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米軍 太平洋に高性能レーダー展開4月12日 7時58分
北朝鮮が弾道ミサイルの発射準備を整えたとみられることを受け、アメリカ軍は、海上配備型の高性能レーダーを太平洋上に展開して、ミサイル発射の動きに関する情報収集活動を強化しています。
アメリカ国防総省の当局者が11日、NHKに明らかにしたところによりますと、アメリカ軍は海上配備型の高性能レーダー「Xバンドレーダー」を新たに太平洋に展開し、北朝鮮によるミサイル発射の動きに関する情報収集活動を強化しているということです。
Xバンドレーダーは高さおよそ35メートルの巨大なドーム型をしており、海底油田を掘削する際に使うプラットフォームに設置され、4000キロ先にある野球ボールの動きも追尾できるとされています。
国防総省は先週の時点で、北朝鮮の監視活動にXバンドレーダーを投入する計画はないとしていましたが、当局者によりますと、その後、北朝鮮が弾道ミサイルの発射準備を整えたとみられ、緊張が高まっていることから、ハワイのアメリカ軍基地に置かれていたXバンドレーダーを海上に展開することになったということです。
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