に鳥肌が立っています。
霊がウヨウヨいそうですね(汗)
何か写っていますか?

この前でアベックがいちゃいちゃしていましたが、「お前ら死ぬぞ」と言いたくなりました。
これは・・・
ウーン・・・
ガバの錆びたやつ・・・に見えますが・・・

僕としてはノーコメントですね。
あっ、ペラが展示されていますね。

この写真でも館内がきれいに整備されているように見えますが、繰り返しますが決してそのような場所ではありません(笑)
四式戦のプロペラだそうです。
本物でしょうか?
試作機のものですね。

僕は中学生の時、頼み込んで宇都宮の富士重工にあった四式戦を見せてもらったことがあるんですよ。
これは零戦のプロペラです。
住友ハミルトンってやつでしょうか?
ソロモンで見付かった21型のものだそうです。
零戦は21型に限りますね。
重機関銃も何丁か展示してありました。
ニューギニアあたりから持ってきたのかな?

僕の叔父は満州でこれで食料のうさぎを撃とうとしたのですが、速くてぜんぜん当たらなかったそうです。
プラモが堂々と展示されていても何の不思議のない空間なのですが、それでもこれは・・・
敵機のプラモはこのようにバラバラで、「我優秀な零戦より破壊された米英機の残骸」などと表示されています。
零戦でP−51落としたら相当な腕のパイロットですね。
このように埃まみれの錆びた長物が所狭しと並んでいます。実戦で使われたものかと思うとちょっと薄気味悪いですね。これで何人死んでいるでしょうか?

でっかい大和の模型が・・・
これは映画で使われたものですね。「連合艦隊」のかな?
例によって艦橋が壊れていました。
横井さんのマネキンが!
横には横井氏が来館した折に自分のマネキンを複雑な表情で見ている姿の写真が飾ってあります。
意外に似ています(笑)
外にはこのような看板も立っています。
とにかく中に入って見てみてくれ!と書かれています。子供や婦人でも十分に理解できる展示物が揃っているからと。

ここでUターンしてしまう人も多いのでしょうね(笑)
たしかに一見の価値はあるかもしれません。那須の他の博物館よりおもしろかったです。

いかがでしたか?
行ってみたくなったでしょう?
ぜひ皆さんもどうぞ。
奥さんが激怒されること請け合いです(笑)

ところで現地の方の話だと、ここの館長の栗林さんは、土地のことを色々やってくれて、意外に「いい人」という評判の方なのだそうです。






さて、戦争博物館の並びに、まったく雰囲気の違う「SHOZO CAFE」というコーヒーショップがあります。
ここは以前カッタケさんが「おいしいですよ。有名だから知っていますよね」と言っていたお店です。
知りませんでした(笑)
幾人かの人に聞いてみたら皆知っていました。

で、入ってみたら、本当においしかったです。
おいしかったのでブレンドをおかわりしてしまいました。
奥さんの頼んだ「木苺入りサイダー」というのもかなりおいしかったのですが、それは写真を撮るのを忘れてしまいました。

下のスコーンとケーキのセットもおいしかったです。
ここはおすすめですね。店員さんも感じいいし。
人気スポットで混んでいますけど。

戦争博物館のお口直しにどうぞ(笑)
きっと奥さんの機嫌が直りますよ(笑)

  
2003年 7月18日(金)
デジカメ・ゲット!



突然ですが、前から欲しかったデジカメの小さいのが、ひょんなことから手に入りました。
キャノンの人気機種です。
まだ箱から出したばかり、バッテリーを充電しているところなので、性能はぜんぜんわかりません。
これから少しずつレポートしていこうと思っています。
因みに上の写真はニコンのD100で撮りました(笑)

2003年 7月17日(木)
失われた黄色いタグ

学校ではもう夏休みが始まるというのに、何でこんなに寒いの?
コーヒーを飲むときも、ついホットの方を選んでしまいます。


今日は短めに。

これは子供のとき買ってもらった「ぬいぐるみ」です。
すごく小さくて、クマの方で高さが7cmくらいしかありません。
と言ってもドイツのシュタイフ製の高級品なんです。

大切にしていたのですが、「リアリスト」であった僕は、シュタイフのトレードマークである耳に付いてる「黄色いタグ」を、邪魔だという理由で全部ちぎりとってしまったのです。

という訳で僕の大切なシュタイフはすべて価値が半減してしまいました(泣)

将来はぬいぐるみのデザイナーになりたいな・・・と思っていたのですが、母親にそう言ったら、「男のくせに情けない」と言われました。
もしそのまま初心を貫徹していれば、案外大物になれたかもしれません。
今頃はドイツに永住してシュタイフ社のデザイナーをしていたことでしょう(笑)

そういえば昔、車のリアトレイにライオンのぬいぐるみを置くの流行りましたよね。
前を走っている車に、あれを見つける度に大喜びしていました。

2003年 7月14日(月)
最近のホルスター

日曜日に「シークレット・ガーデン」のベスト・アルバムを買ってきて今聞いているのですが、なかなか良いですね。特にELANという曲が気に入りました。
管球アンプで鳴らしてみたり、フルデジタルのジェネレックで鳴らしてみたりして楽しんでいます。


しばらく日記を更新しなかったくせに、日曜日にいくつか写真を撮ってネタが出来たので、連日のように更新します(笑)
今日は「比較的最近入手したホルスター」を写真中心で紹介しましょう。


こうして見るとこれってカッコいいですねー!
フルコック状態のガバメントが入っていてまさに臨戦体勢、いつでもきやがれ!という感じです。
(僕って二重人格でしょうか?・笑)

このガバメント入りのホルスターはアンディ・アンダーソンのモダン・スタイルのホルスターです。
アンダーソンはウエスタン・スタイルのガンベルトの世界では神格化されている人物で、こういう現代的なデザインのホルスターでもエポック・メイキングな作品を発表しています。

簡単に書きましたが、実物のアンダーソンのホルスターはマニアには垂涎の的です。特にこの弾痕のあるスペードのエースのスタンプが貴重なんですね(笑)
こういう貴重な物を何気なく部屋にポロッと置いておくのが、またカッコいいんですねえ(爆)


これはローマン・レザー社のダーティハリー・ホルスターです。
今度は黒いのを手に入れました。これで3個目です。(と言っても20数年かけて3個ですが)
裏面に「PY6」って書いてあるので、多分パイソンの6インチバレル用でしょう。

ローマン社が本当に映画でハリー・キャラハン刑事が使用したショルダー・ホルスターを作ったのかどうかはずっと疑問でしたが、今回入手したこのホルスターは裏面に「ローマン・レザー オリジナル・ダーティ・ハリー」と書いてあります。
つまり数多く出回っている偽物のダーティ・ハリー・ホルスターに対して、我こそが本物であるとわざわざ謳っているわけですから、多分本当なのでしょう(笑)
デザインは映画で使われたものと多少違いますが・・・

ローマン・レザー社はすぐにつぶれてしまったので、これは一部の人にとっては幻のホルスターになっています。ま、ごく一部の人にとってですが(笑)


これは変り種でしょう?
なんと毛皮のホルスターです。ベルトにまで牛の毛皮が貼られているんです。
ちょっと薄気味悪いし趣味も悪いのですが、これはS.D.マイレス社製の(多分)特注品なので、単純に古いホルスターとして考えても価値のあるものです。
でもホルスター部分の毛皮はどうもハラコのようなので、今だったら動物愛護団体から非難を受けてもおかしくないですね。

ホルスターを毛皮で作るという発想は昔からあって、西部劇でも何度か毛皮のガンベルトを見かけたことがあります。
また現代ホルスターではサメやエイ、ヘビの革を使ったもの、アリゲーターやオーストリッチなどで作られた物が売られています。

知人のT氏はルイ・ヴィトンのLV入りのあの革でガンベルトを作ろうと考えて、その素材として大きな面積がとれるヴィトン製の旅行用トランクを何個か買ったことがあります。
趣味が悪いですよねえ(笑)
でもウエスタンっていうのはもともとケバいものなんですよ。そこが良いところなんです。
(T氏本人はコンピューターに弱いのでこれを読んでいないと確信しています・爆)

2003年 7月13日(日)
今日はのんびり

先週末はかなり忙しくて疲れてしまいました。
と言うわけで、今日は何もせずに家でのんびり過ごしています。
さっきからFMでJ−WAVEを聞きながら、パソコンで何かを検索してみたり、思い出したように目に付いた物をD100で撮ってみたり・・・

こういう無駄な一日は真空管アンプでFMを聞くに限りますね(笑)
真空管のアンプはエレキットという会社の安いアンプキットで、意外に音が良いので気に入っています。昨年末に買ってきて1日で組み立ててしまったのですが、音に艶と張りがあってなかなかいいんですよ。
チューナーはパイオニアの20年近く前に買ったやつ。すでに選局スイッチがいかれていますが、何とか使っています。そのうちFMの地上波なんて無くなってしまうでしょうから、今更新品のチューナーを買ってもなあ・・・と思ってしまいます。
スピーカーはオルトフォンの小型スピーカーで、ネットワークだけ自作で作って外付けにしています。音はまあまあ。ネットワークを替えたらかなり良くなったのですが、まあ、自己満足の世界ですね(笑)


と言うわけで、今日特に日記を更新しなければならないような出来事はありません。
何か書くことないかなあ、と思っていると、部屋にあったフェラーリF40のミニカーが目に留まったので、その写真を撮ってみました。

ご覧の通り、このミニカーはとても小さい物で全長が5cmくらいしかありません。
これはヘルパというドイツの模型メーカーの製品で、縮尺は87分の1です。
鉄道模型の規格のひとつであり、世界的にもっとも普及していると言われる「HOスケール」のミニカーです。
もともとの主役は鉄道車両の模型だったのですが、脇役である自動車の模型も独自に発達してどんどん精密化し、それがひとつの世界になってしまったのでしょうね。

材料はプラスチックなのですが、金属より薄く加工できるため、その精密感は半端な物ではありません。さすがはドイツ製です。
また加工も金属より楽で原料費も安いのでしょう、価格も手頃なので、例によって悪い癖なのですが、僕はHOスケールの自動車模型を収集しており、驚くなかれ既に数百台持っています(笑)

ヘルパの方も新しい車をどんどんラインナップに加えています。
彼ら(ヨーロッパ人)は日本車をあまり認めていないので、対象になるのはほとんどヨーロッパ車ですけどね。
ドイツ車であるポルシェ、メルセデス、BMW、VW、アウディ、オペル等はもちろん、フェラーリ、フィアット、ジャグアー、ボルボ、シトロエン等々、中には日本では見たことのない車種まで揃っています。

上の写真のF40はハイテックという可動部分が多い高価なシリーズなのですが、一般のシリーズは数百円から千数百円で買えます。
その昔出ていたBMWの750のハイテックシリーズなんて、ボンネットが前にスライドしながら開いて、目を凝らして見ると12気筒エンジンのヘッドカバーに「BMW」って刻印までしてあったんですよ!
そこまでやるかって感じです(笑)

日本の模型屋さんでも扱っていますが、仕事でドイツに行ったときなどは、まずおもちゃ屋さんや模型屋さんに出向いて、ヘルパの新作を物色してどさっと買うわけです(笑)
鉄道模型はヨーロッパでは非常にポピュラーな大人の趣味なので、あちらでは小さい町でも鉄道模型の専門店はたいていあるんです。

当然おもちゃ屋の店員さんもマニアックなので、僕が「これじゃなくて、BMWの昨年までのモデルのヘッドライトのカバーがこうなったやつ」なんて手振りを交えて説明すると、にやっと笑って「言わんとしている事はわかるよ。これだろう?」なんて奥から出してきてくれて、妙なところで気心が通じて幸せな気分になったりするわけです(笑)

ヘルパ以外にも同じスケールの模型を出している会社はありますが、今のところ出来はヘルパが一番いいような気がします。
ヘルパのHPを下にリンクしておきますので、興味がおありの方はどうぞ。

http://www.herpa.de/


でもこういうコレクションは数台持っているからいいんで、何でもかんでもすべて集めてしまうというのはカッコいいものではありませんね。ちょっと反省しています。

2003年 7月6日(日)
7月です

叔父が北海道に行った帰りに千歳空港で「イカ入りのおかき」なるものを買ってきました。
それを食べたらとてもおいしい!
と、言うわけで北海道から「箱」で取り寄せてみました(笑) 馬鹿ですかね?

でも本当に美味しいんです。
油がいいんでしょうね。そこにスルメイカのこくのある味が加わるので、おつまみに最適の味です。
昆布味もあるのですが、どちらかと言うとイカの方が美味しいです。

期限があるので美味しいうちにと色々な人に配っていますが、おおむね好評です。
正式には「北海道開拓おかき」という名前らしいです。北海道の砂川で作っているんですね。


数ヵ月後に新しいスピーカーを導入しようと思って頭金を貯めています。
毎日ケチッた生活をしているので、日記に書くようなことがあまりありません。
その上ここのところ会社が忙しいので尚更です。

今日は僕の洋服を買いに出かけました。
何着か選んでいるとウチの奥さんが「これだけでいいの?好きなだけ買っていいのよ」と言います。
もっと買っていいの?豪勢だな。じゃあこれも・・・と次から次へと選んでいきます。
因みにお店の名前は「ユニクロ」というんですが(笑)

そのユニクロでデュポン社の「クールマックス」という素材を使用したシャツを買ってもらいました。
これは水分をうまく蒸発させて常にひんやりとした感触を維持してくれる新素材です。
今も着ているのですが、本当にさらっとしていて具合がいいですね。
今日の気候では少し寒いくらいです。真夏になったら効力発揮でしょう。

実はデュポン社はこれと対になる「サーモライト・ベース」というものも持っていて、そちらは冬に暖かさを維持してくれる新素材です。欧米でも昨年あたりから使われだした素材です。
ユニクロも冬にはサーモライトの商品を売り出す気でしょうか?


今日はJ.W.さんにお聞きした「ボーン・アイデンティティー」のDVDを観ました。
(上の写真はDVDのケースの表紙をスキャンしたものです)

全編ヨーロッパが舞台という点で、他のアメリカ映画とは趣が異なる作品ですね。
J.W.さんは原作の持っているような緊迫感がない、とおっしゃっていましたが、原作を読んでいない僕にはそれなりに緊迫感があって楽しめました。

前半は緊張感を維持しているのですが、後半、特に最後の詰めのあたりは今ひとつ消化し切れていない印象が残るのが惜しいですね。これで物語が本当に完全に終わるのか?というしこりのようなものが残りました。

主演のマット・デイモンはまあ普通。悪役のクライブ・オーウェンは個人的に好きな俳優だけにもっと克明に性格を描写してほしかったです。多分原作ではもっと重みのある登場人物なんだと思います。あんなに簡単に死んでしまうか?という感じです(笑)

それに対してヒロインのフランカ・ポテンテは素晴らしかったです。いや。ホント(笑)あれなら次の作品のオファーがどんどん舞い込むことでしょう。欧州的な陰のあるところがいいですね。

あとやはりあちらでロケをしたのが効いていますね。
パリの建物っていうのは高級なアパートでも明かりがあまり入ってこなくて、いつでも薄暗くてじめっとしていて、独特の「匂い」があるんですが、一瞬その匂いが頭によみがえるような場面がありました。
やっぱり住むならヨーロッパ、遊びに行くならアメリカだなって思いました(笑)

例によってウチの奥さんの評価ですが
「マット・デイモンには「華」がない。トム・クルーズあたりならたとえ作品が駄作でも、俳優としての「華」を感じるのに・・・」
だそうです。


今回は久しぶりに居間のホームシアターで鑑賞しました。
映画館と違ってゆったりと自由な格好で見られるのってやっぱりいいものですね(笑)
画質は映画館とさほど変わらないし、音質は圧倒的にいい。
他の観客に気を使わなくて済むので、奥さんとのんびり話をしながら見ました。
たしかに100インチくらいが一般家庭で生活を乱さずに見られる限界かもしれないなと思いました。
画質にうるさいことを言えばきりがないのですが、僕は映画に関しては作品絶対重視の傾向があり、矛盾していますがオーディオへの取り組み方と少し違うんですよ。

ちょっと気になるのはホームシアターをたくさん見た月って、電気代がそうとう高くなるんです。
導入した時は一気に数千円高くなりました。
まだそれが本当にプロジェクターのせいかどうかはっきりしないんですが、そうだとしたらちょっと考慮すべき点ではありますね。