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乙女ゲームの攻略、キャラクター紹介、感想、プレイ日記、新作チェックなどなどを書き連ねております。

イケメン王宮 ジル

【イケメン王宮】ジル攻略まとめ(Honeyルート)

ルイに続いて、ジルもHoneyルートが確定したので、選んだ選択肢のまとめページを作ってみました。


ジル様も、結構失敗しちゃってるんですが、
一応、最終的にHoneyになりました・・・ので、
もしよければお使いください!
また、こちらは、ブログを読んでくださってる伊織様から
情報提供も頂いたので、そちらも合わせて載せております

 
【イケメン王宮 ジル=クリストフ Honeyルート】

1話
前半:笑わないでください
後半:※(すみませんメモりわすれました・・・)

2話
前半:考えがわからない
後半:黙ったまま

3話
前半:※(ジルのおかげです、を選んだら、どちらにも触れず・・・)
後半:※(すみませんメモり・・・忘れ・・・)

4話
前半:手を重ねた
後半:※(ありがとうございました、は、どちらにも触れないようです)

5話
前半:※(これ、好きなんです、を選んだら変化なしでした
後半:戻るよ

6話
前半:話したい
後半:ありがとう・・・おかげで

7話
前半:いいんですか?
後半:どういう意味ですか?

8話
前半:恋人です
後半:ジルのものです

9話
前半:負担をかけて
後半:・・・嬉しいです

10話
前半:協力してもらえますか?
後半:計らって

→ここでHoneyルート確定

11話
前半:頼みたいことがあります
後半:※これからやります!※


 詳しい内容は、日々のレビューページを見ていただけると嬉しいです


【イケメン王宮】ジル 11話 Honeyルート前半(●´ω`●) ★ネタバレ注意★

ルイに引き続き、ジルも無事Honeyルートが確定しましたヾ(´ω`=´ω`)ノ
あとで、ジルの攻略まとめページを作りたいと思います!


★★★

■でてくる選択肢
お願いしてもいいですか?
頼みたいことがあります → Honeyキープしました!
約束したいことが・・・


■HoneyルートNext Story
「ジル・・・」シュタイン王国で捕われの身となった私・・・
待ち受ける運命とは・・・!?

■あなたの恋愛傾向
あなたはとにかく甘くて刺激的な恋を望みます。いつでも彼と寄り添っていたいと思っています。
そんなあなたは・・・

※以下、ネタバレご注意ください!!!

■Honeyルート 11話 本編 

(っ・・・!)

はっと目を覚ますと、やけに呼吸が苦しく、指先が冷たくなっていた。

(夢・・・か・・・)

額に手をあてると、自分でも気付かないうちに泣いていたことに気付く。

(私は、絶対に泣いちゃダメなのに)

(それは、あのとき決めたんだから・・・)

ーー回想ーー
「誤解であることが証明されるまで」

「私が、シュタイン王国で人質となります」

ジル「っ・・・・・」

私がそう口にした瞬間、その場にいた全員が息をのんだのがわかった。

ゼノ「・・・なるほど」

そんな中、ゼノ様だけが淡々と私に尋ねてくる。

ゼノ「・・・・しかし、そんな事をして本当に良いのか」

ゼノ「国のトップを失ったウィスタリアはどうなる」

私はかばってくれていたジルの手を解くと、すっと前に進み出る。

「先ほどもお伝えした通り・・・」

「私は、私ひとりの力でここへいるわけではないんです」

アラン「・・・・・」

ジル「・・・・・」

(そう、私には、私を支えてくれる人たちがいる・・・)

「・・・私は、ウィスタリアの人たちを・・・心から信頼しています」

「だからこそ、私が人質になることでこの場が治まり」

「ウィスタリアの無実が証明されるまでお時間が頂けるのであれば・・・」

「シュタイン王国に行くことに、不安はありません」

(私は、私のやり方で、ウィスタリアを守る・・・)

ゼノ様は感情の読めない瞳で、しばらく私を見つめると・・・

ゼノ「・・・外で待つ」

身体を半分、扉に向けながら言い放った。

ゼノ「さっさと挨拶を済ませて、俺と来い」

【2/10】
ゼノ様を筆頭に、シュタインの一団が邸を出て行くのを見送ると、

アランが怒ったように口を開く。

アラン「お前・・・自分が何言ったのかわかってんのか!?」

「アラン・・・」

口調は荒いものの、その瞳には真剣な色が浮かんで見える。

(私の身を心配してくれているんだ・・・)

アラン「シュタインで、どんな目に合わされるのか、わかんねえんだぞ」

アラン「お前は・・・っ」

ジル「覚悟もなしで言えるセリフではありませんよ」

言い募るアランの言葉を、ジルの冷静な声がさえぎる。

ジル「・・・そうでしょう、プリンセス」

「ジル・・・」

その目は揺らぐことなく、私の目をじっと見つめ返している。

(ジルは、私がウィスタリアのみんなを信頼すると言ったのと同じように・・・)

(きっと、私を信頼して、任せてくれると言っているんだ)

私はジルの想いを察して、大きくうなずく。

「はい」

「これは・・・「プリンセス」としての命令です」

「私を黙って、シュタイン王国へ行かせてください」

邸を出る直前、一度食堂へもどり、身支度を整えた。

ジル「こちらの肩掛けを・・・」

肩掛けをかけるジルの手が、肩先に触れた。

そのほのかな温もりに、安心感を覚えつつ、

これからのことを考えると、正直、不安で仕方がない。

ジル「げむ子」

名前を呼ばれ、振り向いたほんの一瞬。

ジルの唇が私のそれと重なった。

「ジル・・・」

ジル「約束です」

ジルが私の前に小指を差し出す。

ジル「前にもこうして約束いたしましたが・・・」

ジル「もうひとつ、約束させてください」

ジルは私の指に、自分の指を絡めた。

ジル「・・・また、ウィスタリアの城で・・・私の淹れたお茶を飲んでくださいね」

(・・・っ)

ぎゅっと胸がしめつけられる。

(私も・・・)

ーー選択肢ーー

お願いしてもいいですか?
頼みたいことがあります → Honeyキープしました!
約束したいことが・・・


「頼みたいことがあります」

ジル「貴女の頼みとあれば・・・」

ーーー

「また今度、私にダンスを教えてください」

ジル「ええ」

「一緒に、時計塔にも登ってください」

ジル「ええ」

「・・・それから、一緒にミケランジェロの散歩に行ったり、だとか・・・」

(・・・ダメだ・・・)

涙がじわりとにじんでくる。

「・・・やっぱり・・・全然、これじゃ足りないです」

(もっともっと、私はジルと・・)

次の瞬間・・・ー

(あ・・・)

私の身体は、ジルに抱きしめられていた・・・。

【4/10】

「っ・・・」

ジルにぎゅっと抱きしめられ、耳元であやすように囁かれる。

ジル「げむ子」

名前を呼ばれるだけで、身体が熱くなって心が震える。

ジル「・・・帰ってきたら、すべてを叶えて差し上げますから」

ジル「どうか、ご無事で」

(ジル・・・)

その身体にそっと腕をまわし、目を閉じて温もりを感じる。

(・・・その時まで・・・)

(私は絶対に泣かないでいよう・・・)

私はにじみそうになる涙をぐっと堪えた。

(きっと、ウィスタリアに戻った時は今以上に泣いてしまうだろうから・・・)

(私は・・・)

(シュタイン王国では、絶対に涙を流さないでいよう・・・)

そこまで思い出すと、シュタイン王国であてがわれた部屋の窓に、

登り始めてきた日の光がうすく差し込み始め、

東の空も次第にあかるくなってきた。

(今日は、ウィスタリアとシュタインの報告会議がある・・・)

気を取り直してベッドを出ると、私は顔を洗うため洗面所へと向かう。

(この国では、絶対に泣き顔を見せない・・・)

(だって私は、自らの意思でここにいるんだから・・・)

シュタイン側でも、ユーリが私のお世話をしてくれることになった。

一緒に、報告会議の場へ移動しているとユーリが話しかけてきた。

ユーリ「これで・・・3回目だっけ、報告会議」

「うん」

ユーリ「げむ子様がシュタイン王国の人質になってから」

ユーリ「ウィスタリアとシュタイン間で、互いの情報を交換するため」

ユーリ「定期的に、報告会議をもうける事にはなったけど・・・」

ユーリ「・・・まだ、犯人の手がかりは見つからないみたいだね」

「・・・・・・」

あの会食の日・・・ー。

(シュタイン王国で事件を起こした人物の手がかりは)

(ウィスタリアもシュタインも、いまだに掴むことができない・・・)

小さなため息を漏らすと、ユーリがつくろうように口を開く。

ユーリ「あ、でも、前回の会議で」

ユーリ「ウィスタリアが事件を起こした可能性が低いことは、証明されたんでしょ?」

「うん・・・」

「ウィスタリアからシュタインに入国するには、通行証が必要だから・・・」

通行証の記録を調べた限り、時間の前後数日間で、

ウィスタリアからシュタインに出入りした人物の記録は残っていない。

「警備の暑いシュタイン国内に違法で侵入するのは」

「まず無理だろうって、いう話だったし・・・」

(だからといって、ウィスタリアが関与していないという証拠にはならないけど・・・)

その事実が、重くのしかかる。

(ダメだ・・・こんな顔で、報告会議に出るわけにはいかない)

必死で胸の不安を押し殺し、私はまっすぐに前を見つめる。

ユーリ「・・・・・」

ふと、ユーリの視線に気付く。

「ユーリ・・・?」

ユーリ「・・・げむ子様は強いね」

「え・・・?」

ユーリ「ウィスタリアにいた時も、今も。。。それは変わらないね」

「そんなことないよ・・・」

(今朝だって、あんなだったのに・・・)

ようやく会議の場に到着し、ユーリが扉を大きく開く。

その先に・・・

(ジル・・・)

ジル「・・・・・」

【5/10】
アルバート「・・・では、本日はこれで」

報告会議が終わると、それぞれがいっせいに席を立つ。

(・・・やっぱり、あまり状況はよくない・・・)

新しい情報が得られた様子も無く、話は平行線のまま終わった。

ふと、視線を上げると

ジル「・・・・・」

ジルの、しずかな目線とぶつかる。

(ジル・・・)

手を伸ばせば、ジルに触れられそうなほど距離が近い。

(でも、絶対に・・・)

この状況で、ジルに近づくことも触れることさえかなわない。

(たったこれだけの距離なのに・・・)

(私とジルは・・・今は、絶望的なほど遠い)

「・・・・」

私は、廊下から玄関先を眺めていた。

表立ってジルたちを見送ることはできないので、

報告会議の後は、いつもこうして廊下の窓から見送っていた。

(ジルは・・・気付いていたりするのかな?)

前回も前々回も、ジルがこちらを振り返ることはなかった。

(そんなはず、ないか・・・)

そう思った瞬間・・・ー

ジル「・・・・・・」

(っ・・・)

外にいるジルと、確かに目が合った。

けれどその瞬間、嬉しさよりも、言いようのない不安に襲われる。

(ジルの、今の表情・・・)

今朝、夢で見た寂しげなジルの姿と重なる。

(いつも振り返らないのに・・・何で、今日だけ・・・?)

胸がざわついて仕方が無い。

(ジルは、私に何かを伝えようとしている・・・?)

窓の外を見ると、既にジルは馬へとまたがり、城からでようとしている。

「っ・・・!」

いてもたってもいられなくなり、思わず、その場から駆け出す。

(どうしてこんなに不安なのかわからないけど・・・)

このままだと、なぜかジルが遠くへ行ってしまうような気がした。

すると・・・ー

静かな、けれど私が足を止めるには十分な、

威厳のある声が廊下へと響いた・・・。

???「・・・どこへ行く」



【イケメン王宮】 ジル攻略 10話後半

目を細めたゼノがかっこいい そんなジル10話後半です。

★★★

選択肢です〜!

計らって
→ Honeyキープしました!

席を外して

言う通りにして




※以下ネタバレご注意くださいっ><

「ゼノ様。この度はお時間を頂き、ありがとうございます」

ジルから教わったマナーに則って、感謝の気持ちを伝える。

ゼノ「・・・」

ゼノ様は感情の読めない目でこちらを見つめると、静かに告げた。

ゼノ「元はと言えば、我々がセレモニーに勝手に顔を出したのがきっかけだ」

ゼノ「こちらこそ、非礼を詫びよう」

ゼノ様は私とそう歳が離れていないと聞いていたけれど、

その姿は堂々として、国王らしい威厳に満ちている。

その圧倒的な存在感に、思わず息を呑むが、ゼノ様は気にせず続けた。

ゼノ「早速だが、プリンセス」

ゼノ「他の者に席をはずしてもらいたい」

(・・・え?)

ゼノ「無論、こちらも俺ひとりだ」

ゼノ「お前とふたりきりで話がしたい」

(ふたりきり・・・)

ぐっと手を握り、小さく頷く。

「わかりました」

「私も、伺いたいとおもっていたことがありました。ちょうど良かったです」

私は背後を振り返り、

「ジル・・・」

===選択肢===
「そのように取りはからっていただけますか?」

ジル「畏まりました、プリンセス」
========= 

ジルを含め、その場にいた全員が部屋から出て行くと、

中には私とゼノ様、ふたりだけが残された。

ゼノ「・・・・・」

テーブルをはさんで座り、できるだけゆっくりと言葉を紡ぐ。

「ゼノ様・・・」

「何がお口に合うかわからなかったので、飲み物もいくつか用意させています」

「何をお飲みになられますか?」

ゼノ様は表情を崩さずに答えた。

ゼノ「では・・・お前の好きなものを、俺ももらおう」

「私の・・・ですか?」

意外な返答に驚く。

ゼノ「・・・お前の好きなものでもあれば、用意はあるだろう」

ゼノ「俺は、お前に余計な気遣いをさせるためにここへ来た訳ではない」

「・・・わかりました。ありがとうございます」

返事をしながらも、緊張のせいか喉が渇く。

(いったい・・・ゼノ様の狙いは、何なのだろう・・・)


【8/10】
会食が始まると、運ばれてきた食事に口をつけながら、

少しずつ、言葉を交わす。

ゼノ「・・・セレモニーから大して時間は経っていないが」

ゼノ「この短期間に、こうも人は変わるものなのだな」

「・・・どういう意味ですか?」

ゼノ「正直、セレモニーで目にしたお前は・・・」

ゼノ「国のトップとは思えないほど、頼りなく脆弱に見えた」

ゼノ「それが、先ほどは・・・」

ー回想ー
ゼノ「お前とふたりきりで話がしたい」

「わかりました」

「私も、伺いたいと思っていたことがありました。ちょうど良かったです」

ーーーー

ゼノ「・・・何かお前をそうさせた?」

ゼノ「元々王室の人間でないお前が」

ゼノ「こうして国のトップとして振る舞うことを、お前自身はどう考えている」

(それは・・・)

「ゼノ様」

私は正直な思いを語る。

「私が今ここへこうして、プリンセスとしているために・・・」

「たくさんの方が力を尽くしてくださっています」

「私は私ひとりの力でここへいるわけではないんです」

「だからこそ・・・」

「私はその方たちの期待をうらぎりたくない一心で、ここにいます」

ゼノ「・・・なるほど、俺とは真逆というわけか」

ぽつりとつぶやき、今まで無表情だった顔に小さく笑みが浮かぶ。

(ゼノ様・・・?)

ゼノ「ますますお前に興味がわいた」

ゼノ「改めて名を聞いておこうか」

ゼノ「ウィスタリアの「プリンセス」・・・」


【9/10】
部屋にそれぞれの国のトップを残したまま、

ウィスタリアとシュタインの面々が控えている。

アラン「・・・・・」

護衛で同行したアランは目を細めたまま、扉を見ている。

アラン「・・・シュタインの軍備は他国と一戦を隠すって話はよく聞いていたが」

アラン「これを見ると頷けるな」

ジル「・・・・・・・」

邸宅の中にも外にも、シュタインの騎士があふれている。

ウィスタリアの護衛団が数名なのに対し、

その倍以上の騎士がここへいることが、見ただけでわかった。

???「・・・当然ですよ」

嘲るような声に、アランの意識が奪われた。

そちらへ目を向けると、不遜な態度でこちらを見ている男がいた。

アルバート「セレモニーの時は、世話になりましたね」

ー回想ー

アルバート「・・・何だ貴様は。ゼノ様の御前だぞ」

アラン「それはこっちのセリフですよ。うちの「プリンセス」に何の用です」

ーーー

アラン「あの時の・・・」

アルバート「ウィスタリアとの会食なんて、何が起きても不思議ではありませんからね」

アルバート「我々は、貴方方を信用などしていない」

高圧的なアルバートの態度に、アランが眉をひそめていると・・・

外から誰かの怒鳴り声が聞こえた。

アラン「何だ?」

ジル「・・・あれは・・・」


「・・・今の・・・?」

(誰かが怒鳴っていたような・・・?)

ゼノ「・・・どうした」

「いま、何か聞こえませんでしたか?」

私が断りを入れて席を立った瞬間、何かが割れるような音がした。

???「貴様ら、ウィスタリアの仕業だろ・・・!!」


【10/10】
(何が・・・・)

怒声に驚き、私は廊下へでる。

「どうしたんです・・・?」

(っ・・・)

次の瞬間、誰かの腕に引き寄せられる。

見上げると、険しい表情を浮かべたジルがいた。

ジル「・・・」

「ジル・・・?何が・・・」

その問いを遮るように、鋭い声が辺りに響いた。

騎士「こんなこと、ゼノ様が国王になられてから」

騎士「シュタイン国内で起きた事などなかった・・・!」

騎士「今日ここにゼノ様がいらっしゃることをわかっていたお前たちが」

騎士「その隙を狙ってシュタインを・・・!」

(え・・・・)

急いで窓の外を見ると、シュタイン王国側の空に黒煙がのぼっている。

「いったい、何が・・・」

ジル「・・・プリンセス、非常に危険な状況にあります」

今まで聞いたことの無いような、低く、焦りを帯びたジルの声が届く。

騎士「・・・・・」

いつの間にか私たちは、大勢のシュタインの騎士に囲まれていた。

騎士たちの表情は、そろって険しく、明らかな敵意を感じる。

(そんな・・・)

「誤解です!ウィスタリアがそんなこと・・・」

シュタインの騎士は、無言で腰の剣を抜く。

アラン「・・・っ」

それに応じるように、アランが静かに剣を抜くと、

その場の緊張感が、一気に高まった。

(そんな・・・)

ジル「アラン殿・・・!」

何人もの騎士が、ウィスタリアの面々に剣を突きつける。

ジル「っ・・・」

私をかばうジルの腕に、力がこもる。

(このままじゃ・・・)

圧倒的に不利な状況の上、誤解を解く手だても無い。

(でも、どうにかしないと・・・私はまた守られるだけになってしまう・・・)

私はできる限り、冷静な声を出そうと努める。

「・・・私が・・・」

アルバート「誠意を見せるとでも言うのですか?」

「はい」

ジル「・・・っ・・・」



【イケメン王宮】ジル 本編プレミアストーリー 星夜の恋人(2)

思わず足が崩れそうになると・・・

ジル「・・・仕方ありませんね」

ジルは地面に腰をおろすと、たったままの私を見上げるようにして、手を伸ばす。

ジル「おいで」

戸惑いながら隣に腰掛けようとすると、ジルが身体を抱き寄せた。

ジル「こうですよ」

(っ・・・)

ジルと向かい合わせに鳴るように、私はその膝の上に座らされる。

「な、何でこんな・・・」

ジル「せっかく、出かける際に着替えた服が汚れてはいけませんので」

ジル「そのワンピース・・・こうしたお忍びデートにはもったいないくらいお似合いですよ」

「ありがとうございます・・・」

顔を熱くしていると、ジルが両手で頬へと触れ、

息が触れるような距離で、私をじっと見つめてきた。

ジル「さっきの続き、しましょうか」

密やかに囁きながら、そっと焦らすように触れるだけのキスをされる。

(こんな・・・)

「っ・・・ジル、意地悪しないでください」

ジル「・・・何がです?」

わかっていて訊ねるジルに、もどかしさが募る。

ジル「ちゃんと言って頂かないと、わかりませんよ」

(もう・・・)

「だから・・・」

「・・・ちゃんと、キスしてください」

ジル「よく言えました」

ふっと笑い、ジルは腰を引き寄せると、何度も甘く口づけを重ねた・・・。

・・・・・・・・・・・・

深夜、湖から戻るとジルが部屋まで送り届けてくれた。

ジル「では、おやすみなさい」

その別れ際、

(そうだ・・・)

私は気になってジルを呼び止めた。

「ジルは、流れ星に何か願ったんですか?」

ジル「・・・ええ、願いましたよ」

ジル「こうしてげむ子と恋人でいられる時間が続けばいい、と」

(あ・・・)

ジルの顔が近づき、耳元に熱い吐息がかかる。

ジル「もう少しだけ、私の恋人でいてくださいますか?」

(ジル・・・)

「・・・はい」

ジルは後ろ手に部屋にカギをかけ、私をベッドに優しく押し倒した。

服を乱され、ジルの指が素肌を伝う。

(・・・っ)

思わず声をあげそうになると、ジルに唇でふさがれた。

ジル「・・・ダメですよ、声を出しては」

ジル「これは、許されない恋ですから」

耳元で囁かれた声は、少しだけ切なく、胸に届く。

「ジル・・・」

名前を呼ぶと、ジルがなだめるように私の肌の上にキスを落として行く。

ジル「ですが・・・」

不意にキスを止め、私の瞳を覗きこむ。

ジル「・・・今夜は、私だけのげむ子でいてください」

「っ・・・」

唇に落とされた口づけは、奥深くまで入り込もうとする。

重なる甘い感覚に身体を震わせながら、私はジルの背中に腕を回した・・・。

・・・・・・・

げむ子の部屋に、やさしい月の光が満ちていた。

ジルはその明かりのもとで眠るげむ子の姿を隣で見つめながら、

どこか寂しげな目をして、ぽつりと呟く。

ジル「・・・「規則を破ってでも、この国の王になる・・・・・」

ジル「・・・それを夢見てしまうほどに」

ジル「私は貴女に溺れていますよ・・・」

【イケメン王宮】ジル 本編プレミアストーリー 星夜の恋人(1)

たぶん、タイトルのやつだと思うんですが、違ったらゴメンナサイ

ジル10話後半のプリンセスチェックで、またまたプレミアルートの服を買ってみました・・・

高貴なレトロワンピース。だそうです

★★★ 


来てみるとこんな感じ
かわいい〜


★★★


そしてお話はこんな感じ・・・でした
ネタバレご注意ください−!

★★★

夜を待って、私はジルと一緒に馬でお城を抜け出した。

「綺麗・・・」

ジルが連れてきてくれたのは、湖のほとりだった。

月明かりを映す深い色の湖。

その上には、無数の星が瞬いていた。

ジル「・・・お気に召していただけましたか?」

「はい」

ふと視線を上げると、

「あ・・・」

夜空に星が流れた。

「今の、流れ星ですよね」

ジル「ええ」

ジル「ここは、流れ星がよく見える場所なんです」

(「流れ星」と言えば、願い事・・・だよね・・・)

(それが見えるところに、わざわざ連れてきてくれたってことは・・・)

ジル「・・・・」

深くを語ろうとしないけれど、ジルが気遣っていくれているのがわかる。

(きっと私が、不安に思っている事をわかっているんだ・・・)

一瞬、シュタイン王国のことが頭をすぎる。

(・・・でも)

私は横に並ぶジルの手を、そっと握りしめた。

ジル「げむ子?」

「・・・私が今、星に願うとしたら・・・」

「きっと、プリンセスとしてではなく、私的な願い事になると思います」

私は星空を見上げ、素直な願いを思う。

(どうか、今夜のような・・・)

(ただのジルの恋人としての時間が、少しでも永く続きますように・・・)

そう願いながら、握った手に力を込めると、ジルがせつなげに笑った。

ジル「・・・そうですね。これくらい城から離れてしまえば、」

ジル「ようやくプリンセスや教育係などとは関係なく・・・」

ジル「誰の目も気にせず、貴女に触れることができますね」

握った手を引き寄せるようにして、ジルが私の腰に腕を回した。

(どうか、今夜のような・・・)

(ただのジルの恋人としての時間が、少しでも永く続きますように・・・)

そう願いながら、握った手に力を込めると、ジルがせつなげに笑った。

ジル「・・・そうですね。これくらい城から離れてしまえば、」

ジル「ようやくプリンセスや教育係などとは関係なく・・・」

ジル「誰の目も気にせず、貴女に触れることができますね」

握った手を引き寄せるようにして、ジルが私の腰に腕を回した。

それから少し強引に私の顔を仰向けると、深い口づけを落とす。

「・・・っ・・・んっ・・・」

繰り返されるキスが、私の思考を甘く、奪っていく・・・。
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