州都リッチモンドへ
テーマ:観光今日は、はじめてシャーロッツビルを離れ、ハイウェイをドライブして、ヴァージニア州
の州都であるリッチモンドまで出かけた。
「これぞアメリカ」というようなほとんど一直線の道を70マイルちょっと走って、約一時間。
リッチモンドは南北戦争の時、南軍の首都だったため、戦後は市街地は焦土となった。
そこで一から市街地を復興したため、通りはまっすぐで、道は覚えやすい。
(シャーロッツビルの曲がりくねった道とは大違い・・・)
リッチモンドというと、ケイ・スカーペッタを主人公とするパトリシア・コーンウェルの
人気シリーズで、スカーペッタの勤める検屍局のあるところ。
シャーロッツビルとは違って、治安は悪そうで、見ただけで「昼間でもちょっと歩き
たくないな。。。」と思う通りもある。
上の写真、左はヴァージニア州議事堂(全米で二番目に古い)の前にそびえ立つ
ジョージ・ワシントンと建国時代の六賢人の像である。写真ではよくわからないかも
しれないが、向かって右側(私の立っている左上)にいる、ペンを持った人物が
ヴァージニア大学の創立者でもあるトマス・ジェファーソンの像である。
議事堂自体はただ今工事中で、(そもそも日曜日はダメ)見ることはできなかった
が、まさにその名の由来(処女)の通り、アメリカ合衆国の建国のルーツはここにあり、
というのがヴァージニア州の誇りなのだろう。
実際、歴代合衆国大統領(43人)の中で、ヴァージニア州出身の大統領は8人おり、
州別ではトップ(出身州をどこにするかは数え方によるが、2番目はオハイオ州で
7人)。
それも第12代までで言うと、12人中7人がヴァージニア州出身なのだ。
(その後のただ一人は、第28代のウッドロー・ウィルソン)
まさにこの州が「建国時代の礎を築いた人材」を輩出していることがわかる。
右の写真は、ヴァージニア・ファインアーツ美術館。
ポール・メロン夫妻のコレクションを中心にした美術館だが、なかなか見応えがある。
これだけの作品を見て、(常設展示は)無料なのだから、得をした気分。
1 ■日本食の話
しばらく見ぬ間にブログが急速に増えましたね。
で、タイミングはずしましたが、アメリカの日本食の話。西海岸は比較的ましでした。Todaiという中国人(?)経営の日本食チェーンがあって、ここはビュフェ形式(日本で言うバイキング)、割と美味。ただし値段は高め。
ボストン(ケンブリッジ)のホテルにあった鉄板焼レストランは最悪で、ファミレスの如き安物ステーキにぼそぼそのライスでえらい高い値段を取られました。となりには女の子を初デートに誘ったといった若い男の子が緊張気味に座っていて、目を白黒させながらご飯食べてたんだけどさあ、なんだか可哀想でした。
まあ、アメリカで日本料理は外で食べるもんではないかと。