空庵つれづれ

宗教学と生命倫理を研究する中年大学教師のブログです。



話題は、日々の愚痴から、学問の話、趣味(ピアノ、競馬、グルメ)の話、思い出話、旅行記、



時事漫談、読書評、などなど四方八方に飛びます。


テーマ:

アメリカにいたころ、

「日本に帰って一番食べたいものは何か」という話で、

いつも女房と二人、盛り上がっていた。

(こんな話で毎回毎回盛り上がることのできる私たち夫婦は幸せ者に違いない)


いろんな食べ物が出たが、私の場合、「おいしいお蕎麦屋さんの蕎麦」

そのリストから外れることはなかった。


なにを隠そう、私は若いとき(大学生時代)から大の蕎麦好き なのだ。

アメリカで、蕎麦を食べなかった・・・・・というわけではない。


むしろ、一週間に食べる蕎麦の量は、日本にいる時より多かったかもしれない。


なぜかって・・・?


そもそも、アメリカでお昼にあっさりしたものを食べたい、と思っても外では

食べるものがないのである。外食すればやはりそれなりに高くつく、ということ

もあり、お昼は家に帰って「ざるそば」というのが週に2~3回あった。


もちろん、ニューヨークのような大都市に行けば蕎麦屋もそれなりにあるのだろう

が、シャーロッツビルでは蕎麦屋の蕎麦を食べる・・・なんぞは夢のまた夢、

普段は家で乾麺をゆでて食べていた。

(乾麺も、極細うどんにただ黒い色がついているだけのニセモノ蕎麦(中国製)

以外なら、どんなものでも贅沢は言えなかった)


そういういわけで帰国して以来、普段にも増して、蕎麦を食べまくっている。


やっぱり日本の蕎麦はうまい! のだ。


米子では、

大学の近くの「上代」(私たちのアメリカ滞在中に息子さんに代が変わったが、

ますますおいしくなっているように感じる)、家の近くの「楽庵」、商店街横の

「小沢そば店」といったお気に入りの蕎麦屋(それぞれの個性の違いがまたいい)

はみな健在だった。


つい先日、兵庫県三田のS先生(私と誕生日 も干支も血液型も一緒の大先生)

宅をお訪ねした折に教えていただいた有馬温泉の「むら玄」というお蕎麦屋さん

には感動した。


とにかく、ここは(蕎麦屋をS,A,B,Cの4ランクに分けるとすると)

文句なしにSランクの店である。


むら玄 むら玄の蕎麦

有馬温泉に行かれたら、蕎麦好きの方はぜひ立ち寄ってみてください。

(席数が少なく、予約もきかないので、開店時間(11時)早々に行かれることを

おすすめします)


PR

気になるキーワード