これ面白い企業文化ですね!採用情報 – 株式会社エンファクトリー
専業禁止、副業推進
「エンファクトリー」は「All About ProFile」やECサイト「COCOMO」を展開するIT企業。この会社、「人材理念」が非常に独特で面白いのです。
専業禁止! 「生きる力、活きる力」を身に付ける
これからの不確実な社会に対し、個人としてどう対応していけばいいのでしょうか?
そして、会社という組織はそういう個人にとってどういう場であることが必要なのでしょうか?わたしたちの提案がここにあります。
専業禁止!
そう、会社の仕事だけに、長い時間を費やすことはこれからの時代を「生き抜く、活き抜く」には足りず、リスクさえあります。
これすごくないですか。かなり思い切ってます。
しかしながら、十分な合理性も感じます。
副業ができるということは、それだけの高い専門性と、人的なネットワークがあるということです。ひとつの会社に雇われる専業サラリーマンよりも、経営者マインドも持ち合わせているでしょう。ぼくの知っている範囲でも、副業をしている会社員の方々には、非常に優秀な人が多いです(ゆえに、会社を辞めて独立する人も多いのですが…)。
「専業禁止!」という理念は、独立心旺盛でスキルフルなビジネスパーソンを集める、いい旗になるでしょう。ぼくもこんな会社に入りたいです。逆にいえば、「副業禁止」な会社には絶対に入りたくありません。
さらに、エンファクトリーは「フェロー」制度も用意しています。退職・独立しても、会社との関係を断ち切らない仕組みとのこと。業務委託で仕事をつづける、という感じなのかな。
エンファクトリーでは、退職もしくは独立する社員が ローカルプレナーとなる場合に任意で「フェロー」を選択する事が可能です。
フェローとして活動する場合に双方の関係性をゼロにする事なく、ケースバイケースでビジネスパートナーとして利用し合う相利共生の仕組みです。
「専業禁止」に「フェロー」。エンファクトリーの人材理念はなかなか未来的だと思います。これからは、会社と個人の関係はこんな感じになっていくのでしょうね。会社に飼われるのではなく、独立したプレーヤーたちが必要に応じて集い、社会に価値を提供していく、というイメージ。
エンファクトリー様々な職種で人材を募集しているようなので、関心がある方はぜひアプライしてみては。
余談ですが、最近は大手企業でも副業の解禁が進んでいるそうで。これは実は厳しい話で、一人ひとりの市場価値を明らかにする結果となると考えます(「「副業解禁」で可視化されるビジネスパーソンの市場価値」)。みなさんは「いい副業先」ありますか?
共同通信社が大手メーカー24社に実施したアンケートで、日産自動車や富士通など10社が社員の副業を認めていることが9日、分かった。減産の拡大などに対応した動きだ。