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イケメン王宮 レオ

バレンタイン×スキャンダル 【レオ】プレミアEND 後半 最終話 | イケメン王宮◇真夜中のシンデレラ攻略

レオの唇が首筋をたどり、胸元へと降りていった。

「ん・・・・っ・・・」

いつの間にか解けたドレスのリボンが、ソファの上から流れ落ちている。

レオの指先が素肌を撫で、曲線をなぞるたびに身体の芯がうずいた。 

「・・・・・っ・・・レ、オ」

静寂の部屋に、レオが身体中に落とすキスの甘い音だけが響いていった。

・・・・・

そして翌朝、私は頬に当たるレオの微かな寝息に目を覚ました。

「・・・・ん」

まぶたを開くと、目の前にはレオの寝顔が見える。

(・・・・なんだか昨日は、チョコと一緒に食べられたみたいだった)

昨夜のことを思い出し頬を染めると、私はそっと腕を上げた。

そしてレオの頬にそっと指先を添えると、微かな声で告げる。

「レオ・・・・大好き」

(レオの言葉と温もりさえあれば、何があっても信じていける)

レオ「・・・・・・・・」

するとレオが目を閉じたまま、ふっと唇に笑みを浮かべた。

(あれ・・・・?)

レオ「俺も」

★★
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低く呟いたレオが、私の背中を抱き寄せる。

「ん・・・・っ・・・」

レオの熱い舌が重なり、私は声を上げた。

身体をよじらせると、レオが身体を起こし私に覆い被さる。

やがて絡まり合った舌が離れると、レオが目を細めた。

レオ「何度でも言うよ」

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レオ「もう、君だけだって・・・・」

「レオ・・・」

レオの顔が、再び寄せられる。

キスの予感に身体を震わせながら、私はそっと目を閉じていった・・・。

バレンタイン×スキャンダル 【レオ】プレミアEND 前半 最終話 | イケメン王宮◇真夜中のシンデレラ攻略

手作りのチョコを手に、私はレオの執務室を訪れていた。

ドアをたたき、部屋の中をのぞきこむ。

「レオ・・・」

(あれ・・・?)

声をかけるものの、ソファに横になるレオが返事をする様子は無い。

ゆっくりと近づき顔を覗き込むと、静かな寝顔が見えた。

レオ「・・・・・・」

(レオが眠っているだなんて、珍しいな・・・・)

「・・・・」

(起こさない方が、いいかもしれない)

そっと置いて帰ろうと、執務室へと足を向ける。

そしてソファの前を通りがかった、その時・・・・ー。

レオ「だめだよ」

「・・・っ」

レオの手が、私の指先を掴んでいた。

レオ「帰っちゃ、だめだよ」

「あ・・・・う、うん」

(なんだか、いつものレオと雰囲気が違うみたい)

(手も、すごく温かいし・・・)

レオのどこか甘えるような掠れた声の響きに、私の鼓動が大きく跳ねる。

途端に手の中から、チョコが落ちてしまった。

「レオ、手を・・・・」

レオ「離さない」

いつもよりも柔らかな力で引き寄せられ、

私の身体はレオの上へと落ちて行った・・・・。

「え・・・・っ」

手を引かれ、私の身体はレオにかぶさるように倒れた。

「あ・・・・」

レオの顔が間近に迫り、私は思わず息を呑む。

真っ赤になった私の顔に笑みを浮かべると、レオが頬に指先を這わせた。

レオ「・・・・可愛いな、げむ子ちゃん」

それだけ告げると、レオが私のうなじに手をかける。

そのまま引き寄せると、ゆっくりと唇を重ねた。

「ん・・・」

レオのあたたかな体温が、私の唇の輪郭をたどっていく。

やがて唇が離れると、

レオがそのままぐっと私を引き寄せ、肩口に顔をうずめた。

「・・・っ、・・・レオ、あの」

(チョコを渡しにきたのに、このままじゃ何もはなせない・・・)

私は高鳴る鼓動を隠しながら、慌てて視線を床へと向ける。

「待って」

レオ「・・・ん?」

顔を離したレオが私の視線を追い、チョコに目を止めた。

レオ「・・・・・・」

そして私とともにゆっくりと身体を起こすと、

私の顔を覗き込みながら訊ねた。

レオ「チョコ・・・・俺の、だよね?」

「う、うん・・・・」

頷き答えると、身体を起こしたレオが落ちたチョコを拾い上げた。

レオ「・・・・・」

そしてすぐに包みを開くと、チョコを一粒口に入れる。

レオ「美味しい。ありがとうね、げむ子ちゃん」

「・・・・・」

レオの微笑みに、私は思わず見惚れてしまった。

「・・・・っ」

(レオって本当に、魅力的な人なんだな・・・・)

やがて気付いたレオが、軽く首を傾げて私の顔を覗き込む。

レオ「・・・・どうしたの?」

「・・・・・」

私はレオから視線を逸らし、小さく口を開いた。

「・・・・隣にいるのが私でいいのかなと思って」

(きっともっと、ふさわしい人はたくさんいるはずなのに)

レオ「え?」

私の言葉に、レオがわずかに目を見開く。

やがてふっと吹き出すように笑い出した。

レオ「じゃあ・・・チョコのお礼に、一つずつあげていこうか?」

「・・・・・」

レオが手を伸ばし、私のうなじあたりに触れる。

レオ「げむ子の好きなところ」

レオにうなじを引き寄せられ、私は戸惑いに目を瞬かせる。

「レオ・・・?」

掠れた声で名前を呼ぶと、レオがふっと目を細めた。 

レオ「白い肌でしょ・・・」

うなじに触れていた指先が、ゆっくりと首筋をたどっていく。

「・・・・っ」

びくりと身体を震わせると、レオがくすっと笑みをこぼした。

レオ「柔らかい耳たぶも・・・」

レオが顔を寄せ、私の耳たぶを優しくかむ。

レオ「好きだな」

「ぁっ・・・」

思わず漏れた自分の甘い声に、私は息を呑んだ。

「レ、レオ・・・もういい」

レオ「だめ」

私の言葉をふさぐように、レオが強引に唇を重ねる。

「んっ・・・・っ・・・」

何度も下唇をついばまれ、私はレオの腕を強く握った。

吸い付くような唇が離れると、レオがささやく。

レオ「甘い唇も、全部」

そして熱い吐息を着く私の頬に手を添え、

涙が滲んだ私の目を覗き込んだ。

レオ「げむ子以外に、いないよ。側にいてほしい人なんて」


バレンタイン×スキャンダル 【レオ】第3話(2) | イケメン王宮◇真夜中のシンデレラ攻略

呟きに顔を上げると、レオの指先が、私の頬に触れた。

「げむ子ちゃん」

「っ・・・」

私は驚きに目を輝かせ、レオを見上げる。

そして顔を傾けるレオの様子に気付き、私は慌ててその胸を押した。

「待って、レオ」

すると私の手を掴み、レオがささやくように言った。

レオ「だめだよ」

唇が触れそうなほどの距離に近づき、レオが甘い吐息を吹きかける。

レオ「ちゃんと、俺のことを見てて」

「・・・レ・・・っ」

そして私の返事も待たないまま、唇を重ねた。

「ん・・・・」

(いけないことだって、分かっているのにどうして・・・)

(これ以上、拒めないんだろう)

深くなる口づけを受け止めながら私は、レオの胸に指先をのせた・・・。

「ん・・・」

重なっていた唇が音も無く離れると、レオがすぐに私の手を引いた。

レオ「行こう」

(あ・・・)

「待って。準備だけしていきたいの」

レオ「・・・準備?」

振り返ったレオが、わずかに眉を寄せ首を傾げた。

・・・・・・

城下を見おろす高台に着くと、レオが不意に私の手元に視線を落とす。

レオ「その傘って・・・・」

レオの言葉に、私は閉じた日傘を持ち上げてみせた。

「顔が隠せるかもしれないと思って、持ってきたの」

(もしも城の誰かを見かけても、大丈夫なように)

レオ「・・・・・・」

するとレオが、ふっと笑みを浮かべて言う。

レオ「・・・・・俺は、げむ子ちゃんのこと隠すつもりなんてないよ」

レオの言葉に、鼓動が小さく跳ねた。

レオ「げむ子ちゃんは、見えない誰かを気にしてるみたいだけど」

レオが目を細め、呟く。

レオ「・・・・俺の事は、悲しませていいの?」

レオ「俺にはもうげむ子ちゃんしかいないんだから、」

レオ「それ以上拒絶されると、傷ついちゃうよ」

「あ・・・・」

レオの言葉に、私は傘をぎゅっと握りしめた。

(確かにその通りだ・・・)

(人の目ばかり気にしていて、レオのことを考えていなかったのかもしれない)

私は顔を上げ、レオを見つめる。

「ごめんなさい、レオ」

レオ「・・・うん」

ふっと笑みを浮かべたレオが近づき、傘を握る私の手に触れた。

レオ「傘は、閉じたままでいてね」

嬉しそうに告げると私の手を持ち上げ、音をたててキスをした。

・・・・・・

デートを終え城へと戻った私は、キッチンに立っていた。

(レオには、待ってもらうように言ってあるから・・・早くしないと)

城下でこっそりと買ったチョコを取り出し、私は顔を上げる。

「・・・・・・」

(今日は、好きな人に想いを伝える日だから・・・・)

(私はきっと最初から、自分の気持ちを伝えなくちゃいけなかったんだ)

そして私はレオのことを想いながら、甘いチョコレートを作り始めた。

この時はまさかこのチョコを受け取ったレオに、

あんなことをお願いされるとは、この時の私は思ってもいなかった・・・。

バレンタイン×スキャンダル 【レオ】第2話(2) | イケメン王宮◇真夜中のシンデレラ攻略

「ん・・・・・っ・・・」

レオの甘い吐息が、唇の隙間から舌の上を走る。

いつの間にか引き寄せられていた腰が、レオの手の舌でびくりと震えた。

(レオ・・・)

風に揺れる窓が、かたかたと音をたてている。

やがて唇が離れると、

レオが私のネックレスに指先をかけながら、そっと口を開いた。

レオ「俺は・・・」

そうして何かを言いかけた、そのとき・・・。

部屋のドアが叩かれ、私は慌ててレオから身体を離す。

「あ・・・」

開かれたドアの方を見やると、そこにはジルの姿があった。

ジル「レオ」

名前を呼び、ジルが目を細める。

レオ「・・・はいはい」

ネックレスから話した両手を軽く上げ、レオがジルへと視線を寄せた。

レオ「今行くよ。じゃあね、げむ子ちゃん」

「え・・?」

去っていってしまうレオの姿に、私は慌てて訊ねる。

「どこに行くの?」

するとジルが息をつき、答えてくれた。

ジル「今回の一件に関する、審問が行われるのですよ」

ジル「まあ、形式的なものでしょうが・・・・」

(審問が・・・?)

レオ「大丈夫だよ。信じてくれるんでしょ?」

「・・・・・・」

振り返ったレオの言葉にただ頷くと、レオが笑みを浮かべた。

レオ「なら、信頼に応えなくちゃね」


バレンタイン×スキャンダル 【レオ】第3話(1) | イケメン王宮◇真夜中のシンデレラ攻略

そして、審問が終わる日・・・・ー。

部屋を訪れたユーリが、私にこっそりと教えてくれた。

ユーリ「レオ様の審問、終わったみたいだよ」

「え・・・・」

ユーリが語ってくれた審問の内容は、

アロイス公爵夫人が、レオのことを気に入っていたというものだった。

ユーリ「レオ様も、とんだ災難だったみたいだね」

「・・・・・・・」

ユーリの話に頷きながらも、私は思う。

(でも私には、アロイス公爵夫人の気持ちもすごくよくわかる)

(綺麗な人や、性格の良い方もたくさんいるのに・・・)

(レオは何で、私の側にいてくれるんだろう)

・・・・・

そして部屋を出ると、私は中庭へと足を向けた。

射し込む日差しを暖かく感じながら空を見上げていると・・・。

???「げむ子ちゃん」

後ろから名前を呼ばれ、私は振り返る。

「レオ?」

(あれ?)

(ユーリの話によると、レオは今日一日部屋を出る事ができないって・・・)

「どうして・・・?」

目を輝かせながら見上げると、レオが微笑んでみせた。

レオ「内緒で出てきたんだよ」

「そんな。もし見つかったら・・・」

(外出禁止を破ったりしたら、レオが罰せられてしまうんじゃ・・・)

慌てて言うと、近づいてきたレオが唇に人差し指をたてた。

「・・・っ」

静かにという仕草に、私は唇を結ぶ。

レオ「だから、一緒に逃げようか」

「えっ」

(逃げるって・・・まさか)

レオが私の手を取り、にっこりと笑みを浮かべた。

触れたその感触にびくりと身体を震わせ、私は顔を上げる。

レオ「せっかく今日は恋人の日なんだから、デートしようってこと」

「恋人の、日・・・」

レオの言葉に、私ははっと息をのんだ。

(そっか、今日はバレンタインデーなんだ)

(だったら、なおさら・・・)

私は静かに、首を横に振った。

「・・・・やっぱり、だめだよ」

レオ「・・・・・・」

するとレオが少しだけ強引に、私の手を引く。

レオ「どうして?」

★★★

間近に迫ったレオが、吐息が拭きかかるほどの距離でたずねた。

私はごくりと息を呑みながらも、レオを見つめ返す。

「それは・・・・」

レオに訊ねられ、私は視線を伏せて考える。

(誰かに見つかったりしたら、レオが責められるんじゃないかという不安もある・・・)

(でも、今はそれ以外にも・・・)

「もしかしたら、レオと私が一緒にいる姿を見て、」

「悲しむ人がいるかもしれないから・・・」

レオ「・・・・・」

何かを察したように目を細めたレオが、ふっと笑みを浮かべて呟く。

レオ「優しいね。でも・・・・」

「え?」



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