【種別】
人名
【初出】
「常盤台のレベル5」としては一巻で言及あり
名字だけが超電磁砲第40話、名前と正式登場は同第41話
新約シリーズで度々名前が出ていたが、本人初登場は新約6巻
【CV】
浅倉杏美
【解説】
常盤台中学における最大派閥を率いる少女。
学園都市第5位の
超能力者(レベル5)であり、能力『
心理掌握(メンタルアウト)』を持つ。
彼女を知る者が想い抱くイメージは正に「女王サマ」であり、
派閥の一員からは実際に「女王」と呼ばれている。
星の入った瞳、背に伸びるほどの長い金髪、長身痩躯、あまつさえ巨乳である。
立ち振る舞いも含め、美琴に「本当に中学生か?」と質問させるほど大人びたものを感じさせる。
なお、問いかけられた年齢に関しては、
本人曰く「一応中学生と言う事になっているが、能力でどうにもなるしねぇ」とのこと(【口調】項の台詞参照)。
レース入りのハイソックスにレース入りの手袋を着用。レースは蜘蛛の巣を連想させる模様となっている。
常に星のマークが入ったバッグを下げており、
中には能力使用時に手にするリモコンが複数入っている。
しかしながら、それらの可憐な容姿とは裏腹に、性格は極めて陰湿、且つ倫理観や常識に欠けている部分が多々ある。
とある科学の超電磁砲第43話でエクレアを食べようとした際、太るのを危惧した
取り巻きにおかわりを止められた事でブーたれ、
その後で自分に口答えをしたとして、ダイエット中の取り巻きに能力を使用し、エクレア二〇個の早食いを強制させた。
また、
御坂美琴が転校生の
婚后光子らと友人になった事に対して牽制を行い、
その際、周囲にいた無関係な常盤台生達を無差別に洗脳・記憶消去した。
現在は何らかの目的を持って
謎の研究員と行動を共にしており、学園都市暗部組織「
メンバー」の
馬場芳郎を利用して
御坂妹を拉致した。
更には計画を遂行するための手駒として、御坂妹を搬送した救急隊員や常盤台中学校の
綿辺先生を洗脳して利用している。
また、
白井黒子・
初春飾利・
佐天涙子の記憶から美琴との思い出を消去した。
そんな事もあってか、美琴が
上条当麻の記憶喪失を知った際にも、
学園都市最高の精神操作能力者である事から、「記憶を戻せる可能性」の一つとして候補に挙げられたが、
それまでの出来事から知り合いを任せられるほどの信頼は無く、
「治療と称して精神に細工されるかも」と危惧し候補から外された。
また、
絶対能力進化計画の
研究者と接触していたことから、
第二位や
第四位ほどではないにしても、
学園都市の『闇』へ関わりを持っていることが伺える。
初対面にもかかわらず上条の名を知っていたのも、研究者との接触により得た情報、と解釈する事も出来るが……?
また、その際美琴が"同級生"と発言していることから一応「常盤台中学2年生」であることがわかる。
9月19日には
大覇星祭の選手宣誓も行っている。
運営委員会からの依頼に当初は乗り気ではなかったが、
前述の研究者によるアドバイスにより依頼を受諾。
曰く、「貴女が表で注目された方が私も動きやすい」。
当日は共に宣誓を行った
削板軍覇が破天荒な演出を見せたため、
「喰われた…」と落ち込んでいた。
競技では、他選手や審判の精神を操作して楽に勝利する予定だったが、
「無関係の物を競技場に持ち込めない」という理由で、
リモコンの入ったカバンを運営委員の
吹寄制理に没収され、手詰まりに陥った。
一端覧祭では、何故か
とある高校の正門前にいて、体験入学にこっそり来た
御坂美琴と遭遇し、近くにいた人達を操って美琴をからかっていた。
その後、友達に勝手に推されて仕方なくミスコン大会に出場したらしく、
雲川芹亜とともに壇上に立っていたが、
元々面識があったのかお互いに少々毒づき合っていた。
アニメ版二期に、1話目からまさかの出演を果たした。
【口調】
「~力」という表現を多用する。また、語尾が小文字になることが多い。
例)「一応そういうコトになってるケドぉ
私の改竄力でどうとでもなっちゃうものねぇ」