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イケメン王宮 アラン

アラン 9話(前半) 攻略・選択肢【イケメン王宮◆真夜中のシンデレラ】

久しぶりに本編
わ、まだ9話って全然進んでない・・・・
アラン9話、前半の選択肢です


わかってる
   「わかってる・・・・」
   呟くと、アランがアーサーの頭をくしゃりと撫でる。
   アラン「俺がいない間は、あいつを頼れよ」

もちろん
  「もちろん」
  小さな声で言うと、アランがふっと笑い声をあげた。
  アラン「・・・・お前、返事だけはいいからな」

うん・・・・ ⇒ Honeyキープしました!
  「うん・・・・・」
  頷くと、アランが何も言わずに笑みを浮かべて立ちあがった。
  アラン「・・・・・・・・・・・・・」



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【アラン】バレンタイン×スキャンダル プレミアEND 最終話 | イケメン王宮◇真夜中のシンデレラ攻略

そして、バレンタインの夜・・・ー。

私は手作りしたチョコを前に、部屋でアランの帰りを待っていた。

(アラン、帰ってこられるといいけど・・・・)

待っていると静かにドアが叩かれ、ユーリが顔を出す。

ユーリ「アラン様たち、もう帰ってくるみたいだよ」

「え」

ユーリの言葉に、私は慌てて立ち上がった。

するとユーリが笑みを浮かべ、話してくれる。

ユーリ「アラン様が遠征先で大活躍したとかで、」

ユーリ「プリンセスとの噂を言う人はあまりいなくなったみたい」

「どうして・・・」

思わず呟くと、ユーリが目を細めた。

ユーリ「『一介の騎士がプリンセスの心を射止めて上り詰める』って噂だったけど・・・」

ユーリ「そんなことしなくても登りつめるに足る人だったんだから、もう誰も陰口叩けないよ」

ユーリの言葉に、私はほっと息をつく。

(アランが、すごく認められたってことなんだ・・・)

・・・・・・・

ユーリが去ると、私は我慢できずに部屋を抜け出していた。

(今すぐ、アランに逢いたい・・・・)

思っていると、目の前にあらわれた人影に気付く。

アラン「こんなことだろうと思った」

「どうして・・・」

足を止めた私の前に立ち、

アランが呆れたように、けれどどこか優しい声音で言った。

アラン「迎えにきたんだよ、バカ」

「アラン・・・」

そして私はアランに手を引かれ、部屋へと向かって行った。

・・・・・

部屋に入りドアを閉めると、

その瞬間、アランが私を後ろから抱きしめた。

胸元にまわった腕に力が込められ、唇が首筋に触れる。

「アラン、ちょっとま・・・っ」

「ん?」

私は身をよじり振り返ると、用意してきたチョコを差し出した。

「約束を、したから・・・」

アラン「ああ」

アランが私の手からチョコを受け取り、ゆっくりと包みを開いて行く。

間近からその様子を見守っていると、アランがぴたりと動きを止めた。

(・・・・・どうしたんだろう?)

思って顔を上げると、アランが少し開いた私の口にチョコを入れる。

「・・・・っ・・・」

口の中いっぱいに広がる甘さに目を瞬かせ、私はアランを見上げた。

「なんで・・・」

すると何も言えないまま、アランが顔を傾け唇を重ねる。

「・・・・んっ」

差し込まれた舌が、私の口の中のチョコを奪って行った。

口中に広がるチョコの香りに、私は目を閉じる。

やがて唇を離すと、アランがぽつりと呟いた。

アラン「あま・・・」

「・・・!」

唇の端に着いたチョコを拭いながら呟くアランの姿に、

私の鼓動が破裂しそうなほどに鳴っている。

アランがふっと目を細め、同じ指で私の唇に触れた。

アラン「ついてる」

「あ・・・っ・・・」

アランが再び顔を寄せ、深く長いキスをする。

熱い吐息と舌が重なり合い、

静かな部屋が、むせかえるような甘さで満ちて行った。

(なんだか、チョコごと食べられてしまうみたい・・・)

アラン「・・・・・・」

やがて唇が離れると、私の身体を抱きしめたアランがため息をつく。

「・・・・アラン?」

そっと背中に手を回し訊ねると、アランが呟いた。

アラン「思ったより、しんどかったな」

アラン「次は、無理かも」

アランがわずかに身体を離し、私の顔を覗き込む。

アラン「また噂が流れたら、今度は見せつけてやるからな」

アラン「この国のやつら、全員に」

胸をぎゅっと掴まれるような感覚に、私は自然と口元をほころばせた。

「うん・・・・・」

(次にスキャンダルが流れるとしたら、きっと・・・・)

アランの顔が再び寄せられ、私はそっと目を閉じていった・・・。

「ん・・・っ・・・」

繰り返される深いキスに、私はアランの胸をわずかに押した。

「アラ、ン・・・まっ」

(これ以上は、息が・・・・)

吐息をも奪われ、私の息が上がってしまっている。

アラン「待てない」

私の身体を壁に押し付けるようにして、アランが首筋に甘くかみついた。

「ぁ・・・・」

押さえつけられた指先が、微かに跳ね上がる。

(久しぶりに逢えたからかな・・・・すごく、緊張してる)

首筋に走る甘い刺激に、私は背中を震わせた。

「・・・んっ・・・」

アラン「・・・・・」

腕から力が抜け、アランの身体によりかかる。

するとアランが、ぽつりと低くつぶやいた。

アラン「悪い」

アラン「どうやって優しくしていいか、忘れた」

「・・・・・・・」

(アランもきっと、戸惑っているんだ・・・)

私はアランの胸に顔をうずめたまま、掠れた声を上げる。

「・・・・アランなら、何でもいいよ」

(これは、本心だから・・・)

アラン「・・・・・・」

するとアランが、耳元に吐息をふきかけながらささやいた。

アラン「そんなこと言ってどうなっても知らねえからな」

そして私の身体を抱え上げると、ベッドまで運んで行く。

ゆっくりと私の身体を横たえると、アランが言った。

アラン「・・・・ずっと、お前の事考えてた」

アランの低い声が、甘く優しく降りてくる。

アラン「げむ子・・・」

「・・・・・っ」

胸元にうずまるアランを抱きしめ、私はぎゅっと目を閉じた。

(私も、アランのことを考えていたから・・・・)


・・・・・・・

朝の光を感じ目を覚ました、翌朝・・・。

ゆっくりと身体を起こすと、

ソファに腰掛け食べかけのチョコを口にするアランの姿が見えた。

アラン「・・・美味いじゃん」

気付いたアランが笑みを浮かべ、言う。

げむ子「良かった・・・・」

私は呟き、シーツを口元まで引いて笑みを浮かべた。

嬉しい気持ちのままアランの様子をじっと見守っていると、

アランがふっと目を細める。

アラン「なに? 欲しいのかよ」

「え?」

思いがけない言葉に目を瞬かせると、アランが告げた。

アラン「こっちに来いよ。これで最後だから」

画像1
★★

「・・・・あ」

私は顔を真っ赤に染めながらも、シーツを引き寄せた。

そしてシーツに身体を包むと、アランの元へとそっと足を運ぶ。

アラン「ん」

「・・・・・・・・・」

私を見上げるアランの口元のチョコに、私は唇を寄せて行った。

いつのまにかうなじに回った手が、私の顔を引き寄せる。

深いキスを受け止めながら、私はチョコの甘さを飲み込んだ。

(本当に、甘い・・・)

アランの指先がシーツを落とし、私の素肌を撫でる。

「・・・・ぁっ・・・」

私はアランの肩に指先を沈めながら、朝の静けさに声を響かせていった・・・。


【アラン】バレンタイン×スキャンダル 第3話 | イケメン王宮◇真夜中のシンデレラ攻略

後ろからそっと手を取られ、私は驚くまま振り返る。

するとそこには、レオの姿があった。

手が離れると、私は口を開く。

「・・・・レオ?」

(アランかと、思った・・・・)

レオ「・・・・もしかして、その顔。俺の事アランだと思った?」

「・・・・っ」

図星をつかれ顔を赤く染めると、レオがくすっと笑みをこぼした。

レオ「わかりやすいな、げむ子ちゃんは」

冷たい風が吹き抜け火照った頬をさますと、私はようやく顔を上げる。

「あの・・・どうかしたの?」

レオ「アランが、近くまで帰ってきてるらしいんだよね」

レオの言葉に、鼓動がとくんと鳴った。

レオ「こっそり、会いにいこうか」

「それは・・・」

(もちろん、逢いにいきたい。でも・・・)

不安に手を握りしめると、レオが私の顔を覗き込む。

レオ「大丈夫。ジルも知ってるから」

「え?」

驚き視線を上げると、レオがふっと目を細めた。

レオ「頑張ってる君への、ご褒美だよ」

そして歩き出したレオが、慌てて後を追う私に告げる。

レオ「でも、くれぐれも他の人には見つからないようにね」

そして、すっかり日も暮れた頃・・・・ー。

アランは騎士たちの一団から離れ、一人稽古をしていた。

アラン「・・・・・・」

長くため息をつくと、アランがふと呟く。

アラン「もう、限界かもな」

そして何かを振り切るような人たちを振り下ろしたとき、

茂みから微かな物音が響いてきた。

茂みを振り返ったアランが、剣を振り直すと・・・。

「アラン・・・・!」

茂みから飛び出し、私はアランの名前を呼んだ。

「・・・・っ」

驚いたアランが軽く目を見開き、剣を仕舞う。

アラン「何してんだ、お前?」

アラン「どうやって、ここに・・・・」

目を丸くするアランの前に歩み寄ると、私は手を伸ばした。

思わず、アランの腰元にぎゅっと抱きついてしまう。

アラン「・・・・・・・」

アランもそっと、私の身体を抱きしめ返してくれた。

(アラン・・・・)

大きく息を吸い込み、私はささやくように言う。

「レオが、つれてきてくれたの」

アラン「あいつが・・・」

アランがつぶやき、腕に力を込めていった。

そして、私の耳元で呟く。

アラン「借りができたって、ことか」

アランのつぶやきを聞き、私は手の力を緩めてその顔をのぞきこんだ。

(もしかして・・・)

「・・・・迷惑だった?」

おそるおそる訊ねると、アランが私を見おろし目を細める。

アラン「いつ、そんなこと言ったんだよ」

そしてぎゅっと痛いほどに私の身体を抱きしめると、

耳に唇を触れたまま、ささやいた。

アラン「・・・・・逢いたかったよ」

そして顔を傾け、頬にキスをする。

「・・・・っ」

(アラン・・・私も逢いたかった)

(ずっと・・・)

顔を話すと、今度は唇が重なった。

温かく柔らかな感触に、背中に置いた指先がびくりと跳ねる。

「ん・・・・」

久しぶりに触れるアランの吐息に、目を閉じると、

森の奥から騎士たちの声が聞こえてきた。

(人の気配がする・・・・)

アラン「・・・・・・」

身体を離すと、アランが私の腕を引く。

アラン「こっち」

そうして手を引かれるまま茂みに隠れると、

アランが後ろから私の身体を包むように抱きしめた。

耳の後ろに吐息がかかり、私は必死で名前を呼ぶ。

「ア、アラ・・・」

後ろから抱きしめられ、耳の裏に吐息がかかる。

(人が、すぐそこにいるかもしれないのに・・・)

ぎゅっと目を閉じると、アランの指先が私の襟巻きのなかに入り込んだ。

アラン「・・・・お前のここ、あったけーな」

耳元で響くからかうような声音に、私は息をつく。

「っ・・・やだ・・・・」

身をよじり、私は薄く目を開いたまま振り返った。

するとそのまま、唇が重なる。

「ん・・・・」

振り返る体制のままアランのキスを受け止め、私は息を乱していった。

アランの唇が、何度もついばむように私を求めていく。

「・・・・・っ・・・ん」

やがて人の気配がなくなると、アランが私の顔を覗き込んで言った。

アラン「もうすぐ帰るから、待ってろよ」

滲んだ私の涙をぬぐうと、アランが立ち上がる。

手を差し伸べながら、照れたように口を開いた。

アラン「あんまちょろちょろ、出かけんなよ。心配だから」

「・・・・うん」

私は頷き、アランの手を取る。

そして立ち上がると、アランを真っすぐに見上げた。

「待ってるよ、アラン」

そしてアランと分かれた、その帰り道・・・・ー。

私を馬に乗せ帰り道を進むレオが、ふっと笑みをこぼした。

レオ「騎士たちにちょっと話を聞いてきたんだけどさ」

レオ「アランも、頑張ってるみたいだよ」

「え・・・・・」

馬の上で軽く振り返ると、レオが言う。

レオ「スキャンダルに足る男に鳴る作戦みたいだよ。アランらしいね」

「・・・・?」

(どういうことだろう・・・・)

訊ねようとすると、レオが面白そうに目を細めた。

レオ「げむ子ちゃんも、そのうちわかるよ」

・・・・・・・

そして迎えた、バレンタインデー当日の朝・・・・。

私は部屋で、窓の外を眺めていた。

(今日は、アランが帰ってくる日・・・・・そして)


ーーーー回想ーーーーーー

アラン「ああ。チョコの日な」

アラン「用意しとけよ?」 

ーーーーーーーーーーーーー

「チョコの日か・・・・」 

ふっと口元をほころばせ、私はカーテンに触れる。

真っ青な空を見上げ、私は息をついた。

(今日は、好きな人に素直な想いを伝える日なんだよね)

(せっかくだからチョコを用意して、待っていたいな・・・)

【アラン】バレンタイン×スキャンダル 第2話(2) | イケメン王宮◇真夜中のシンデレラ攻略

アラン「ああ。チョコの日な」

「うん」

(・・・・アラン、 もしかしてチョコが好きなのかな)

やがて目を輝かせる私の顔を覗き込み、アランが言った。

アラン「用意しとけよ?」

「わかった」

頷くと、アランが目を細める。

アラン「あと、俺がいなくてもべそかくなよ?」

「か、かかないよ」

慌てて口を開くと、アランがふっと吹き出すように笑った。

アラン「どうだか」

アランの視線が、私へと向けられる。

その視線を受け止め、私の鼓動が速まっていった。

(あ・・・・)

顔が近づき、キスの予感にゆっくりと目を閉じた、その時・・・・。

「・・・・・っ」

突然に部屋のドアが叩かれ、私は背中をびくりと震わせた。

???「プリンセス、少しよろしいですか?」

(この声は、ジル・・・・?)

見上げると、アランはじっとドアを見つめている。

アラン「・・・・・・」

(どうしよう・・・・)

部屋のドアが静かに開き、椅子に腰掛けていた私は顔を上げた。

「どうしたんですか?ジル」

ジル「明日からは公務に出て頂きますので、そのことを知らせに・・・・」

ふと言葉を止め、ジルが私の顔を覗き込む。

ジル「・・・・・どうかしましたか?」

「いえ・・・・」

私は跳ねる鼓動を隠すように胸の前で手を握り、首を横に振った。

やがてジルが去りドアを閉めると、私はゆっくりと振り返る。

「行ったよ、アラン」

アラン「ん」

ベッドの後ろから姿を見せたアランが、大きく息をついた。

そのままベッドに腰掛けると、黙って私を手招く。

「え・・・・・?」

私は招かれるまま、そっとアランに近づいていった。

すると正面に回った私の腰元を抱き寄せ、アランが見上げる。

「・・・・・っ」

アラン「お前はさっきの続き、したくないの?」

アランの言葉に、私の頬がかあっと赤く染まった。

(続きって・・・・)

じっと見上げるアランの視線を受け止め、私は息をのむ。

「・・・・・・」

やがて目を合わせたまま、顔を寄せていった。

唇が重なると、アランの手が私のうなじを引き寄せて・・・。

「ん・・・」

静かな部屋の中で、アランの吐息だけが耳をくすぐる。

やがて唇が離れると、アランが軽く首を傾げた。

アラン「・・・・・・」

「・・・・アラン?」

顔を覗き込まれ、私は目を輝かせる。

するとすぐに、アランが私の腰から手を離し立ち上がった。

アラン「・・・・じゃあ、俺行くから」

(え・・・?)

立ち去ろうとするアランの服の裾をつかみ、私は思わず引き止めた。

アラン「・・・・なに」

「あの、もうちょっとだけ」

(しばらく逢えない分、話がしたいのに・・・・)

アラン「・・・・・」

振り返ったアランが、眉を寄せた。

その頬は、心無しか赤く染まっている。

アラン「このままだと、帰れなくなんだろ」

「・・・・・っ」

アランの言葉に服の裾を離し、私も顔を赤くした。

短い沈黙の後で、アランの手が私の髪に触れる。

アラン「おとなしく待ってろよ」

「・・・・うん」

笑みを浮かべて頷くと、息をつくように微笑んだアランが、

もう一度だけ、優しいキスで触れた・・・・。



そして、翌朝・・・ー。

部屋で支度を整えていると、ユーリが姿を見せた。

ユーリ「あれ、げむ子様。それ可愛いね」

にっこりと微笑むユーリが、私の足下に視線を落としている。

「ありがとう」

私は鏡に自分の姿をうつしながら、

まだ噂が立つ前、アランと交わした会話を思い出していった。

ーーーー回想ーーーー

アラン「へえ」

ベッドに腰掛けるアランが、私の足に視線を向け声を上げる。

「な、なに?」

訊ねると、アランが手を伸ばし私のタイツの柄をつついた。

「や・・・やめて、アラン」

頬を染め思わず軽く飛び退くと、アランがにやりと笑う。

アラン「じゃあ、脱がされるのとどっちがいいんだよ?」

「え・・・・・!?」

(どっちがって・・・・・)

思わず目を瞬かせると、アランが吹き出すように笑い出した。

アラン「バーカ、冗談だよ」

ーーーーーーーーーーーーーー

(あの時と、同じタイツ・・・・)

あの時と同じように頬を赤くすると、ユーリが不思議そうに顔を覗き込む。

ユーリ(どうかした?)

「ううん、何でも無い」

私は慌てて首を振り、深く息を吸い込んだ。

「行こう、ユーリ」

そうしてアランのいない城で、

私はプリンセスとしての公務に追われていった・・・・。

そんなある日、私は息抜きのために庭へと出ていた。

(毎日が忙しくて、あっという間にすぎて行く。でも・・・・)

「寂しいな・・・」

ぽつりと呟くと、その瞬間後ろからそっと腕を取られた。

(・・・・え?)



【アラン】バレンタイン×スキャンダル 第2話(1) | イケメン王宮◇真夜中のシンデレラ攻略

アラン「俺の方が、無理だったかもな」

(アラン・・・・?)

抱きしめる腕の力が強くなり、私は顔を上げた。

「・・・・・・・・・・・・・・・・・」

(もしかしてアランも、さびしいと思ってくれてたのかな)

どこかほっとしたような思いを感じ、

私はアランの腕に額をつけながら、深く息をつく。

アラン「明日から・・・・」

「え?」

アランがぽつりと、低くつぶやく。

それは、明日から騎士団長として遠征をするという話だった。

「そんな・・・・私のせい・・・・?」

(私とのうわさが、原因なんじゃ・・・・)

不安に息をのむと、アランが私の身体を離し、頭を優しく小突いた。

アラン「んなわけねーだろ」

そうして笑みを浮かべると、そのまま髪をなでる。

アラン「お前はお前のやるべきことを、やっとけよ」

(私の、やるべきこと・・・・)

見上げると、アランが真っ直ぐに私の目を見おろして告げた。

アラン「プリンセス」

「・・・・っ」

その言葉に、大きくひとつ鼓動が跳ねる。

(そうだ。私には、やるべきことはたくさんあるんだよね)

頷く私の姿に、アランがふっと笑った。

アラン「じゃあな」

そして部屋を去る直前、私はアランに尋ねる。

「アラン、いつ帰ってくるの?」

アラン「ん?確か・・・・」

アランが口にした日付に、私はあっと声をあげた。

(バレンタインの日・・・・?)
 
アランから告げられた日付に、私は思わず尋ねた。

「それって・・・・何の日か、知ってる?」

するとアランが軽く首を傾げ、にやりと笑みを浮かべる。

アラン「ああ。チョコの日な」

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