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立命館のソーシャルメディアガイドラインがいい感じ

2013/04/13


西田さんがツイートなさっていたのを発見。見てみたら、なかなかいい感じです。


分かりやすく、実例付き

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構成は以上の2ページ。学生にもサッと読んで理解してもらうためか、分かりやすくまとめようとする努力が伺われます。

ポイントはシンプルに5項目でまとめられています。

1. SNS 上の情報は、必ずしも正しいものばかりではない
2. SNS 上においても、社会的ルールを守らなければならない
3. SNS 上の情報は、世界中に広まるものである
4. SNS では、匿名であったとしても、責任が伴う発言として取り扱われる
5. SNS での不用意な発言は、家族や友人にまで被害がおよぶことがある


5つの項目にはそれぞれ、ダメな例も紹介されています。

これなんてリアルですねー。最近ガセのいい話が出回るのをよく見かけますし。

友人のmixiに、『大きな手術をするのに費用が足りなくて困っている人がいるから、寄付をして欲しい』という書き込みがありました。わたしも、助けてあげたいと思って、Facebookに掲載して、友人に呼びかけました。ところが、この情報はデマで、私の情報を信じて、寄付をしてしまった友人がいました。残念ながら、寄付したお金は戻ってこず、その友人との友情にひびが入る結果となりました…。


「不用意な発言は、家族や友人にまで被害がおよぶことがある」。

反社会的な発言をTwitterに書き込みました。匿名での発言でしたが、なぜか私の本名
がばれてしまいました。その情報が、他のSNSに掲載され、本名どころか住所や電話番
号まで掲載されてしまいました。さらに、他の投稿者から、次々と家族の名前や会社・
学校まで実名で掲載されはじめました…。家族にまで、被害がおよぶとは思いませんで
した…。

最近だと神戸大学のUFJ迷惑行為事件がありましたね。この例でも当事者たちの名前・学校が晒されてしまっています。


「ソーシャルメディアガイドライン」はすでに国内外で数多く組織が導入していますが、組織内での浸透を考えると、できるだけ分かりやすくまとめるべきです。立命館のガイドラインは他の組織においても参考になるでしょうね。

ちなみにグローバルで見ると、アニメ風のデジタル教材を使ったガイドラインなんかも登場しています(オーストラリアのテルストラ)。何かのインタビューで「数万人の社員に伝えるために、なるべく親しみやすいように制作した」と担当者が答えていた記憶があります。こちらも参考になるかも。


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