先週の木曜日、大阪(箕面)で叔父の葬儀に出、その日は大阪(梅田)泊まり。
その足で、那智の青岸渡寺で行われたワークショップに出張に行ってきた。
しかし、那智というのは行きにくい場所だ。。。
私の住む米子からだと、伯備線で岡山に出て、そこから新幹線で新大阪まで
行き、そこから紀勢線で紀伊勝浦まで行って、バスかタクシーで那智に行く、
という形になるのだが、行きは、大阪で区切れたのでそう長く感じなかった
ものの、帰りは 延々8時間。。。
いやー、疲れました。。。
那智のワークショップは、実質的に13日(土曜日)一日だけだったのだが、
移動に時間がかかるため、2泊3日の出張に。
それで、前夜(金曜日)は、南紀勝浦温泉に1泊して、旅の疲れを癒す、
という計画を立てた。
実はこの勝浦温泉、今から35年前に両親に旅行に連れてきてもらった
思い出の場所なのである。
その時に泊まった旅館が「一の滝」という名前だったのを思い出し、
インターネットで検索してみたところ、まだやっていて、しかもなかなか
評判が良く、値段も安い。
写真を見てみると、風呂も昔のまま、ロビーの感じも、建物の外観もほとんど
変わっていないので、なつかしくなった。
(要するに、その後、拡張や設備投資にほとんどお金をかけず、昔ながらの
「いい温泉、おいしい料理、素朴ながら心地よいサービス」だけを守ってきたので、
それだけ安くて、評判もいいのだろう)
というわけで、前夜はなつかしのこの旅館に泊まることに。
叔父の死があり、(18年前に亡くなった)両親に連れてきてもらった思い出の
旅館に泊まり、、、ということで、これまでのいろんな思い出がよみがえり、
一つ一つがまた微妙に絡み合って、何重もの思いがかさなった旅になった。
そのことについてはまた後日、書こうと思います。
那智で行われたワークショップも、たいへん面白かったので、
そのこともまた書きます。
今日はこの辺で。