ずさんなお役所仕事
テーマ:文化差さて、上の左右の写真で違っているところは?
(写真をクリックして、大きくしてから見てくださいね)
下線を引いておいたのでおわかりだろうが、そう、日付だけである。
左がSocial Security Numberをもらうために、Social Security Officeに出向いて
申請した(9月12日)後、すぐに送られてきた手紙である。
そこにあるように、「2週間以内にSocial Security Cardを郵送するので、もし2週間以内にそれを
受け取らなかった場合には、電話か手紙、あるいはOfficeに出向いてそれを知らせてくれ」、
ということであった。
しかし、2週間経ち、3週間経っても、Cardは送られてこない・・・・・・・・
(電話も手紙も大変不安なので)事務所にもう一度出向き、左の手紙を出して、
「これを受け取ってもう3週間以上経ってるけど、未だにカードが届かない!」と文句を言った。
「ふふん」と言いながら、役人(役人の愛想が悪いのは万国共通か)が調べ始める。
以下、C=役人。
C 「パスポートとDS-2019は?」
私 「はい、これです」(この前も出したけどねえ・・・)
C 「この住所は確かにあなたが住んでいるところか?」
私 「イエス」
C 「アパートとかではないのか?」
私 「ノー」
役人は、コンピュータに向かいながら、何やらいろいろ入力している。
C 「OK、2週間以内に郵送します」
と言って渡してくれたのが、右の手紙。
持って行った手紙(左)の日付を昨日(10月6日)に変えただけのシロモノである。
私 「私は3週間以上前にここに来て申請し、同じ手紙をもらったんだぞ!
一体何が問題だったのか説明してくれ!」
C 「わからない(I have no idea.)。たぶん、郵便屋が配達しなかったんでしょう」
というようなわけである。
そんなに郵便が信用できない国なのなら、こんなに大事なカードは、
郵便でなど送るなよ!
と言いたかったが、ぐっとこらえる。。。
これから2週間待って、また届かなかったら・・・・・
このSocial Security Card というもの、けっこういろんなところで必要なものなので
(これがないと州の運転免許の試験も受けに行けない)、
一日でも早くほしいのであるが。
しかし、(噂には聞いていたが)アメリカのお役所仕事はずさんだよねえ。。。
郵便と言えば、もう一つ。
実家の両親に宛てて書いたもの。
(実物を模して書き直しています)
これがなんと、郵便局で出した翌日に、
シャーロッツビルのわが家に配達されて
きたのである!!
何が起こったのかわからず、とにかく
郵便局へ。
封筒を局員に見せたところ、原因はすぐに判明した。
コンピュータで受取人の住所を読み取る際、左側の「差出人」の住所(つまり私たちの家)
を誤って読み取ってしまったのだろう、ということだ。
この封筒は、実践倫理研究所の封筒だ。私のオフィスの机の引き出しに大量にあったので、
封筒を買う金をケチって、持ち帰り、それを使ったのだが、これが 災いのもと 。。。
実践倫理研究所の住所が左上に印刷してあるため、女房は自分の住所をその下に
書いたのであるが、それが下過ぎたので、「受取人の住所」として読み取られてしまった
ようだ。
まあ、理屈はわかる。
しかし・・・・・
封筒にJAPAN と書いてあるだろ??
AIR MAIL とも書いてあるだろ??(実物は、当然郵便局の「AIR MAIL」
というスタンプも押してある)
それをなんでうちに配達するのよ??
郵便物仕分け人(?)だって、実際配達する人だって、ちょっと見れば「おかしい?」
って気づくはずだよねえ・・・
まあ、あまりカッカすると血圧が上がるだけだし、
とにかく「1年間の辛抱」ということで。。。
1 ■無題
そのうちにダブルチェック、いや、トリプルチェックするようになりますよ。だって英語が(あまり)わからない人も郵便を扱っているんですから。
日本に帰ってからも病気が治らない例も。
書類に書いてあるのに、電話をかけて「本当にそうなのか」と確認して、店員や係員を怒らせたりしてしまうのです。
しかし、日本でもトリプルチェックが必要な日も近いのではないかと私は怖れています。