ハロー・マイ・ステーション 過去の開催レポート

2013年4月3日 第1回(佐屋駅周辺)開催レポート

 

夜から降り続いた雨は朝方に上がったものの、春の嵐が吹き荒れるあいにくの天気となりました。

9時50分集合時間となり、佐屋駅長による挨拶によりハロー・マイ・ステーションが開始です。
まず、駅長から佐屋駅にまつわる話をうかがいました。
伊勢湾台風の時には水につかり、弥富から流れてきた金魚(弥富は金魚の名産地です)で金魚すくいができたなど、面白い話を聞くことができました。
その後船頭平(せんどうひら)公園に移動。桜が満開で公園全体が桜色に染まっていました。
船頭平公園内にある木曽川文庫には木曽三川の治水工事にまつわる貴重な資料が収蔵されています。
治水工事にまつわる色々な説明を愛西市のボランティアの人からおうかがいしました。

明治時代におこなわれた治水工事ではオランダから高給で技師を呼び寄せ土木技術を吸収し国内の技術を向上させた話や、この後見に行く船頭平閘門の概要など、非常に勉強になりました。

お昼ごはんは「あいさい弁当」。
「あいさい」は「愛妻」ではなく「愛西市」。
愛西の名産品、レンコンをふんだんに使った弁当です。
お昼ごはんの後は本日の目玉、観光船による「船頭平閘門」の通過体験です。
「閘門」とは水位の違う川や湖を水路でつなぐとき、水位を調整するために設けられた水門のことです。
船頭平閘門は、明治時代に完成し現在も現役で活躍する数少ない閘門です。
早速船に乗り込みます。
当初の予定では船頭平閘門を通り、長良川と揖斐川の間にある千本松原を船から見学して帰ってくる予定でした。
しかし、あいにくの強風で川まで出ることができず、水路の中のみの運航となりました。
閘門の扉の開閉や閘門の中への進入を体験することができました。
ぜひ天気のいい日に再度乗船してみたいと思います。

最後に「道の駅立田ふれあいの里」に立ち寄りました。
産直の野菜売り場がある他、レンコンを使ったソフトクリームやパンなど販売しています。

次回は5月11日に小牧城450周年で盛り上がる小牧駅周辺を散策します。