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ピョンヤン市内には緊張感はなし4月12日 12時9分
北朝鮮の首都ピョンヤンでは、12日も大勢の市民が通常どおりに出勤する姿が見られるなど、緊張した雰囲気は感じられず、ふだんと変わらない様子でした。
北朝鮮は、首都ピョンヤンに駐在する外交官らに対して、安全を保証できないとして退避の検討を呼びかけています。
しかし、12日朝、ピョンヤン駅の周辺では、大勢の市民が足早に職場に向かっていたほか、市内では子連れの女性の姿や知人らと談笑しながら歩く人の姿も見られるなど、緊張した雰囲気は感じられず、ふだんと変わらない様子でした。
また、通りには、国旗やピンクの飾りなどが掲げられており、北朝鮮最大の祝賀行事である、今月15日のキム・イルソン主席の誕生日に向けて、祝賀ムードを盛り上げようとする様子も見受けられました。
このほか、市内には、「経済と核武力建設」と書かれた看板があり、北朝鮮にとって核兵器の開発と並んで経済の再建が大きな目標となっていることがうかがえました。
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