木下黄太のブログ  「福島第一原発を考えます」

福島第一原発事故について考え続け、放射能防御を進めます。

「福島の子供たちに内部被ばくゼロ」報道はWBCに無知なマスコミを悪用した結果。その作為を見抜け!

2013-04-12 02:21:52 | 福島第一原発

 福島の子供たちに内部被ばくゼロという見出しが躍っています。WBC=ホールボディカウンターで検出されていないからと伝えています。

本当にそうでしょうか。これは、あまりにもマスコミが不勉強で、相手側の誘導に簡単に騙されているだけです。実は、難しい話は一つもありません。

まず、事故発生から、数ヶ月内でないと、そもそもWBCで測定する有効性が少ないです。

勿論γ線を計測するだけです。

そして、WBCは精密に測れる機械ではありません。NAIシンチレーションと基本は変わりません。生体を適切に測るのは難しく、閉架型の精密な機械でも、最大推定は検出値の10倍とも言われています。

 そして、今回の機械、簡易的な閉架型で、下限値は300Bq/Bodyです。とても高い。これ以下は測れていないと切り捨てられる可能性が高いです。

 WBCでは、チェルノブイリの椅子型オープンな装置は数値は高く出ています。それを閉架型と比較する意味もない。しかもWBCはそもそも精密に計測はできません。

事故当初ならともかく、二年後の意味もかなりうすい。時間経過は意味をさらに喪失させています。

 こんな物理学者のごまかしに何時までつきあうのでしょうか。要は、隠ぺいする側は同じように隠ぺいしているだけです。健康症状が出ている状況で、WBCの適当な話を今さら言い募る輩は、犯罪者同然だと、僕には見えます。

 検出限界300Bq/Bodyだと、つまり299Bq/Bodyも検出しない可能性もありえます。この場合、生体は機械が精密測定不可能で、最大推定は十倍の2999Bq/Bodyの可能性も。体重20kgの子供だと149Bq/kgの放射性物質の体内蓄積も理論上は測れていない可能性もあり得ます。

 バンダジェフスキー博士が主張する話は10Bq/kg位の体内汚染から心電図異常もあるということ。これは、チェルノブイリにおける椅子型のWBC数値に基づくものではあると思いますが。そうすると何の安心にもなりません。

khp311.org/wp-content/upl …

福島県の皆さんへ。吸気被曝は防ぐ方法はほぼないです。その危険は、首都圏と同じく、否、それ以上に、福島にあります。食べ物の被曝を回避しても、吸気で微量でも危険な核種を鼻や口で呼吸で吸い⇒肺⇒循環器へ。排出は厳しい。

そして、300Bq/body下限値のWBCのことも酷いです。ドイツのベルリン、放射線防護庁のWBC、機械下限値20Bq/bodyと比較すると、あなたたちは15倍も高い測定下限値で「大丈夫」と言われているだけです。はっきり言うと、棄民されています。捨てられている。これがリアルです。しかも5分計測。短すぎます。ぼくが東海村の事故の後、国の組織側で、密閉型のWBCで半時間近く計測されたから良くわかるのです。完全に騙し。JCO事故の時の僕よりも、数段扱いが悪くされているのが、福島県民。

もうほんとに許せない。こんなごまかしする奴ら。

 この人々、元々、南相馬で市長の下、病院で、東大のチームがいろんなことをやられている話です。上氏や坪倉氏、そして早野龍五氏。scienceportal.jp/HotTopics/inte 上氏、ご本人が仙谷さんに頼まれて南相馬に入っていたと告白済みです。南相馬などに、こどもを留めるためにおこなっているのは事実でしょう。避難させたくないですから。

  そこで使われているのが、キャンベラ社のFASTSCANというWBC。遮蔽があるから、開架型よりはましですが、立位式で簡易型ではあるもの。之は、高度汚染をしている時の識別に使う機械ではないかとも思えるものです。高性能なものではないです。たがら下限が300Bq/body。そうした機械の本来の用途を、何かずらして使っている気がします。違う目的のため、食の内部被ばくの不存在証明という話に使えるように錯誤させている感覚です。

そして、WBCは精密な閉架型でも、本来最大推定値は計測値の10倍とも言われます。ベルリンの放射線防護庁で25Bq/body検出した未婚の日本人女性(東葛地域が実家)は、仏の専門家に「最大推定は250Bq/body。半年は妊娠するな」と言われていますから。


お分かりいただけますか。データの解釈問題だけではありません。データそのものが、事実を改ざんするために、データを作り上げるということがおきることを理解して下さい。これは、捏造というあからさまなものばかりでなく、下限値、機械の型式、所要時間など、わかりにくいところで、ずらして誘導する感覚です。その作為を見抜くしかありません。

福島県民へ・被曝の目安は血液検査、更に染色体検査なんです。本当は、これでわかるのに、公にやらないようにしています。陰で勝手にやっている可能性は否定できません。当然、関東・南東北全域でやるべき話ではあります。

マスコミ人は気づくべきです。こんな基本は。

WBCをうけている貴女は何故はっきりと言わないのですか。

ベルリンでうけた人が一番わかる筈なのです。

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「関東・南東北の被曝エリア(東京全域を含む大半のエリア)にいる皆さんは、放射性物質の少ないエリア、できれば愛知県から西のエリアに、移住するべきです。妊婦、子供、未成年、妊娠可能な女性は優先して移住すべきです。他の皆さんも極力移住してください。被曝から二年経過しています。初期被曝は深刻で、慢性被曝の影響でさらに蓄積します。食物、飲料のみならず、吸気による被曝は深刻です。回避する方法は限定的です。あなたやあなたの家族の命と健康が何よりも大切です。一刻も早く移住してください。」   

 

  

 

 健康被害相談などもまずはメールでお話し下さい。⇒  

 

  nagaikenji20070927@yahoo.co.jp(コピーして貼り付けて下さい)

 


 

 講演など、何か業務的な依頼をされたい方も原則このメール⇒電話でお話しする順番です。 

 

 

 

  事故発生当時の行動記録や数値データなどを細かく教えてください。問い合わせの内容も書いてください。 健康被害の状態を皆で共有化し、事態の推移をあきらかにしていく作業が最も必要です。



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小田原、同世代等知人突然死4人、女子高校生脳梗塞、小学生心疾患救急搬送。箱根、汚染漁網受入表明の怪。

2013-04-11 02:36:50 | 福島第一原発

 神奈川県の箱根町で、漁網の受入れを町長が検討しているようです。箱根は、放射性物質の降下は実は多く、距離が離れている割に、汚染程度が高いです。ですが、神奈川はこれまで、ガレキの受入れは行っていなかったのに、ここで漁網の受入れをおこなうと、何か更なる突破が続く可能性があります。神奈川西部で反対の声は上がらないのでしょうか。岩手県洋野町の漁網ごみのうち、最大百トンを受け入れる方針ということです。これを突破口に横須賀でも受入れをさせたいのでしょう。山まで、漁網を運ぶ感覚も理解できません。というか、岩手県内の方が埋める場所は圧倒的に多いと思います。放射性物質は移動させるべきではありません。

 なにか、この箱根の話は釈然としません。汚染の分岐点が、まず箱根ということも気になります。箱根でくっきりと汚染程度は分れますから。何か嫌な予感がします。

 「大変に心強く有難く感じる。円滑に受け入れるようできる限り協力する」と黒岩神奈川県知事がコメントしてるのも 気にかかります。なにをこの知事は言っているのでしょうか。

 さらに川崎では、ごみの焼却灰を埋め立て投棄する計画も進んでいます。ゼオライトと一緒にして、セシウム濃度も低いから大丈夫と言い張って。

 まさに、放射性物質取扱いのモラルの崩壊はすさまじいものがあります。神奈川では、何か顕著に進んでいる気がしています。

 さて、そうした神奈川県の西部、小田原から、同世代などの知人に突然死が4人おきていたり、女子高校生が脳梗塞をおこしたり、小学生が心疾患で搬送されるケースなどの報告が届きました。厳しい話ばかりです。

 小田原は、箱根の真下にあたる地域です。土壌汚染はまだらですが、福島第一原発から300キロ程度は離れている場所。放射性物質の塵が、小さい粒子で降下してきたことが想定されるエリアかもしれません。実はこの位、距離が離れていた場所の方が、健康被害は顕著に出たという報告が、チェルノブイリで為されていますから。

 こうした突然死に限らず、今回の事故後、通常の時間経過で対峙する死の頻度とは異なり、過剰に身近に死を感じることが、特にこの三年目からどんな感じでおきてくるのかということは、一番気になるところです。そうした場合に、僕たちの意識が、どのように維持できるのかどうかということも、その焦点になると、僕は、考えています。

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◎2011/11突然死。48歳女性、朝、ふとんでなくなっているのを旦那さんが発見。

◎2011/11  突然死。トラック運転手  48歳  心筋梗塞。仕事に行こうとしてトラックに乗る前に亡くなる。

◎2011/12 突然死。平塚の店舗で経営者、48歳 男性、心筋梗塞。

◎2012の終わり頃。突然死。30代女性、朝冷たくなっていてみつかった。小田原市。心不全。

◎高校入学直後に脳梗塞をおこした女子高校生。高校は中退して一年近く経過した。小田原市。

◎2013/2、小学生、心臓疾患で救急搬送された。小田原市の鴨宮周辺。

◎最近、三か月以内。30歳と43歳、小田原市の同じ老人ホーム職員の男性。呂律が回らない、頭が痛くて急に倒れる。脳梗塞。

◎骨肉種発症、34歳女性、小田原市内。最近も高熱で救急搬送されているらしい。

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小田原市内は人口は増えていないのに、救急搬送は多くなりつづけている状態で、特に2011年の救急搬送の増加件数は多かった模様です。

2010年  ⇒ 2011年 ⇒2012年

9,356件(+250件)⇒9,926件(+570件)⇒10,149件(+223件)

 

こうした死の通告が、自分の身近でおきてきて、これから何が本当におきてくるのかを首都圏の人々が実感しない限り、本質的な事柄は何も先に進まないのが、今の日本のリアルなのでしょうが。

貴女が変わらないことも、そうしたリアルと僕は感じています。

とても辛いリアルですが。

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「関東・南東北の被曝エリア(東京全域を含む大半のエリア)にいる皆さんは、放射性物質の少ないエリア、できれば愛知県から西のエリアに、移住するべきです。妊婦、子供、未成年、妊娠可能な女性は優先して移住すべきです。他の皆さんも極力移住してください。被曝から二年経過しています。初期被曝は深刻で、慢性被曝の影響でさらに蓄積します。食物、飲料のみならず、吸気による被曝は深刻です。回避する方法は限定的です。あなたやあなたの家族の命と健康が何よりも大切です。一刻も早く移住してください。」   

  

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僕のブログのコメント欄に、メールアドレスや個人情報を書くのは止めて下さい。

2013-04-10 17:47:39 | 福島第一原発

このブログは、僕が個人で書いているブログです。

当たり前ですが、どこか、ほかの商品やサービスを紹介するためのものではありません。

さらに他の方から、連絡を取るため、コメント欄にメールアドレスを晒す人がいます。

迷惑です。

他のHPのリンク書込みも、即座に分かる内容なら承認しますが、その分析に時間のかかる類のモノは、

その作業がかなり面倒ですから、そのまま承認しないケースもあります。

いいでしょうか、ここに2ちゃんねるではありませんし、あなたのSNS個人ページではありません。

僕のブログのコメント欄にすぎません。

社会的に、常識的な対応をして下さい。そうした対応をしないなら、コメント欄は閉鎖します。

一人一人がきちんと守って下さい。



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成人式を迎えたばかりの若者が突然死、東京。健康に気をつけていた年配男性が突然死、江戸川区。

2013-04-10 12:37:47 | 福島第一原発

 

「ツイッターでビラの件を拝見したのですが、実は講演会の終了後にトイレで貰いました。
ビラと言うよりも新聞です。冨士大石寺・顕正会の顕正新聞らしいです(4月5日号)
一面トップには〜
日蓮大聖人こそ日本を救い給う…原発は日本を滅ぼす云々・・・
と書いてはあります。
30代と思しき色黒でショートヘアの地味な女性が、大手の新聞社には書いてない事が書いてあるので…、と言って渡して来ました。その方が講演会に参加していたかどうかは、解りません。」

 こういうメールを頂きました。沖縄講演会で、宗教団体の「顕正会」が、こっそりビラを配っていたことが判明しました。この団体の人達は認識していませんが、僕は過去に何回もこの団体の話を、ニュースにしたことがあります。暴力事件などについてです。こう書けば僕のスタンスは分る筈です。これ以上、何回も会場周辺で、ビラを配るようなら、法的な対応も考えます(過去にも他会場で数回ありました)。迷惑です。


さて、東京避難者の方から成人式を迎えたばかりの若い男性が突然死したお話がとどいています。

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先日は講演会ありがとうございました。2011年に東京から避難して来ました。
先月には息子の中高の同級生が突然死してショックを受けました。

成人式を迎えたばかりだったのに…
親しくなかったので詳しくは判りませんが、死因は急性の心臓死らしいです。

住まいも分からないのですが、通夜・告別式が新宿区の教会だったので23区内である事は間違いないと思います。

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電話で、お話も致しましたが、亡くなられたのは3/1の朝だったということです。それまで特に悪いこともなく、ほんとうにご自宅での突然死だったという事です。

次のような年配の方の突然死も伺っています。こちらは、江戸川区です。

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ネコの死も悲しかったですが、今度は父が突然死(心臓発作を起こしました)。

いつものように朝のウォーキングをし、いつものように朝食
夕方帰宅した母がみつけたときは、すでに冷たくなっていました。

きれいな顔をしていましたので、あまり苦しまなかったと思います。

火葬場の予約がいっぱいということなので、お葬式は週の半ばになりますが
あんまり突然だと ビックリしすぎて実感
がなかなか沸きません。

これからお墓も探すようですし、忙しいのが続きます。

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こんばんわ 私の話を取り上げてくださってありがとうございます。

私も放射能を疑っていたので もう少し詳細を付け加えます。
実家は江戸川区にあり、傍に清掃工場もあります。
瓦礫を燃やしていた日も近くを通ったかもしれません。
浄水器もつけていませんでしたし、食事も気をつけていませんでした。

父には持病もありません。
とても健康だったので薬も飲んでいませんでした。
死の間際には忘れっぽさが目立ったそうです。

71才という年齢からありがちな症状かもしれませんが
健康には気をつけて食べ物にもこだわっていましたので腑に落ちません。

 

 

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「関東・南東北の被曝エリア(東京全域を含む大半のエリア)にいる皆さんは、放射性物質の少ないエリア、できれば愛知県から西のエリアに、移住するべきです。妊婦、子供、未成年、妊娠可能な女性は優先して移住すべきです。他の皆さんも極力移住してください。被曝から二年経過しています。初期被曝は深刻で、慢性被曝の影響でさらに蓄積します。食物、飲料のみならず、吸気による被曝は深刻です。回避する方法は限定的です。あなたやあなたの家族の命と健康が何よりも大切です。一刻も早く移住してください。」   

  

 健康被害相談などもまずはメールでお話し下さい。⇒  

  nagaikenji20070927@yahoo.co.jp(コピーして貼り付けて下さい)


 講演など、何か業務的な依頼をされたい方も原則このメール⇒電話でお話しする順番です。 

 

  事故発生当時の行動記録や数値データなどを細かく教えてください。問い合わせの内容も書いてください。 健康被害の状態を皆で共有化し、事態の推移をあきらかにしていく作業が最も必要です。

  

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 都内の医師といろいろ考えた末、以下の情報提供が可能な方はメールでお知らせください。僕のアドレスnagaikenji20070927@yahoo.co.jpまで。

 

  被曝による子供の甲状腺に対する影響のうち、甲状腺癌ではなく、免疫機構への影響の結果として、どうなってくるのかを知りたく思っています。このため、次のデータが提供可能な方は教えて下さい。年齢は現在18歳以下とさせていただきます。主に首都圏、関東、南東北の汚染があったエリアを想定しています。特に東京都内。

  

 「血液検査で、抗サイログロブリン(Tg)抗体 

 抗甲状腺ペルオキシダーゼ(TPO)抗体を測定した人に、その値を教えて頂きたく思います。」

 

 必ずメールのタイトルを『抗サイログロブリン抗体情報』として下さい。

 

 記載内容は  

 1.お名前 2.年齢(現在) 3.性別

  4.事故当時3/11〜3月末までいた場所。区市町村までは。広い自治体は南部・北部・東部・西部などの区別もつけて下さい。

  5.抗サイログロブリン(Tg)抗体の数値 6.抗甲状腺ペルオキシダーゼ(TPO)抗体の数値 

   でおねがいします。

  情報に関しては、僕と医師との間で共有し、被曝に関しての考察を進めるために使います。個人を特定されない形で公表する可能性はあります。なお、特異な数値を探している訳ではなく、単純に検査した数値をそのまま教えて下さい。

 

 

 

 

 


 






 

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北朝鮮のミサイル攻撃に関して、念のため警戒してください。狼少年は牙を剥かないという先入観は危険です。

2013-04-10 00:41:38 | その他

北朝鮮のミサイル発射に対して、日本のマスコミは、「オオカミ少年」と思い込んでいる感覚ですが、世界的な報道状態では、可能性は否定はされていません。日本では、現実におきないと伝えられている話まで、BBCは伝えています。「朝鮮半島の危機は制御不能」が見出しで。

勿論、北朝鮮サイドが友好国の大使館員などについて危険が起こりうると伝えていることに対して、ロシア政府などは、まだ平壌の大使館員が退去する対応をとるつもりはないと、タス通信などに伝えていますから、直ちに何もかも始まる情勢ではありません。

しかし、従来よりも、彼らの対応は切迫感があります。

この場合、このミサイルの精度と破壊力がどの程度かです。

数キロ以上は違わない精度を有していることはたぶん間違いありませんし、ビルの1つや2つを破壊することは十二分に可能です。

精度面でどのように考えるのかですが、これまでのように、日本の国を飛び越えて、海洋に着弾させることを選択するのか、それよりもデモンストレーション的に日本国内に着弾させることを選ぶのか、両方の選択肢があり得ると考えては置くべきです。

デモンストレーションを選択する場合、首都東京中心部、原発周辺(福島第一原発や稼働中の大飯原発)、米軍基地周辺などのターゲットが想定されます。

特に、本日。10日が最も発射可能性が高い日と言われています。ニュースを注意する。特に、BBCやロシア、韓国などのメディア報道を、テレビで確認可能な方は確認されてください。無理な場合は、ネットで情報確認をして下さい。

こういうリスク感覚を上げておくことは、何も無くても無駄にはなりません。次に繋がりますから。

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追記

「北朝鮮でムスダンの日本海側への移動を確認とロックリア米太平洋軍司令官。上院軍事委公聴会で。」

                                                   2013/04/10 00:49   【共同通信】


東京で用意している迎撃ミサイルはほとんど役に立たないと思います。念のため。

原発関連記事は、また本日、更新します。

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僕のブログのコメント欄に執拗に嫌がらせ書込みをするHN。

スペースの無駄ですからやめて下さい。承認しないし。⇒「工藤かおり」「上都裕里」「二代目オオトラ」








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小学生が白血病⇒脳梗塞⇒植物人間状態、神奈川。関西のある地域、転入教員は、半分が首都圏からとの現実。

2013-04-09 10:46:25 | 福島第一原発

 関西の西部から聞こえてきた話です。

小学校の教員としてその学区の担当に新たに入ってきた教員は16人いらっしゃるそうです。その半数になる8人が、首都圏から転入された教員だということです。この地域で、30年来、教職をしていた方に、過去にこんなことがあったかと尋ねると、前代未聞ですねと返事がきました。私もここには去年きましたが、関西の他の地域にいても聞いたことがない話です。びっくりしました。」

 一度首都圏の教員を辞め再度採用されているのか、都道府県単位での転勤要望もできるシステムもあるらしいので、それを利用したものかは不明です。しかし、間違いなく、なぜか首都圏から関西(しかも結構外れです)に、転入してきた教員が一定数いるということです。関西では、普通の感覚では、こんなことは、殆どありません。

 

 北九州で関係者と密談したのですが、厳しい話も聞こえてきました。この中に関東と行き来している男性がいたのですが、ご自身の知人周りで聞こえてきた話です。

「神奈川県の西部にお住いの小学生なんですが、去年の九月に、突然白血病を発症したそうです。その白血病のみならず、去年の12月に脳梗塞もおこしていて、現在は植物人間のような状況だそうです。」

白血病という話は、勿論以前から一定数あります。一定数はありますが、これがどの位、どのように増えてくるのかが、実は注意しなければならないポイントになります。

以前にご紹介した「チェルノブイリの長い影」http://nucleardisaster.web.fc2.com/には次のような記載があります。

「汚染地域であるジトームィル地方(ウクライナ)の子どもたちと、チェルノブイリ以前の段階で国内でガンと白血病の発生率が最も高かったポルタヴァ州の子どもたちとの比較が行われた。
その調査によると、白血病の率は1987年以降、1996年にピークに達するまでの間ほぼ平行して増加した。しかしながら、新たに白血病と診断されたケースはジトムィール地方のほうが2倍多く、急性リンパ性白血病の新たな診断は男児の間では4倍となり、血液サンプルには明らかに被曝の遺伝子的影響が見られた。」

実は、1990年春には、「白ロシア(現ベラルーシ) 100万人避難へ 白血病ふえ混乱」という記事が出ています(朝日新聞1990.5. 27)。これは子供たちを中心に白血病がおこりはじめていて、当時の政府対応が変わり、100万人が避難することになるかも(実際の避難数は違うと思いますが)という話がおきていることを伝えています。ソ連という共産主義の連邦の存在で、情報伝達が難しくなっていたのですが、四年後には厳しい現実が、日本にも断片的に伝わっています。伝達のタイムラグも考えると、同じ状態になるまでに、あと2年の猶予があると考えるほうが、不自然です。

放出された核種が、セシウムやヨウ素だけで他の核種がほとんどないというような奇跡が日本におきていても(ほぼ考えられないと思いますが)、そのセシウムやヨウ素だけでも、被曝の厳しい影響が出てくる可能性は高いです。それは、血液疾患、特に白血病という形であからさまになるケースは多いと、僕は認識しています。

 さて、北九州の講演会場では、元々北九州に住んでいる妊婦の方が、転勤で千葉の高線量地帯に行けと、家族中から責められている話も出ましたし、会場内で、話の途中や質問の途中で泣き出す女性が一定数いらっしゃいました。

 妊婦を敢えて、高線量地帯に行かせようとする日本人の意識は、僕にはまったく理解できません。本当に、少しのことでも、自分で本を読み、勉強する人たちが少ないことに、ぞっとします。わざわざその危険に晒す必要はまるでありませんから。

 そして、泣き出す方が多かったのは、いろんな形の健康症状が出ていること、特に甲状腺の疾患が、明確になっている避難者がいること。甲状腺の機能低下や、結節という診断が、一定数存在すること。そして、白血球の好中球減少がふつうにおきていることなどが理由と考えます。健康被害が避難者の間で顕在化するスピードが、徐々に早まっているのが、良くわかってくる感覚です。

 ところで、難病情報センター2010年度宮城と福島のデータ欠落が、2011年度難病急増に見えるだけという見解を唱えている方たちがいます。僕もその可能性は全くないとは思いませんが、それでは説明のつかないデータが多いです。それに、一般に難病として認定されるもののすべてが、被曝由来の可能性が想定される疾患ではありませんから、関係性がある可能性が考えられる疾患で確認してみます。

そうすると、例えば、元々減少傾向の特発性血小板減少性紫斑病を見てみます。

2008年度⇒2009年度⇒2010年度⇒2011年度

22,945(−212)⇒22,853(−92)⇒22,220(−633、データ欠落)⇒23,791(+1571)

2008年度も、2009年度も前年度に比較しても減少傾向だった特発性血小板減少性紫斑病。そして、少なくとも2003年度から、この疾患は減少傾向がずっと続いていました。つまりデータ欠落している2010年度も、宮城と福島のデータが追加されても、減少傾向はそのままの可能性が高いです。そうすると、どう考えても、2011年度に、突然増加傾向に転じたことは間違いありません。一昨年と比較しても、1000人近く実数で増加、およそ4パーセントの増加になります。

チェルノブイリでも、紫斑の増加は普通に報告されています。僕も事故以降、紫斑の話は聞き続けている状況です。特発性血小板減少性紫斑病という難病として出てきた数値は、よくわかります。

難病の増加は、シグナルの事象がおきているかどうかを見極めるのがポイントで、「安全だ」「違う」という言説を細かく言い募るメリットはありません。科学知識の精密さを振りかざして、おこりうる危険を無視する感覚は僕には理解不能ですし、リスクコントロールをどこまでも理解しない所業と思います。

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「関東・南東北の被曝エリア(東京全域を含む大半のエリア)にいる皆さんは、放射性物質の少ないエリア、できれば愛知県から西のエリアに、移住するべきです。妊婦、子供、未成年、妊娠可能な女性は優先して移住すべきです。他の皆さんも極力移住してください。被曝から二年経過しています。初期被曝は深刻で、慢性被曝の影響でさらに蓄積します。食物、飲料のみならず、吸気による被曝は深刻です。回避する方法は限定的です。あなたやあなたの家族の命と健康が何よりも大切です。一刻も早く移住してください。」   

 

 

 

 健康被害相談などもまずはメールでお話し下さい。⇒  

 

 nagaikenji20070927@yahoo.co.jp(コピーして貼り付けて下さい)

 

 

 

    講演など、何か業務的な依頼をされたい方も原則このメール⇒電話でお話しする順番です。 

 

 

 

  事故発生当時の行動記録や数値データなどを細かく教えてください。問い合わせの内容も書いてください。 健康被害の状態を皆で共有化し、事態の推移をあきらかにしていく作業が最も必要です。

 

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まだ少ないので呼びかけます。都内の医師といろいろ考えた末、以下の情報提供が可能な方はメールでお知らせください。僕のアドレスnagaikenji20070927@yahoo.co.jpまで。

 

  被曝による子供の甲状腺に対する影響のうち、甲状腺癌ではなく、免疫機構への影響の結果として、どうなってくるのかを知りたく思っています。このため、次のデータが提供可能な方は教えて下さい。年齢は現在18歳以下とさせていただきます。主に首都圏、関東、南東北の汚染があったエリアを想定しています。特に東京都内。

 

 「血液検査で、抗サイログロブリン(Tg)抗体

 

抗甲状腺ペルオキシダーゼ(TPO)抗体を測定した人に、その値を教えて頂きたく思います。」

 

 必ずメールのタイトルを『抗サイログロブリン抗体情報』として下さい。

 

 記載内容は 

 

1.お名前 2.年齢(現在) 3.性別

 

 4.事故当時3/11〜3月末までいた場所。区市町村までは。広い自治体は南部・北部・東部・西部などの区別もつけて下さい。

 

 5.抗サイログロブリン(Tg)抗体の数値 6.抗甲状腺ペルオキシダーゼ(TPO)抗体の数値 

 

 でおねがいします。

 

 情報に関しては、僕と医師との間で共有し、被曝に関しての考察を進めるために使います。個人を特定されない形で公表する可能性はあります。なお、特異な数値を探している訳ではなく、単純に検査した数値をそのまま教えて下さい。

 

 




 



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ABC系テレビニュースが警告「カリフォルニア、原発事故影響で先天性甲状腺機能低下が39%増加可能性」。

2013-04-08 14:17:14 | 福島第一原発

 北九州の講演会は、質疑応答で、せっぱつまったお話も聞こえてきていました。思わぬ内容もあり、あすのブログ更新で少しお伝えいたします。

 http://www.radiation.org/という組織がアメリカにあります。ニューヨークにある組織で、Radiation and Public Health Project=「放射線と公衆衛生プロジェクト」という組織です。原子力による、健康への影響を追及しています。『死にすぎた赤ん坊 低レベル放射線の恐怖』、『人間と環境への低レベル放射能の脅威 福島原発放射能汚染を考えるために』などの著作でも知られ、アメリカで被曝の問題を追及している代表的な専門家、アーネスト・スターングラス氏(ピッツバーグ大学医学部名誉教授・放射線物理)なども関わっているグループです。

この組織の中核メンバーであるジョセフ・マンガーノ氏などによる調査http://www.scirp.org/journal/PaperInformation.aspx?PaperID=28599に基づいて、アメリカの三大ネットワークのひとつ、ABC系列で、カリフォルニア・サンディエゴにあるローカルニューステレビ局の10Newsが、ニュース番組の中で、福島第一原発の事故が、カリフォルニア州の新生児に影響を及ぼしている可能性があるという警告レポートを報道しました。

甲状腺は放射性物質の影響が最も考えられる臓器です。先天性甲状腺機能低下症(=クレチン症)は、生まれながらに、甲状腺の機能が下がっている病気。新生児に3000人に1人程度の発生頻度と言われています。子どもなら、先天性甲状腺機能低下症で、発育障害や知的障害などとなるケースがありますから、注意が必要です。クレチン症の赤ん坊が、スリーマイル原発事故の翌年には、その周辺地域で平常時の数倍生まれたとの報告も過去にありました。

今回のABC系列のテレビニュースは下記リンクです。内容の大意も翻訳しています。

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http://www.10news.com/news/study-says-fallout-from-nuclear-disaster-in-fukushima-japan-may-be-harming-local-infants-04042013

福島第一原発の事故が、サンディエゴで幼い子どもの健康に影響しているかもしれません。
「私たちは、これを非常にシリアスに受けとめるべき」とジョセフ・マンガーノ氏が語る。

原発事故がおこった直後にサンディエゴで大気サンプルを8点検査した。
サンディエゴでのベータ線のレベルが通常よりも6倍以上となっていた。
それでもまだ低いレベルだが、Radiation and Public Health Projectは、それでも子どもを傷つけた可能性を否定できないと言う。

太平洋側、西海岸の州で原発事故のすぐ後に生まれた幼児は、先天性甲状腺機能低下症になる可能性が28パーセント。

カリフォルニア州で39パーセントまで増える可能性があると言います。

別の専門家は、この程度の放射能レベルが人間の健康を害する直接証拠がまだないと言います。
「すべての新生児が恐ろしい疾病にかかったのではありません」とマンガーノ氏が言う。「結果は微妙です。」

マンガーノ氏は、幼児の死や先天的な異常についても、さらに研究をおこなう予定。

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アメリカ地質調査所HPにはアメリカの土壌の汚染状況は出ています。

23ヶ所からCs134が0.4-180Bq/m2、33箇所からCs137が0.7-240Bq/m2検出されています。

つまり数Bq/kgの汚染はアメリカ本土でも確認されている訳です。

下記リンクのPDFファイルのFIGURE5−10に分布図があります。特にカリフォルニア州、ワシントン州、コロラド州。

pubs.usgs.gov/of/2011/1277/

 UC Berkeley調査はしていて、やはり1Bq/kg前後の汚染は、計測されています。軽微ですが、Cs134があることからも、福島第一原発由来の放射性物質が、西海岸に降下していることは間違いありません。

多分、日本でも同様の降下量は中部や北海道は当然のこととして、北陸や関西でもありえますから、マンガーノ氏らの調査が妥当ならば、西日本や北海道でも同程度の健康被害は想定するべきと思います。

今回の意味合いが大きいのは、アメリカの三大ネットワークABC系列のローカルテレビ局が地元発のニュースとして、この福島第一原発の影響が、実はアメリカ西海岸の子供たちに、健康面で影響を及ぼす可能性を、きちんと伝えたことです。アメリカの場合、三大ネットワーク系列の局は一定程度のステイタスはあります。そして、そうしたところで、まず報道が始まり、それが徐々に全体に認知されるきっかけになるケースがあります。そういうことを、ローカルテレビニュースの記者たちは競って報じます。それで彼らは、更なる上の立場にジャンプアップする切っ掛けをつかむケースもあるのです。

つまり、アメリカでも健康被害がおきるのかもしれないという話が、アメリカのテレビ記者の間で、2年の経過とともにようやく始まったということです。

よろしいでしょうか。

しかし、いまだに日本ではそうした報道が、テレビでは行われませんし、新聞でも、首都圏の被曝による健康被害の問題は言及されません。アメリカ西海岸と比較にならないくらいに危険は大きいのに。

ローカル局であれ、何であれ、そうしたことがおこなわれていません。

これは、1人1人のテレビ記者たちの怠慢に他なりません。

そういう方向性をいろんな言い訳をして押しとどめようとしているテレビ局幹部の犯罪でもあります。

僕は20年以上、テレビ報道の仕事をしてきましたが、このことを2年間ずっとごまかしている、僕が直接知っている人間たちに対して、ずっと怒っています。

ずっとです。

僕に言わせれば、彼方達は犯罪者と同じレベルです。

報じることのできる立場にいながら、そのトライアルを行う気配すらない。

僕は少なくとも10数年間は、下の人間の指導もしました。

しかし、それも何の意味もなかったのだなあと、毎日毎日思い知らされています。

彼方達は、国民、特に子供たちが毎日健康が危険に晒されていることをごまかして報じないようにしている犯罪者です。

その犯罪を行っていることさえ、無自覚のままに生き続けています。

僕には信じられないし、指導した僕の能力不足も痛感します。

しかし、たぶん僕の能力不足よりも、彼方達一人一人の意識の問題、誤魔化しの問題です。

今回、彼方達がごまかしていることは、報道に携わる人間としては、必ず許されない話になります。

彼方のごまかしで人が死んでいきますから。

僕は許せません。

首都圏と比較にならないくらい軽微な汚染しかないアメリカの西海岸でさえ、三大ネットワークの系列局の記者は警告リポートを放送しました。他人ごとでなく、自分たちに降りかかってくるかもしれない危険として。

その数百倍は最低でも汚染されている土地で、何もなかったようにごまかしているのは、彼方達です。

彼方達の責任は必ず追及されます。彼方達に安らかな老後なんてありません。

一人一人に僕は問います。どうするのですか、と。

貴女はどうするのですか。


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「関東・南東北の被曝エリア(東京全域を含む大半のエリア)にいる皆さんは、放射性物質の少ないエリア、できれば愛知県から西のエリアに、移住するべきです。妊婦、子供、未成年、妊娠可能な女性は優先して移住すべきです。他の皆さんも極力移住してください。被曝から二年経過しています。初期被曝は深刻で、慢性被曝の影響でさらに蓄積します。食物、飲料のみならず、吸気による被曝は深刻です。回避する方法は限定的です。あなたやあなたの家族の命と健康が何よりも大切です。一刻も早く移住してください。」   

 

 健康被害相談などもまずはメールでお話し下さい。⇒  

 nagaikenji20070927@yahoo.co.jp(コピーして貼り付けて下さい)

 

    講演など、何か業務的な依頼をされたい方も原則このメール⇒電話でお話しする順番です。 

 

  事故発生当時の行動記録や数値データなどを細かく教えてください。問い合わせの内容も書いてください。 健康被害の状態を皆で共有化し、事態の推移をあきらかにしていく作業が最も必要です。

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まだ少ないので呼びかけます。都内の医師といろいろ考えた末、以下の情報提供が可能な方はメールでお知らせください。僕のアドレスnagaikenji20070927@yahoo.co.jpまで。

  被曝による子供の甲状腺に対する影響のうち、甲状腺癌ではなく、免疫機構への影響の結果として、どうなってくるのかを知りたく思っています。このため、次のデータが提供可能な方は教えて下さい。年齢は現在18歳以下とさせていただきます。主に首都圏、関東、南東北の汚染があったエリアを想定しています。特に東京都内。

 「血液検査で、抗サイログロブリン(Tg)抗体

抗甲状腺ペルオキシダーゼ(TPO)抗体を測定した人に、その値を教えて頂きたく思います。」

 必ずメールのタイトルを『抗サイログロブリン抗体情報』として下さい。

 記載内容は 

1.お名前 2.年齢(現在) 3.性別

 4.事故当時3/11〜3月末までいた場所。区市町村までは。広い自治体は南部・北部・東部・西部などの区別もつけて下さい。

 5.抗サイログロブリン(Tg)抗体の数値 6.抗甲状腺ペルオキシダーゼ(TPO)抗体の数値 

 でおねがいします。

 情報に関しては、僕と医師との間で共有し、被曝に関しての考察を進めるために使います。個人を特定されない形で公表する可能性はあります。なお、特異な数値を探している訳ではなく、単純に検査した数値をそのまま教えて下さい。

 


 



 

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二百人が詰めかけた沖縄市講演会、それでも沖縄避難を僕が薦められない理由。本日は北九州講演。

2013-04-07 10:44:35 | 福島第一原発

本日、直接おいで下さい。

【4/7(日)木下黄太講演会in北九州】 13:30〜15:30(開場13:00)  

【会 場】 北九州ムーブ5F 大セミナールーム(北九州市立男女共同参画センター) 

 

きのうの沖縄市での講演会は、200人以上の方が詰めかけ盛況でした。沖縄中部での開催という交通の点でのハードル、さらに実は主催者に別の事情で、いろいろと大変なことがあって、講演をトラブルなく開催できればよいとだけ思っていたのですが、蓋をあけてみれば、多くの方がおいでいただく結果になりました。避難者ばかりでなく、沖縄市や浦添市のもともと住民の方、避難者でも中部に在住の方など、はじめての方が多く参加されていました。

参加者のうち、半数程度が避難者なのですが、この避難者の中で三分の一程度が、甲状腺のエコーなどの検査を行っていて、三分の二はおこなっていないということもわかりました。行っている人の大半が、軽微な異常も含めて、なんらかの診断が出ている状態です。

しかし、ここで長時間の質疑応答などを通して、理解していったのですが、やはり甲状腺の検査のうち、特にのう胞や結節に関しての診断が適切についているのかどうかという疑問があること。そして、さらに過剰な反応が、避難者の間で、起きている実情がよく分かりました。

とにかく、まずこうした話になると、何か騒ぎ始めるきっかけになる事柄があります(アクシデントや来島者によるなんらかの行為)。その事柄を過剰に受け止める避難者がいます。そしてその避難者が、医師や地元民に過剰アクションをおこします。アクションされた方が、キャパが広ければよいのですが、狭くて対応が失敗します(医師に多い)。その対応を受けて更なる過剰反応となります。

はっきり言いますが、沖縄避難者の一部に、自己実現や、自分の妄想を優先して、他者との人間関係や一般社会常識が相当欠落している人間がいて、トラブルがトラブルを呼ぶ構図になっています。大半の一般避難者の問題というよりも、一部の避難者(特定のグループではありません)が頭がおかしく、しかしそうした人たちに限って、被曝関連の活動の場にいろんな形で堂々と出てくるため、結局おかしなことしかおきない構図です。

日本社会で、他ならまず相手にされない人たちが、自分の自己実現で登場します。

もはや話になりません。

そういうタイプの避難者が、沖縄であちこちにいらして、他の避難地ではありえないことがおきている。其の度に、おかしな話が聞こえてきます。

僕は二年も経過して、こういう人たちは迷惑だと思っています。

しかし、現実的な解決はないんです。酷すぎますから。

だから、そういうことも含めて傷ついてる避難者と何人かお話しいたしました。大体、社会的にまともな感覚がある人ほど、追いつめられる構図になっています。頭のおかしい人に勝てません。

対処方法は

◎沖縄から出て他の土地に行く。

◎公の活動をせずひっそりと自分の生活に専念する。

 

これしかないのが現実です。

中部で、避難者でなく、元々沖縄県民のあるお母さんは僕にこう言いました。

「あそこまではっきり言ってい頂いてよかったです。ずっとこんなおかしなことをする人たちが必ずいて、本当にあたりまえのことも通じないし、沖縄というところも踏まえていなくて、ずっと嫌な思いをしていました。」

講演会にも軽微な嫌がらせはありました。6人で予約して、1人しか来なくて、後は当日突然にキャンセルするような話も聞きました。あのグループ関連だから、講演に行くとか行かないとか、そういう話題も多かったそうです。

もはやあきれ返るばかりです。

来場された方たちは「木下さんがもう一度沖縄で、講演やイベントはできないですか。」と問われましたが、僕は「言い出したあなた達が今度は主催してください。普通の人がやらないと、沖縄で妄想のような活動をしている人たちが、妨害しますから」と答えています。

沖縄は、本来は原発から距離を離せる有効な避難地です。

しかし、食材の流通が、相当東日本の食材が回っていること。医療の対応に限界があること。そして、一部の避難者のおかしな言動で、まどもな防御活動がまったく展開しないこと。この三点のネックが足かせになっていて、他の西日本避難地と異なる様相があります。

ですから、その点を十二分に考慮しないとなりません。強い縁故が無い方が、新たに沖縄に避難することは僕が薦められないのはやはり変わりません。

 沖縄の地元の皆さんの意識は高く、いろんな形で県民側がサポートしたいという感覚も認知しているだけに、こうしたふうにしか言えないのは残念です。

まともな避難者の方が、まともな防御活動を、沖縄できちんとできる日がくることを願っていますが、道は険しいと思いますが。。。


追記

沖縄市講演で、僕が事後連絡をするように伝えた方は、必ずメールしてください。

なお、下記の感想もいただきました。

昨日の沖縄講演、家族と一緒に聞かせていただきました。
府に落ちるお話ばかりでした。
私自身、避難者の方々と接するたびに、沖縄へ避難された方はおそらく、すごく敏感で、それなりに裕福な方が多いのだろう、と感じます。プライドの高さを感じることが多いです。
沖縄には、私含め、経済的に苦しい方が多いと思いますし、上から言われてやることへの抵抗感は強いと思います。ですので、避難者の方々とは違う、私なりの感覚での、沖縄に受け入れられやすい伝え方はないかと考えているところで、昨日のお話はそんな自分を後押ししてくださったような気持ちになりました。
放射能問題を考えることが普通、当たり前、という感覚の世の中になることを願って、こつこつじわじわ広めていきます。がんばります。
沖縄に来てくださって本当にありがとうございました。



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沖縄避難者から聞こえてきた高度心奇形と小頭症、両側先天性水腎症の赤ちゃん。本日午後沖縄市講演。

2013-04-06 02:08:47 | 福島第一原発

 

本日、午後に沖縄市講演をおこないます。僕は言うべき事を、変に配慮して、止めて言わないことは致しませんので。よろしくお願いします。予約のない方も直接おいで下さい。

【4/6(土)木下黄太 講演 IN 沖縄市】★『放射能汚染の現状と対策』

 場所:沖縄市民会館(沖縄市八重島1−1−1)ホール 14:00〜16:30(開場13:30、質疑応答含む)駐車場:有(無料)


沖縄県内からの身体の異常について、信頼に足る情報ルートから下記の内容が届いています。一つの事例以外は、事故発生当時は、関東圏にいた人たちが、避難などで、現在は沖縄で生活していて、異変が起きている報告をされています。

特に奇形、産まれた赤ちゃんに異常がある話が、複数聞こえてきております。去年に、誕生しているお話です。

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◎2012年誕生した女児、高度心奇形と小頭症。母親は首都圏から2011年秋に避難移住。避難後の妊娠。県内で数回の手術を経て現在も通院中。

◎2012年8月誕生した男児、ファロー四徴症(先天性心奇形の一つ)にて手術2回。現在は自宅にて経過観察中。ご一家全員沖縄県民、家族歴や旅行もなし。(父親・祖父から聴取した話です、ここは先天性心疾患の赤ちゃんが多く「他にも似たような子がこんなにいるんだ」との感想。最近では手術待ちの赤ちゃんは他院で待機入院との話も。)上のお子さんがまだ幼く、乳加工製品を摂取することが多いご家庭。

◎2012年9月誕生した男児、出生前から両側先天性水腎症にてフォローされていた。北関東在住で夏に出産のために沖縄へ。病院にて経過観察中。

◎上症例の母親。出産後の12月にアナフィラキシーで夜間救急外来受診。アレルギー既往なし、初めての発作。「乳製品のデザートや料理が多かった日なので、牛乳アレルギーでしょうか?」とご本人の弁。2日後、体幹部中心に酷い湿疹で外来受診。

◎今年度いっぱいで関東に戻るという母子避難者。その前に甲状腺検査をしておきたいと来院。避難は2011年5月、残っていた父親も来沖時に検査、家族3名とものう胞あり。

◎甲状腺エコーで多発のう胞がかなり出ているようです。三十数名の受診で「要精査」が4名

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エコーをして、さらに甲状腺の精査をしないとならない避難者が、一割はいるということです。しかものう胞が多発しているのは、避難母子であたりまえに認知できる状態ということです。

心奇形がチェルノブイリ事故の後に増えたことは常識ですし、小頭症などが増えている報告も、チェルノブイリから200キロ以上は離れた汚染地ウクライナのロブノ州であったそうです(Wertelecki W. Malformations in a chornobylimpacted region. Pediatrics, 125(4)e836-e843)。勿論、原爆小頭症という言葉からもわかるように、強い放射線被爆で、小頭症がおきることは、従来から知られている話です。

水腎症も先天的に尿の経路に異常が出ているケースで、これも現地では、産まれてきた赤ちゃんによく報告されている事例に過ぎません。

但しこうした先天的な奇形の幾つかのパターンの報告が、避難者の母親たちが去年出産している事例の中であり、これが沖縄から聞こえてきた状況があることは、皆さんにも認識して頂きたいと考えます。

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レキ焼却終了の北九州。総括で明日、日曜に伺います。

【4/7(日)木下黄太講演会in北九州】★『マスコミが報道できない西日本の真実』 

 13:30〜15:30(開場13:00)  

【会 場】 北九州ムーブ5F 大セミナールーム(北九州市立男女共同参画センター) 

 申込詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/81367/ 

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 東京電力が、4/5に、福島第一原発でおきていた問題事象を伝えています。下記の通り。

 (1)4/5の18:30頃に、正門付近の放射能測定装置から異常警報。東電は2日前に誤作動で誤った警報を出したとして、機械を予備装置に変更。この予備装置がまた異常警報。また誤作動と言う。

 (2)地下貯水槽NO2から汚染水が漏れていると4/5に発表。およそ6000Bq/㎤の汚染の模様。

 (3)4/5の午後に3時間、3号機の使用済み燃料プールの冷却装置がおよそ3時間停止。東電は先月の冷却停止は、ネズミのトラブルと説明し、今回、その対策工事をしており、そうした工事での、電源関係トラブルと説明。

2年も経過して、こんなことが同じ日に立て続けにおきているのが、福島第一原発のリアルです。僕は、現況の体制では、もはや無理だなとさらに痛感します。説明が全部本当かどうかも疑いながら。

福島は言うに及ばず、首都圏の危険も大きいままです。露呈しています。

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「関東・南東北の被曝エリア(東京全域を含む大半のエリア)にいる皆さんは、放射性物質の少ないエリア、できれば愛知県から西のエリアに、移住するべきです。妊婦、子供、未成年、妊娠可能な女性は優先して移住すべきです。他の皆さんも極力移住してください。被曝から二年経過しています。初期被曝は深刻で、慢性被曝の影響でさらに蓄積します。食物、飲料のみならず、吸気による被曝は深刻です。回避する方法は限定的です。あなたやあなたの家族の命と健康が何よりも大切です。一刻も早く移住してください。」   

 健康被害相談などもまずはメールでお話し下さい。⇒ 

 nagaikenji20070927@yahoo.co.jp(コピーして貼り付けて下さい)

 

   講演など、何か業務的な依頼をされたい方も原則このメール⇒電話でお話しする順番です。 

     事故発生当時の行動記録や数値データなどを細かく教えてください。問い合わせの内容も書いてください。 健康被害の状態を皆で共有化し、事態の推移をあきらかにしていく作業が最も必要です。




 


コメント (20) | 

「再生不良貧血」や「特発性間質性肺炎」等の難病が2011年度に増加傾向。あす沖縄講演&密談報告。

2013-04-05 08:02:15 | 福島第一原発

 沖縄でも、昨日午後から深夜まで、密談を複数回おこないました。

ある密談は沖縄でおきている疾病の状態について。避難者の中で上がってきているいろんな症例に関しての意見交換を致しました。

また、沖縄とは直接関係のない話なんですが、東京の有力な人たちが、被曝問題をどう考えているのかという話も致しました。「その話は分かるんだけど」「福島では口にできない」「でもね。。。」実質的に、こういう感じで内容を受諾しながらも、ごにょごにょと言い訳が始まり、実質的に何も動かないということです。

こうした誤魔化しが今の日本の本質と思います。

情けないです。

 

あす土曜日!沖縄での放射能防御とその問題点も語ります。 

【4/6(土)木下黄太 講演 IN 沖縄市】★『放射能汚染の現状と対策』

 場所:沖縄市民会館(沖縄市八重島1−1−1)ホール 14:00〜16:30(開場13:30、質疑応答含む)

料金:800円(小学生以下無料)駐車場:有(無料)

  申し込み方法:kinositakouta_okinawa20130406@yahoo.co.jp に、ご予約(お名前、電話番号、参加人数を記入)をお願いします(yahooドメインのメール受信を可能にしてください)。

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レキ焼却終了の北九州。総括で明後日、日曜に伺います。

【4/7(日)木下黄太講演会in北九州】★『マスコミが報道できない西日本の真実』 

 13:30〜15:30(開場13:00)  

【会 場】 北九州ムーブ5F 大セミナールーム(北九州市立男女共同参画センター) 

 申込詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/81367/ 

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特定疾患医療受給者証交付件数=難病と認定されている方の人数です。難病というものは、その病気、その病気でいろんな捉え方があるため、一概には何も言えませんが、しかし興味深いです。
これは、難病情報センターhttp://www.nanbyou.or.jp/のデータです。このデータを見ていると、平成23年度=2011年度の増加傾向が、顕著になっている疾患が多い気がいたします。たとえば従来より増加傾向にある難病は、毎年増加していくものなのですが、その増加数が23年度に跳ね上がっているものが多いような気がいたします。ただし、平成22年度は、福島県や宮城県では、震災影響でデータが欠落している状態らしいですので、その分は少なくなっています。この欠落による22年度の実数の落ち込み部分をどう忖度するのかが難しいのですが、平成23年度=2011年度のデータを確認すると、その欠落を考慮しても、増加幅が大きい気がいたします。

例えば、僕らが最も心配している血液の難病や呼吸器の難病は次のような感じです。

「再生不良貧血」の前の年度より増加した数の推移は、

20年度⇒21年度⇒22年度⇒23年度

+139⇒+178⇒−62⇒+731

「特発性間質性肺炎」は、

+405⇒+661⇒+225⇒+1169

再生不良貧血は、『チェルノブイリの長い影』http://nucleardisaster.web.fc2.com/06.htmlには次のような記述があります。「ウクライナの国立小児医療・産婦人科機関の研究によると、たとえ低線量でも電離性放射能に汚染された地域に住む妊婦においては、胎盤への放射性元素の蓄積が見られた。別途、ウクライナとベラルーシの研究によると、汚染地域に住んでいる女性においては、比較的汚染の少ない地域に比べ著しく高い率で流産や妊娠合併症、再生不能性貧血、早産などが起こっている。(Petrova他およびHulchiy他の研究)」

特発性間質性肺炎に関しては、以前も記事でお伝えいたしました。http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/09640aef9855e69b885497d54f7da5ea

難病情報センターの説明は《「呼吸」は吸った空気(吸気)を、気道を介して、肺の奥にある「肺胞」と呼ばれる部屋に運び、肺胞の薄い壁の中を流れる毛細血管中の赤血球に酸素を与えると同時に二酸化炭素を取り出すガス交換をし、それをまた呼気として吐き出す運動で、生きていくために欠かせない作業です。間質性肺炎は、さまざまな原因からこの薄い肺胞壁に炎症をおこし、壁が厚く硬くなり(線維化)、呼吸をしてもガス交換ができにくくなる病気です》ということです。

日本呼吸器学会によれば「間質性肺炎の原因はいろいろで、膠原(こうげん)病、薬剤、じん肺、放射線、ウイルスなどの微生物などがありますが、原因不明のものを特発性間質性肺炎といいます」ということです。

 

 

疾患名

平成20年度平成21年度平成22年度平成23年度
  増加数 件数 増加数 件数 増加数 件数 増加数 件数
ベーチェット病 420 17,346       347 17,693  -403 17,290  1,161 18,451
多発性硬化症 777 13,435 792 14,227 265 14,492 1,648 16,140
重症筋無力症 806 16,431 694 17,125 189 17,314 1,695 19,009
全身性エリテマトーデス 1,251 56,272 981 57,253 -999 56,254 3,299 59,553
スモン -47 1,804 -48 1,756 -128 1,628 -20 1,608
再生不良性貧血 139 9,301 178 9,479 -62 9,417 731 10,148
サルコイドーシス 693 19,279 871 20,150 118 20,268 1,893 22,161
筋萎縮性側索硬化症 292 8,285 207 8,492 -86 8,406 586 8,992
強皮症、皮膚筋炎及び多発性筋炎 1,995 39,970 1,678 41,648 585 42,233 3,600 45,833
特発性血小板減少性紫斑病 -212 22,945 -92 22,853 -633 22,220 1,571 23,791
結節性動脈周囲炎 706 6,459 726 7,185 415 7,600 1,328 8,928
潰瘍性大腸炎 7,728 104,721 8,585 113,306 4,549 117,855 15,688 133,543
大動脈炎症候群 141 5,489 83 5,572 -134 5,438 391 5,829
ビュルガー病 -161 7,789 -198 7,591 -444 7,147 135 7,282
天疱瘡 256 4,341 216 4,557 91 4,648 437 5,085
脊髄小脳変性症 1,165 22,239 994 23,233 57 23,290 1,757 25,047
クローン病 1,917 29,301 1,590 30,891 761 31,652 3,069 34,721
難治性の肝炎のうち劇症肝炎 -5 257 9 266 -56 210 39 249
悪性関節リウマチ 170 5,905 144 6,049 -158 5,891 411 6,302
パーキンソン病関連疾患 6,347 98,356 6,044 104,400 2,237 106,637 9,899 116,536
 1)進行性核上性麻痺 - - - - - - - -
 2)大脳皮質基底核変性症 - - - - - - - -
 3)パーキンソン病 - - - - - - - -
アミロイドーシス 57 1,323 96 1,419 86 1,505 231 1,736
後縦靱帯骨化症 1,375 27,846 1,445 29,291 356 29,647 2,396 32,043
ハンチントン病 34 762 34 796 2 798 48 846
モヤモヤ病(ウィリス動脈輪閉塞症) 648 12,241 644 12,885 107 12,992 1,473 14,465
ウェゲナー肉芽腫症 140 1,511 96 1,607 64 1,671 163 1,834
特発性拡張型(うっ血型)心筋症 1,122 21,027 1,107 22,134 -11 22,123 2,263 24,386
多系統萎縮症 510 10,737 382 11,119 -23 11,096 701 11,797
 1)線条体黒質変性症 - - - - - - - -
 2)オリーブ橋小脳萎縮症 - - - - - - - -
 3)シャイ・ドレーガー症候群 - - - - - - - -
表皮水疱症(接合部型及び栄養障害型) -10 323 6 329 -14 315 23 338
膿疱性乾癬 61 1,599 36 1,635 44 1,679 144 1,823
広範脊柱管狭窄症 222 3,635 351 3,986 232 4,218 523 4,741
原発性胆汁性肝硬変 908 16,112 944 17,056 242 17,298 1,756 19,054
重症急性膵炎 -8 1,131 54 1,185 -53 1,132 455 1,587
特発性大腿骨頭壊死症 545 12,802 514 13,316 160 13,476 1,204 14,680
混合性結合組織病 370 8,658 358 9,016 12 9,028 911 9,939
原発性免疫不全症候群 17 1,117 45 1,162 -15 1,147 139 1,286
特発性間質性肺炎 405 5,020 661 5,681 215 5,896 1,169 7,065
網膜色素変性症 679 25,435 517 25,952 -656 25,296 1,638 26,934
プリオン病 10 375 49 424 68 492 14 506
肺動脈性肺高血圧症 117 1,140 132 1272 288 1,560 409 1,969
神経線維腫症 287 2,763 227 2,990 122 3,112 302 3,414
亜急性硬化性全脳炎 -1 93 2 95 -8 87 4 91
バッド・キアリ(Budd-Chiari)症候群 -1 241 7 248 -16 232 29 261
慢性血栓塞栓性肺高血圧症 87 977 128 1,105 183 1,288 302 1,590
ライソゾーム病(ファブリー(Fabry)病含む)  88 644 86 730 30 760 108 868
副腎白質ジストロフィー -4 167 9 176 -3 173 14 187
家族性高コレステロール血症(ホモ接合体) - - - - - 120 21 141
脊髄性筋萎縮症 - - - - - 514 105 619
球脊髄性筋萎縮症 - - - - - 686 202 888
慢性炎症性脱髄性多発神経炎 - - - - - 2,328 658 2,986
肥大型心筋症 - - - - - 2,239 540 2,779
拘束型心筋症 - - - - - 18 8 26
ミトコンドリア病 - - - - - 764 181 945
リンパ脈管筋腫症(LAM) - - - - - 335 104 439
重症多形滲出性紅斑(急性期) - - - - - 48 10 58
黄色靱帯骨化症 - - - - - 993 639 1,632
間脳下垂体機能障害(PRL分泌異常症、ゴナドトロピン分泌異常症、ADH分泌異常症、
下垂体性TSH分泌異常症、クッシング病、先端巨大症、下垂体機能低下症)
- - - - - 11,764 3253 15,017
合計 32,036 647,604 31,731 679,335 27,385 706,720 71,458 778,178

 

「関東・南東北の被曝エリア(東京全域を含む大半のエリア)にいる皆さんは、放射性物質の少ないエリア、できれば愛知県から西のエリアに、移住するべきです。妊婦、子供、未成年、妊娠可能な女性は優先して移住すべきです。他の皆さんも極力移住してください。被曝から二年経過しています。初期被曝は深刻で、慢性被曝の影響でさらに蓄積します。食物、飲料のみならず、吸気による被曝は深刻です。回避する方法は限定的です。あなたやあなたの家族の命と健康が何よりも大切です。一刻も早く移住してください。」   

 健康被害相談などもまずはメールでお話し下さい。⇒ 

 nagaikenji20070927@yahoo.co.jp(コピーして貼り付けて下さい)

 

   講演など、何か業務的な依頼をされたい方も原則このメール⇒電話でお話しする順番です。 

     事故発生当時の行動記録や数値データなどを細かく教えてください。問い合わせの内容も書いてください。 健康被害の状態を皆で共有化し、事態の推移をあきらかにしていく作業が最も必要です。


コメント (22) | 

3/15以前に東京より一時避難、3/20と4月上旬に帰京した30代女性、甲状腺1.2センチ腫瘍。福岡密談報告。

2013-04-04 02:28:59 | 福島第一原発
 福岡で夜に密談を行いました。密談といっても、この被ばくの問題を考える、福岡や熊本の人達、数人で話し合った感じです。マスコミ関係者もいたため、いろんな形で仕掛けを作れないのかという話になりました。これは、特に九州の拠点、福岡での話です。

◎ もっと敷居を低くして、誰でも参加しやすいような被曝対応がわかる場をつくれないのか。
◎ できたら飲食店のようなスタイルで入りやすいものはつくれないか。
◎ 被曝を懸念する有名クリエーターの皆さんをとりまとめて、何かできないか。
◎ マスコミ組織にいる人間で、被曝を懸念している情報ネットワークはたちあげられないのか。
◎ 博多には富裕層の避難者や夫が有力な仕事をしていて妻子だけ避難も実は多い。こうした人たちもうまく巻き込めないのか。

という様な、福岡で何か前向きにしかけられないのかという感覚の話です。具体的に達成可能な話もありましたし、難しい話もありましたが、前向きの提案は多かった気がしています。

福岡というのは、良くも悪くも都市なんです。東京に似ている部分も多く、それが都市として進んでいるところでもありますし、懸念されるところでもあります。しかし、飛行機、新幹線の利便性もよいですし、海外からの直行便が増える傾向にあるそうで、この被曝の問題を考えた際に、今ある基盤を有効利用し、東京を代行できる部分がある大都市として、福岡は真っ先に名前があがると思います。

こうした点からも、福岡で何か仕掛けられないのか、今後も模索は続くと思います。

甲状腺の疾病報告は続きます。この女性は3/15前に東京より西日本へ早期避難。しかし、3/20と四月上旬に都内に一時帰京されています。この方の甲状腺に腫瘍がありました。原因はわかりませんし、以前からあった可能性は否定はできません。しかし、数年前に彼女がうけた検査では、特に異常はなかったそうで、3.11以降に、この腫瘍はできた可能性が大きいとご本人は認識しています。過去に甲状腺の疾患をいわれた家族はいないそうで、遺伝的な話はないようです。

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先週、甲状腺検査に行き、エコーとCTで12ミリの腫瘍がわかりました。
良性か、悪性かは、来週の抗サイログロブリン抗体他の結果を待たないといけないのですが
(細胞診もおそらく来週かと思います)、
3/15より前に東京を離れた自分でも……と驚いています
(ただし、3/20の午後に3時間だけ東京に戻りましたが完全防備、
また、4月上旬の10日間ほども東京にいました)。
抗サイログロブリン抗体は、その前の健康診断でも高く、360ありました。
それが受診のきっかけにもなったのですが、
今回は、甲状腺刺激ホルモンも多く、橋本病の診断も下りました。
 
30代後半、独身。
3/11までは疲れやすさはあっても風邪も引かないくらいでした。
西に来て安心してしまったこともあり、
気をつけているつもりでも内部被曝はいろいろあったかもしれません。
2011年の6月くらいまでは下痢、しこり、紫斑(一度)など
体調不良はありましたが、西日本にいるとよくなってくるからです。
被曝の実感はあり、甲状腺機能低下はあるかと思っていましたが、甘かったですね。
また数ヶ月に一度は仕事で上京し、青山近辺に滞在していました。
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3/15は免れていても、3/20の短期滞在と4月上旬の10日間の滞在がどうなったのか気になります。3/20は降下は多いですし、4月上旬も、多く降下している日があります。

いずれにしても1.2センチの腫瘍は大きいです。これが震災後の異変なのかどうか、気になります。

沖縄講演は明後日の土曜日になります。

この土曜日!沖縄での放射能防御とその問題点も語ります。 

【4/6(土)木下黄太 講演 IN 沖縄市】★『放射能汚染の現状と対策』

 場所:沖縄市民会館(沖縄市八重島1−1−1)ホール 14:00〜16:30(開場13:30、質疑応答含む)

料金:800円(小学生以下無料)駐車場:有(無料)

  申し込み方法:kinositakouta_okinawa20130406@yahoo.co.jp に、ご予約(お名前、電話番号、参加人数を記入)をお願いします(yahooドメインのメール受信を可能にしてください)。

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レキ焼却終了の北九州。総括で日曜に伺います。

【4/7(日)木下黄太講演会in北九州】★『マスコミが報道できない西日本の真実』 

 13:30〜15:30(開場13:00)  

【会 場】 北九州ムーブ5F 大セミナールーム(北九州市立男女共同参画センター) 

 申込詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/81367/ 

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コメント (41) | 

吸気被曝の危険が、圧倒的に大きい現実を、東京の人々はいつまで直視しないのか。

2013-04-03 07:50:00 | 福島第一原発

 この土曜日!沖縄での放射能防御とその問題点も語ります。 

【4/6(土)木下黄太 講演 IN 沖縄市】★『放射能汚染の現状と対策』

 場所:沖縄市民会館(沖縄市八重島1−1−1)ホール 14:00〜16:30(開場13:30、質疑応答含む)

料金:800円(小学生以下無料)駐車場:有(無料)

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レキ焼却終了の北九州。総括で日曜に伺います。

【4/7(日)木下黄太講演会in北九州】★『マスコミが報道できない西日本の真実』 

 13:30〜15:30(開場13:00)  

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  今回、放射能の話を言い続けていて、何度書いても何度書いても、認識をしていただけないことがあります。結局、首都圏、東京で、そのままいて大丈夫なのかどうなのかということに一番関わることだから、書き続けます。

 被曝を気にしている人でも、結局、食べ物と飲み物を気を付ければ何とかなるのではないか、なる筈だという幻想にしがみついている方たちがいます。勿論、食べ物と飲み物を気を付けることは必要です。それは、意識して行えば、行えることですから。実は本当は容易な話です。産地に一定程度気をつけて、食材の選択を続ければ、大きく体内汚染されることはありえません。東京・首都圏のような、食の流通が多いエリアなら、選択肢もありますから、贅沢を言わなければ、なんとかなるでしょう。高級スーパーなどではあきらかにその路線にシフトしている感じも致します。

 でも、これは根本的な話ではなくて、最低限の話に過ぎないということです。

 食で放射性物質をとった場合、その放射性物質の一部は体内に留まる可能性がありますが、大半は排出されます。つまり、放射性物質は、食を通して体内摂取した場合、余程、高濃度なものをとり続けない限り、身体に影響の出るほど残存する可能性は低いです。つまり、一定程度、防御して、食べるものに制約を掛ければ、東京・首都圏で、食による明確な被曝はなかなかないと思います。つまり、首都圏でも防御は可能です(何にも考えずに今までのように食べ続ければ、当たりくじにあう可能性は否定できませんが)。

 でも、東京での防御は難しいんです。なんの防御が難しいのか。それは吸気です。圧倒的に吸気の被曝のリスクは高いのです。

 まず吸気は、空気清浄器などで室内の汚染を一定程度下げることは可能です。しかし、一定程度下げることしかできません。完全に回避することは不可能に近いです。

 僕は、3.11以降、とにかく東京にある自宅に戻っても窓を開けることはありません。どうしてかというと、あけるとその吸気によるリスクが増えることはありえても、減ることはないからです。空気清浄機は滞在時はずっと廻しています。それがある意味、命綱になっていると考えているからです。しかも、都内に行くたびに喉の異常が必ずおきることになったため、マスクは外せなくなりました。それでも、完全に回避はできません。だから、時間の限定論しか方法がありません。

 食の被曝は、便や尿で排出されるという逃げ道があります。しかし、吸気被曝は、喉から肺に入り、そこからリンパや血液に入っていきます。一部は体外に排出される可能性はありますが、大半は体内に留まりやすいルートなのはあきらかです。

 前にもご紹介しましたが、化学物質などの影響を懸念して、吸気に目を向けた専門家の話です。この流れで、化学物質の規制が行われ、実は木造住宅に換気が義務付けられるようになるほど、現実の実務に政府はこの考え方を元々採用しています。よく読んでください。

人が体内に取り入れる物質のうち、半分以上は室内空気です。これが57%。そして公共施設の空気が12%。産業排気は9%。外気が5%。これらが吸気に相当。それを足していくと、8割を超えます。そして、次が飲料で8%。食物は7%になります。その他が2%」(当時東京大学生産技術研究所の村上周三氏:『住まいと人体-工学的視点から-、臨床環境医学9:49-62、2000』より)

 放射性物質も同じことです。80パーセント以上、吸気で取り込む可能性があるのです。しかも、そのほうが出にくいのです。だから危険が大きいと僕はずっと話しています。

 昨日も取り上げた首都圏でのリサーチhttp://www.netasia.co.jp/release/20130305.htmlによると、空中の放射性物質について、震災発生から震災後半年くらいまでの間に「大丈夫」と捉えていたのは、42.0%。現在は59.3%が「大丈夫」と判断しているそうです。逆に、「大丈夫ではない」と考えていたのは、当初は52.5%⇒36.3%が現在です。

福島第一原発の現状に危機を感ずる人は、あまり変わっていないようなのに、この空中の放射性物質に関して、圧倒的に危機意識が弱いのは何故なのかと。

僕は誤魔化していると思います。

誤魔化さないと東京にいられないからです。その意識の緩さが本当に気になります。

勿論希ガスも含めて、初期被曝の影響は大きいです。この影響による身体症状は、現在出始めている、甲状腺の疾患などに顕れてきていると僕は考えます。しかし、さらに怖いのは、この上に、吸気による慢性被ばくがもう2年も経過しているということです。それは、改善する可能性がありません。微量の被曝が継続して続いていることになります。

そして、こうした吸気被曝は、蓄積が本質なのです。放射性物質は溜まり続けます。体内に。

東京、首都圏にいる時間が長ければ長いほど、その状態はつづきます。


貴女はどうしますか。被曝と共に、本当に生きるのですか。

僕は拒否します。僕の生き方でもありますから。




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「関東・南東北の被曝エリア(東京全域を含む大半のエリア)にいる皆さんは、放射性物質の少ないエリア、できれば愛知県から西のエリアに、移住するべきです。妊婦、子供、未成年、妊娠可能な女性は優先して移住すべきです。他の皆さんも極力移住してください。被曝から二年経過しています。初期被曝は深刻で、慢性被曝の影響でさらに蓄積します。食物、飲料のみならず、吸気による被曝は深刻です。回避する方法は限定的です。あなたやあなたの家族の命と健康が何よりも大切です。一刻も早く移住してください。」   

 健康被害相談などもまずはメールでお話し下さい。⇒ 

 nagaikenji20070927@yahoo.co.jp(コピーして貼り付けて下さい)

 

   講演など、何か業務的な依頼をされたい方も原則このメール⇒電話でお話しする順番です。 

     事故発生当時の行動記録や数値データなどを細かく教えてください。問い合わせの内容も書いてください。 健康被害の状態を皆で共有化し、事態の推移をあきらかにしていく作業が最も必要です。

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コメント (46) | 

横浜駅至近の小学校2011年新入生⇒2013年4月に2割減少。3.11直後首都圏脱出希望者25%という調査結果。

2013-04-02 06:15:00 | 福島第一原発
この土曜日!沖縄での放射能防御とその問題点も語ります。 

【4/6(土)木下黄太 講演 IN 沖縄市】★『放射能汚染の現状と対策』

 場所:沖縄市民会館(沖縄市八重島1−1−1)ホール 14:00〜16:30(開場13:30、質疑応答含む)

料金:800円(小学生以下無料)駐車場:有(無料)

  申し込み方法:kinositakouta_okinawa20130406@yahoo.co.jp に、ご予約(お名前、電話番号、参加人数を記入)をお願いします(yahooドメインのメール受信を可能にしてください)。

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レキ焼却終了の北九州。総括で日曜に伺います。

【4/7(日)木下黄太講演会in北九州】★『マスコミが報道できない西日本の真実』 

 13:30〜15:30(開場13:00)  

【会 場】 北九州ムーブ5F 大セミナールーム(北九州市立男女共同参画センター) 

 申込詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/81367/ 

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「維新」の井戸大阪市議が慌てて消した記事と、捨てた陳情書の画像はこちらで確認できるそうです。⇒https://twitter.com/2012wat/status/317887624025096192/photo/1

この医師でもある、維新の市議会議員が人間の屑というのがよくわかりますね。しかし、大阪市議会は本当にレベルの低い議員が多すぎる気がするのは、僕だけでしょうか。


 きのう書いた記事40歳女性突然死と甲状腺結節母8ミリと幼児5ミリ、横浜。について、ご本人から詳細なお話が届きましたので、さらに掲載しておきます。母親の女性は、被曝二世の可能性があり、甲状腺が以前から弱かった模様です。しかし、これまでは特に異常がなかったのが、3.11以後、検査するたびに嚢胞5ミリ⇒嚢胞8ミリ⇒結節8ミリと変わってきておられました。最後の専門病院の診断では、別に2ミリの結節があるという診断もなされています。


 これに加えて、避難先の宝塚市で、大阪ガレキ試験焼却後に、下痢などの症状が出ていたり、まわりでも気管支系統の訴えが多くなっていることも伝えられています。

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3/15・16は、通常の幼稚園でした。
9時30分〜と、15時半〜の各15分、1日30分ほど通園バスを、外で待機。普通マスク有り。
 
ちなみに、3/15は横浜市の発表では磯子区(地上23M)のモニタリングポストによると
事故前22ナノグレイ毎時[nGy/h]が、6時に103、7時129、8時43、9時35、
つまり9時は0.035マイクロシーベルト毎時程度だったと思われます。
 
問題は、3/16の午前9時は104nGy/hでした。約0.104マイクロシーベルト毎時です。
15分とはいえ、外に居たのは良くなかったです。
 
また3/17は卒園式で、合計2時間半程、(写真撮影の為、マスクも半分程度外していた)外に居ました。
モニタリングポストでは37nGy/h程度ですが
雨が降る前だったので、地上付近では、かなり舞っていたのかもしれません。
 
それ以降は外出を控え、3/27〜の1週間、関西へ自主避難をするまで、家に居ました。
水も食材も気をつけていました。(しかし食材は、5月ぐらいまで神奈川県産は食べていました)
 
 
昨年末2mmの嚢胞が、たった2ヵ月で結節になっていました。つまり、今回の件(福島の甲状腺検査)は、検査の時期の違いが、検査結果の悪化を招いているのではないか?と私は思います。

〜〜兵庫の甲状腺専門の有名病院で先月2/15に甲状腺エコー〜〜
39才女…【結節】2個:8mm&2mm  →1年後再検査
5才…【結節】1個:5mm      →1年後再検査
8才… 嚢胞2〜1mm多発(20個以上)→2年後再検査
2才…問題なし

〜〜私の検査結果の推移〜〜
2011年 6月23日  嚢胞5mm 
2012年12月27日  嚢胞8mm(充実性プラス)、嚢胞2mm×2つ、1mm×2つ
2013年2月15日 【結節】8mm(のう胞の部分もあり)、【結節】2mm

※3回共、甲状腺の血液検査問題なし


〜〜1cm以上から細胞診→手術となる ※細胞診は、断られました。〜〜
嚢胞は、水がたまっているだけ。結節は、できもの。しこり。
今まで健康な子どもが受けなかったから、判らなかっただけで、嚢胞も、結節も、気が付かないうちにできても、そのまま、何もなく、ほとんどの人が天寿を全うするものだ。念のため1年後に再検査しましょう。(専門病院担当医師談)
(私は、再検査1年後や2年後は長すぎだと思います。)

〜〜被曝2世のため人より弱いのかも?〜〜
私の母は長崎の五島出身。生後4ヶ月で低線量ながら被曝していたと思われる。(根拠→国立ガン研究センターのコホート対象市町村におけるがん部位別標準化死亡比http://epi.ncc.go.jp/jphc/18/48.html  上五島保健所の結果から)
私は第一子。(栄養と勘違いし、第一子に放射能物質も移行しやすい?)生まれながらに、首が太く(甲状腺やや肥大。機能低下はなし)、夜尿症も小6ぐらいまで(疲れたりすると)あった。※夜尿症は、長崎の母の同級生にはよくある話だったらしい。チェルノブイリの子にも。
(余談だが、関西でガレキ焼却し始めた影響か、寒いからか?2月から5才と2才の子が、たまに、夜尿症ぽい症状。「ちょっと失敗」が多い)夜尿症、尿漏れも、注目すべきだと、私は思います。

 その他、気になることです。

 
現在兵庫県宝塚市に避難しています。
大阪のガレキの試験焼却(確か木と金)の後の土曜に降り始めの小雨に1〜2分あたり、その夜、お腹が空になるまで
水の様な下痢になりました。(39歳女と5才)
下痢の状況が、2011年の4月頃に経験したものに非常に似ています。
 
焼却から1週間後に、小2が、関西避難後初めて、鼻血を出しました。本焼却から1ヵ月後ぐらいにも1度鼻血になりました。
 
宝塚でも2月中旬から、喘息みたいな子どもが増えています。
最初は幼稚園入園前の子ども3人中3人に。3月中旬頃からは、幼稚園児8人中4人も、寝る時などにひどい咳をすると
病院にかかっていました。
 
横浜市西区のある公立小学校の新3年生の人数が激減しているようです。
1年の時、36名×3クラス(当初入学予定は38名×3クラス→各クラス2名、合計6名ほどが入学式にも来ませんでした)だったのに新3年は30名×3クラスになるそうです。
2年間で24名も少なくなるなんて、JR横浜駅から徒歩15分。
相鉄線の駅から徒歩2分という、好立地の小学校としてはおかしな話だと思います。

気が付いた人から、避難しているのだと思います。
 
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 大阪ガレキの試験焼却時に、体調不良が目立っていたというのは、関西の呼吸器系統の医師からも聞いていました。この医師は、100キロ舞洲から離れた場所にいるためか、本焼却後は、まわりの患者には逆におかしな状態はないと話していて、「本焼却と試験焼却で燃やしている量や中身に違いがあるのではないのか。薄くなっているのかもしれない。」と僕に感想を漏らしてきました。
勿論、そうした可能性も考えられます。特に遠い場所だと、さらに薄まりますから、影響は極めて分かりにくくなると思います。勿論、一度焼却し放出された後に、慣れという現象も考えられます。
 この方がおっしゃっている宝塚市は山麓にあります。舞洲から風が北に吹き上がると、10数キロ先になります。地形的には、溜まりやすい可能性は否定できません。大阪おかんの会への体調不良報告は、手前の西宮などよりは、かなり少ないのですが、住民の「認識」の違いかもしれません。

 横浜駅から徒歩15分の学校におきている現象も、偶然かもしれませんが、興味深いです。1学年で114人が2011年4月に入学予定が、108人に減っていた。

2011年の原発事故直後に入学してこない児童が5%いたということです。

 そして、今回、2013年4月には、この学年が新三年生となりますが、90人に減少しているそうです。およそ20%程度のお子さんが、この2年間で減少していることが、横浜駅至近の公立小学校でおきているそうです。

 勿論避難ばかりが、減少理由ではないと思います。通常の異動なども多くあると思います。しかし、こうした中に、避難ということも、含まれているのは間違いないだろうと思います。だから、減少幅が増えているのではないでしょうか(異動なら転入者もいるものですし、差し引き変わらないくらいが、この利便性の学校だと通常な気がしますから)。首都圏のある意識感覚が、浮き彫りになる数字です。

そうした意識感覚に関連する、こういう調査も先月出ていました。ネットエイジアと第一生命経済研究所によるモバイルリサーチです。

「1都3県在住者の東日本大震災時の行動とふりかえり 〜震災直後、首都圏外への避難を望んでいた 4人に1人〜」
http://www.netasia.co.jp/release/20130305.html

《「家族全員で、一時的に首都圏外に避難した」とする割合は全体で1.8%、「一部の家族のみ、首都圏外に避難した」とする割合が2.2%となり、あわせて4.0%が首都圏を脱出した。》

震災時に首都圏に住んでいた人に対し、震災直後の居住地対応として、どのような希望を持っていたかについて尋ねたところ、16.7%が「家族全員で、一時的に首都圏外に避難したいと感じた」と回答し、7.9%が「一部の家族のみ、首都圏外に避難させたいと感じた」と回答するなど、24.7%と約4人に1人は首都圏外への避難を望んでいたことがわかった。

この調査は、他にも興味深い注意点があるので、また触れてみたいと思います。いずれにしても、モバイルリサーチに対応できる群の中で、首都圏から4%は避難していたし、本当はおよそ25%、4人に1人は、避難したいと考えていたというのは、大変に興味深い話と思います。僕は、この放射性物質拡散の結果、首都圏で数百万人が最終的に移住するのが、当初から最大幅だと感じていました。4%は、そのまま当てはめると、120万人。勿論、この後、避難継続している方は、これよりも明らかに少ないでしょう。それでも一時的には、このくらいの数の皆さんが、2011年3月に首都圏を離れていた可能性があるということです。

しかし、本来なら、この120万人の数倍程度は、首都圏から最終的に去る選択肢を取るのが、僕は普通の話だとずっと思っています。120万人は当然のこととして、更に離れる人々が、増えるべきと強く思っております。

そのほうがずっと当たり前の感覚なんです。放射性物質の汚染地では。
 
そして、今からでも、遅くありません。
 
 
 
貴女はどうしますか?


 
 
 
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「関東・南東北の被曝エリア(東京全域を含む大半のエリア)にいる皆さんは、放射性物質の少ないエリア、できれば愛知県から西のエリアに、移住するべきです。妊婦、子供、未成年、妊娠可能な女性は優先して移住すべきです。他の皆さんも極力移住してください。被曝から二年経過しています。初期被曝は深刻で、慢性被曝の影響でさらに蓄積します。食物、飲料のみならず、吸気による被曝は深刻です。回避する方法は限定的です。あなたやあなたの家族の命と健康が何よりも大切です。一刻も早く移住してください。」   

 健康被害相談などもまずはメールでお話し下さい。⇒ 

 nagaikenji20070927@yahoo.co.jp(コピーして貼り付けて下さい)

 

   講演など、何か業務的な依頼をされたい方も原則このメール⇒電話でお話しする順番です。 

     事故発生当時の行動記録や数値データなどを細かく教えてください。問い合わせの内容も書いてください。 健康被害の状態を皆で共有化し、事態の推移をあきらかにしていく作業が最も必要です。

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まだ少ないので呼びかけます。都内の医師といろいろ考えた末、以下の情報提供が可能な方はメールでお知らせください。僕のアドレスnagaikenji20070927@yahoo.co.jpまで。

 

 被曝による子供の甲状腺に対する影響のうち、甲状腺癌ではなく、免疫機構への影響の結果として、どうなってくるのかを知りたく思っています。このため、次のデータが提供可能な方は教えて下さい。年齢は現在18歳以下とさせていただきます。主に首都圏、関東、南東北の汚染があったエリアを想定しています。特に東京都内。

 

「血液検査で、抗サイログロブリン(Tg)抗体
抗甲状腺ペルオキシダーゼ(TPO)抗体を測定した人に、その値を教えて頂きたく思います。」

 

必ずメールのタイトルを『抗サイログロブリン抗体情報』として下さい。

 

記載内容は

 

1.お名前 2.年齢(現在) 3.性別

 

4.事故当時3/11〜3月末までいた場所。区市町村までは。広い自治体は南部・北部・東部・西部などの区別もつけて下さい。

 

5.抗サイログロブリン(Tg)抗体の数値 6.抗甲状腺ペルオキシダーゼ(TPO)抗体の数値 

 

でおねがいします。

 

情報に関しては、僕と医師との間で共有し、被曝に関しての考察を進めるために使います。個人を特定されない形で公表する可能性はあります。なお、特異な数値を探している訳ではなく、単純に検査した数値をそのまま教えて下さい。

 



 






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40歳女性突然死と甲状腺結節母8ミリと幼児5ミリ、横浜。大阪ガレキ陳情書ゴミ捨てという「維新」の錯乱。

2013-04-01 10:58:08 | 福島第一原発

4/1、新年度がスタートいたしました。新たにいろんなことを始動していかなければならない3年目の季節が始まりました。みなさん頑張って、前に進んでいきましょう。その歩みが大切です。より真剣な人しか、この3年目という時間は過ごしていけません。

貴女の意識が問われます。

下記のメールが届いたのでまずご確認ください。横浜市からのメールです。

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健康被害について。
先月ママ友がクモ膜下出血で他界しました。40歳。放射能については気にしていませんでした。ここ1年程でダイエットし急激に痩せていました。ダイエットが要因の一つであるとは思いますが、一応ご報告させていただきました。
喘息の子が増えています。
今まで喘息はなかったのに、急に大発作のような症状がでて緊急入院してる子もいます。横浜の市民病院ですが、その日は同じ症状の子が多く病院もバタバタだったとのこと。私が看護師をしている事もあり、お友達のママ友から喘息の話はよく聞きます。

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勿論急激なダイエットは、突然死の一因になり得ます。ですから要注意なのですが、詳細を聞いたところ、160センチ程度は身長がある女性が、60キロ台後半であった体重が、10キロ程度ダイエットしたお話でした。1年近くかけてはいるそうです。きちんとダイエットしている話ではありますが、極端な減量ではないケースとわかりました。勿論いろんな原因が考えられますが。

被曝している状態の中で、ダイエットをすると、通常よりもリスクは高めますし。

実はこの近隣で、避難された方で、甲状腺の検査をされた方で、母子ともに結節があると診断されたケースも伺っているそうです。

「3/15に行事があって、かなり被曝をしたのではと懸念されている方です。現在は横浜から、西日本へ避難移住されている方。30代後半の母親が、甲状腺に8ミリの結節があったそうです。そして、幼児のお子さんも5ミリの結節と診断されています。小学生のお子さんにも小さいのう胞が多数ある状態と聞いています。」

母子ともに結節が出ている話は、心配される事例と僕は思います。これは、結節であるなら、細胞診で確認することは必要だと思います。



「維新の会」という政治グループについて。今度は大阪市議会の井戸正利議員が、ガレキに関しての市民からの陳情書をゴミ箱に捨てて、写真をブログに載せていたそうです。

http://www.47news.jp/CN/201303/CN2013033001001836.html

もはや、こんなものを支援する人々がいることが、僕には不可解です。論評する気にもなりません。

恥ずかしい輩です。

こういうものに期待を寄せた市民、国民、マスコミが劣化しているだけです。終わっています。

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この週末!沖縄での放射能防御とその問題点も語ります。 

4/6(土)木下黄太 講演 IN 沖縄市 「放射能汚染の現状と対策」 

 場所:沖縄市民会館(沖縄市八重島1−1−1)中ホール 開場13:30 開演14:00 終演16:30(質疑応答含む) 

 料金:800円(小学生以下無料)駐車場:有(無料)

  申し込み方法:kinositakouta_okinawa20130406@yahoo.co.jp に、ご予約(お名前、電話番号、参加人数を記入)をお願いします(yahooドメインのメール受信を可能にしてください)。

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レキ焼却は、きのう終了の北九州。総括で伺います。

【4/7(日)木下黄太講演会in北九州】★『マスコミが報道できない西日本の真実』 

 13:30〜15:30(開場13:00)  

【会 場】 北九州ムーブ5F 大セミナールーム(北九州市立男女共同参画センター) 

 申込詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/81367/ 

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週末の土曜日に開催予定、沖縄市での講演について、僕が考えていること。

2013-03-31 18:32:35 | 福島第一原発

沖縄講演、今回は、沖縄市で行います。開催場所としては、那覇よりも利便性が厳しい場所にありますが、敢えて沖縄市で開催をしたいという今、地元にいらっしゃる方からの要請に応える形になっています。

ぼくの方で、現況、沖縄でのいろんなおきている問題点について、割と率直に話すつもりでいます。避難ということに関して、二年の時間が経過した中で、どのように考えるのかは、いろんな観点があります。健康面での対応も、実際に疾患が出てきた場合に、どういう対応をするのかというを、きちんとみさだめねばならないと思います。

沖縄には、当初から避難している皆さんがいて、その中で、特徴的な動きがいくつもあります。しかし、こうした点でも、自分たちの立ち位置をきちんと考えて、次への取り組みを見つめる時期にきていると、僕は思います。そうしたことにも、お話をするつもりです。

もちろん、現況の健康被害の状況、沖縄での気になる事象も含めて話をすることは、当然です。

会場に来られている方の情報水準を確認して、初歩的なことも必要ならお話しいたします。

 

4/6(土)木下黄太 講演 IN 沖縄市 「放射能汚染の現状と対策」 

 場所:沖縄市民会館(沖縄市八重島1−1−1)中ホール 開場13:30 開演14:00 終演16:30(質疑応答含む) 

 料金:800円(小学生以下無料)駐車場:有(無料)

  申し込み方法:kinositakouta_okinawa20130406@yahoo.co.jp に、ご予約(お名前、電話番号、参加人数を記入)をお願いします(yahooドメインのメール受信を可能にしてください)。

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