全国菓子大博覧会（ひろしま菓子博）の開幕が、12日であと１週間に迫ってきた。広島市中区の旧市民球場跡地を利用した会場では、パビリオンの内装がほぼ完成し、国内外から集まる色とりどりの菓子が並ぶのを待つばかりとなった。

　八つのパビリオンのうちの一つ「全国お菓子めぐり館」では、県別の展示ブースもおおむね仕上がった。東北・北海道のスペースには、「ありがとう　東北は元気です！」のメッセージを添えた看板を掲げた。実行委員会の事務局員は見学ルートを入念に確認していた。

　菓子博は19日から５月12日まで24日間の日程で開かれる。前売り券は大人１８００円で、ひろでん中国新聞旅行などで販売している。当日券は大人２千円。

【写真説明】内装がほぼ完成したパビリオン「全国お菓子めぐり館」。開幕後はお国自慢の菓子が並ぶ（撮影・高橋洋史）