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女子高校生の「秘技」が世界で流行
4月11日 20時52分

女子高校生の「秘技」が世界で流行

日本の高校生たちが人気アニメの必殺技をまねをして撮影した写真が、ツイッターを通じて僅か2週間余りで世界中に広がり、海外の主要メディアで取り上げられたり、各国で同じような写真を撮影する人が相次いだりするなど、インターネット上の新たな流行として注目を集めています。

流行のきっかけとなったのは、先月25日に埼玉県の女子高生がツイッターに掲載した、「マカンコウサッポウ」という写真でした。
写真は人気アニメ「ドラゴンボール」に登場する必殺技のまねをしたもので、1人が技を繰り出し、周りの人が技の威力で宙に吹き飛ばされているかのように写っています。
このツイートは瞬く間に注目を集め、似たような写真を撮影して掲載する動きが日本の若者の間で広がりました。
最初の写真が掲載された3日後の28日には、フランスの新聞「ルモンド」がこの動きを「あの有名な、かめはめ波のジェスチャーが日本で大流行」とブログで紹介。
29日には、アメリカの人気ネットメディア「ハフィントン・ポスト」や「マッシャブル」が、人気ゲーム「ストリートファイター」の技に似ているとして、流行を「ハドウケン」という名前を付けて伝えました。
今月1日には、アメリカのインターネットメディアが「完璧なハドウケン写真を撮影する方法」というおよそ1分20秒の動画をユーチューブに投稿し、再生された回数は10日間で19万回を超えています。
最近ではイギリスBBCのディスクジョッキーがみずから「ハドウケン」の写真をツイッターに掲載したり、中国の主要メディアも話題として取り上げるなどますます注目を集めています。
インターネットで始まった一つの流行が、世界中の人たちに次々とまねられて広がっていく現象は、「インターネット・ミーム」と呼ばれています。
海外の複数のメディアは「マカンコウサッポウ」や「ハドウケン」は、独特なダンスが人気を呼んだ韓国の「カンナムスタイル」や、30秒ほどの音楽に合わせて突然、人々が一斉に踊りだす「ハーレム・シェイク」に続く、日本発の新たな「インターネット・ミーム」だと伝えています。

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