遠隔操作事件の取材で共同記者が“不正アクセス”か(04/12 16:27)
遠隔操作ウイルス事件の取材で、共同通信の記者が不正アクセスの疑いです。
去年10月、遠隔操作ウイルス事件の真犯人を名乗る人物から、最初の犯行声明メールが送られました。共同通信によりますと、取材にあたっていた社会部の記者が、メールの文章を手がかりにパスワードを打ち込んだところ、犯行声明の送信元のメールにアクセスできたということです。その後、11月にかけて社会部の複数の記者がメールの送受信記録を閲覧しました。警視庁は、閲覧した記者から事情を聴く方針です。共同通信は、この取材をもとに記事は書いていないとしていて、「取材上、いき過ぎがあったとみている。厳正に指導する」とコメントしています。