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【社会】

南海トラフ沖に海底活断層 M8級地震の可能性も

2013年4月13日 05時55分

 巨大地震が懸念される南海トラフの南東側の海底に、長さ275キロ以上に及ぶ海底活断層が存在するとの分析結果を、広島大の中田高・名誉教授らの研究グループが13日までにまとめた。活断層が動いた場合、マグニチュード(M)8級の地震になるとみられる。

 1498年の明応地震は南海トラフが震源と考えられていたが、そうではなく、この活断層が動いたことで起きた可能性があるという。中田名誉教授は「南海トラフ以外にも、単独で大地震を起こす震源域があることを考える必要がある。活断層は500年以上動いていないことになり、注意が必要ではないか」としている。

(共同)
 

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