The First Two Days
テーマ:初体験8月28日13時30分過ぎ(現地時間)にシャーロッツビルに到着してから一週間。
ようやく家にもインターネットがつながり、ブログを書く余裕もできたので、渡米後初めてのご報告を。
海外生活を経験した人たちは口を揃えて「最初の一週間が大変・・・」と言う。
まさにその通り! しかし、私たちの場合は、その大変さが 強烈 だった!!
トラブルは最初の二日間に集中して起こった。
まず一日目。
夕方、家の大家さんたちと別れ、スーツケースの荷ほどきを始めようかとした途端、いきなり
停電!
だんだん外が真っ暗になっていく中、文字通りのblack out状態で、何もできず(蝋燭や懐中電灯が
どこにあるのかもわからないし、そもそも初めて入る家なので動くことすら困難。もちろん字も読め
ないし、どこに電話することもできない)。いつまで経っても電気がつかない(周りの家も)ので、
あきらめて寝ることにしたが、とてもじゃないが眠れない。。。
結局、電気が復旧したのは、それから5時間後の深夜0時ごろ。
シャーロッツビルは木が多いため、停電はよくあるそうだが、越してきたその日の夜にこういう目に
遭う確率というのはいかほどであろうか?
そして二日目。
午前中に訪れた実践倫理&公共生活研究所の環境のすばらしさに感激し、ダウンタウンに出て
おいしいランチにもありつけ、「今日は一転、いい日になりそうだ」と意気揚々と駐車場に戻ってきた
ところ、私たちの 車がない。。。。。
しかも車の中にはパスポート以外のありとあらゆる重要書類が詰まったカバンとノートパソコンが・・・
駐車場に管理人の姿は見あたらない(私たちがそこに駐めた時にもいなかった)。
何回も確認してみたが、やはり駐めた場所はそこで間違いない。。。
いくら何でも、白昼堂々車が盗まれる、などということは考えられなかったが、
ないものはない のである。
呆然としながら(ほとんどパニック・・・)、メイン通りに引き返し、見つけた警官に急を訴える。
I am stolen・・・じゃなかった(でも、気持ちとしてはまさに「私」がどこかへ盗み去られたような)、
高校英語を駆使して、I had my car stolen !
警官はけげんな顔をしながら、「駐車場の責任者に相談しろ」と繰り返すのみ。。。
しょうがないので、もう一度駐車場に戻るが、相変わらず誰もいないし、どこそこへ電話しろ
というような看板も見あたらない。
もう一度メイン通りに戻ると、警官の姿は消えていた。。。
まったく途方に暮れてしまったが、幸い、親切な人が助けてくれたおかげで、事の真相が判明!
私たちの車は、違法駐車を取り締まるColliers Towingという役所(業者?)にレッカー車で
運び去られた、ということがわかる。
何で駐車場に駐めてる車がレッカー車で持って行かれるんだ??
・・・・・・
どうもその駐車場に駐めた時に(管理人不在の場合は)、なにかカードをとってそこに記入し、
ボックスに入れておかねばならないのに、私たちがそれを怠ったためらしい。
しかも、この駐車場は、すぐ前に葬儀屋があり、その関係の車が駐めるのに迷惑にならない
よう、特に取り締まりの目が厳しいらしいということも後でわかった。
罰金(110ドル!)を払えばすぐに返してくれるというので、とにかく、タクシーで、場所を教えて
もらったcolliers towingのofficeへと向かう。
着いてビックリ! 私たちの車を含め、同じようにレッカー車で撤去されたと思われる車が数台
(中には高級車も)並んでいる空き地の奥にあった建物は、とてもofficeなどと呼べるような
代物ではなく、まさに掘っ立て小屋・・・であった。
(しっかりデジカメにおさめたが、画像のサイズを小さくする技術を未習得なので、ここに
アップできないのが残念。そのうちアップしますのでお待ちを)
というわけで、最初の二日間は、苦難の連続。。。
こちらで知り合ったいろいろな人にこの話をしたが、皆それなりにトラブルはあるものの、
ここまで強烈なのは聞いたことがない(!)とのこと。
しかし、これで厄が落ちたのか(そう信じたい)、それからは大したトラブルもなく順調。
まあ、一週間で、こうしてブログが書けるまでに日常生活が回復した、というわけです。
1 ■お疲れさまです
ブログ、大変、楽しく(おっと失礼!)拝読しました。一人で笑ってガムをパソコンに吹き出してしまいました。
海外でのレッカー移動、そんなこともあるのですね。私も10年ほど前にハワイで駐禁をとられ、どうしていいのか判らず右往左往しました。情報通の同僚が払ってくれて事なきを得ましたが、、、
どうかお元気で!!