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【大リーグ】

上原、今季初被安打が決勝打 「クソ〜、悔しさ残る」

2013年4月13日 紙面から

◇オリオールズ3−2レッドソックス

 痛恨の今季初被安打だった。上原浩治投手(38)が11日、地元でのオリオールズ戦に4番手で登板。時事電などによると、2−2の同点で迎えた7回、2死一、二塁のピンチでマウンドに上がり、初球を左翼線に運ばれた。「もう少し低く投げたかったけど、そこにコントロールできなかった」。自身の失点にはならないが、これが決勝打となってチームは連敗。勝負どころを抑えきれず、右腕はうなだれた。

 今季初の連投でもあった。当初、チームは上原の体調を考えてシーズン序盤は連投させない方針だった。だが、抑えのハンラハンが開幕から乱調。前日も9回に5失点し、大逆転負けを喫していた。それだけに、首脳陣は最も大事な場面を昨季から17試合連続無失点だった右腕に託したが、神通力は通じず。上原自身も試合後、ブログで「クソ〜、悔しさが残る試合だったわ」と感情を吐露した。

 地元メディアではすでにハンラハンの不調に守護神の交代を訴える声も。この日、上原が好投していたら抑え候補に浮上した可能性もあったが、ファレル監督は「ウチの抑えはハンラハンだ」とあらためて明言した。今後も中継ぎとして厳しい場面での登板が予想されるが、「精神的にばてないように、またあしたから頑張るだけ」。セットアッパーでもクローザーでも求める結果は同じ。これからも託された場面で、ベテラン右腕は黙々と腕を振り抜く。

 

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