古武術・古武道としての居合と剣術を学ぶ居想会です |
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古武術で知る、学ぶ喜びと自分の力
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明治以前に失われた古流の無外流を研究することは、古の日本人が当たり前として使っていた身体運用方法を知ることでもあります。「気剣体一致の妙」では、古武術としての居合や剣術の復元だけではなく、どのように体を使えばより早く悟られない武術的な動きとなるのかの研究成果でもあります。
一緒に居合や剣術の稽古をして頂くのが何よりですが、こうした動画を通じて古武術としての無外流の素晴らしさの一端が伝われば幸いです。
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関戸光賀
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「気剣体一致の妙」の読者になる 2013年4月8日までの登録者1,947名・再生回数1,416,488回 |
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野送りの動きはシンプルですが、実に奥深い要素を秘めています。
真っ向からの敵の刃を体捌きと受け流しで凌ぎ、かわす刃ですかさず敵の首をとります。
早く動き出せば追われ、遅ければ敵の刀を捌く事はかないません。
・抜刀と受け流し
敵の刃の間合いを見切り、膝全体を緩め右に重心を移動させます。移動した重心は右足を送ることで均等が生まれますので、同時に上体を右45度上に体を開くように抜刀し、切先をやや跳ね上げます。
ただし、動画で一部解説のように鎬で受けると言っても刀がフラットな状態で受けると、抵抗が大きくなり敵の刀は落ちません。受け流すという事であれば右傾斜した体に添うように刀を操作し鎬で敵の刀を落とすほうが、現実的です。
受け流しの稽古では、相手と自分の刀の交点を抵抗なく落とす刀操作を身につけます。
・ 斬り
右傾斜した体軸を垂直に戻しつつ、刀の物打ち部分を敵の首に当てます。このとき右足を軸にすると体が回ってしまいますので、体軸を強く意識し刀を右手で振り回さないようにします。右拳が直線的に敵の首に向かうラインをイメージし、肘、肩さらに胸を使い体軸により近い部分で刀を扱うようにします。
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