１１日、都内で行われたムック本「前を向いて走る。あなたの支えがあったから。」の出版記念イベントには、吉本の使い捨て“一発屋芸人”５人で構成する「再生可能ボーイズ」が出席した。

“エロ詩吟”で一世風靡した天津・木村（３６）は「我々は決して記者会見荒らしではない。一度売れて休んで、またＭＡＥＭＵＫＩ（前向き）に頑張っている。ボーイズを結成した昨年は楽屋には水だけだったが、今はサンドイッチもある。先月の給料の半分はボーイズの地方営業でのもの。これがなければ死んでいた」と訴える。

　これにムーディ勝山（３２）も「僕の場合は４年くらい休んでいたかな。今は全国どこでも駆けつけますんで、営業お願いします」と同調。売れたプライドから、一時は頑なに“一発屋”を受け入れなかったが、結婚したこともあり丸くなったようだ。

「さんぺいです」で瞬間的に人気を得た三瓶（３６）に至っては、１１年間も“休憩”をしているが、楽しんご（３４）はテレビから消えてまだ約１年しかたっていない。

「周りから加入は２年後でいいと言われたが、実は僕、ずっと木村さんがタイプでファンレターを出したこともあった。今日改めて見て、いいお兄さんだなと思った」と楽しんごは木村に熱視線を送る。

　さらによほど“欲求不満”なのか、本紙カメラマンにまで襲い掛かかろうとする始末だった。

　木村は「しんごは、その時々で次から次に好みの男性を変える。でも、ボーイズの中で一番のきかん坊。そこがまたかわいい」と、これまたまんざらでもなさそうな笑みを浮かべた。２人の仲が気になる。