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◆阪神3―0巨人(11日・甲子園) 巨人が今季2度目の完封負けを喫した。休養のため阿部がスタメンから外れて4番に村田を起用した打線は、初回の長野と8回実松の2安打しか打てなかった。31イニング連続無得点は球団ワーストタイ、3試合連続無得点を同一球場で喫するのはチーム初だった。12日からは今季6戦無敗の東京ドームに帰ってヤクルト戦だ。
スコアボードに次々と刻まれる「0」を、原監督は苦しそうに見つめた。7日の中日戦(東京D)8回から続く「31イニング連続無得点」と「3戦連続無得点」はチームワーストタイ。「3戦連続無得点を同一球場で喫する」のはチーム初と、不名誉な記録が並んだ。
原監督「2度も3度も失敗しているようじゃ、プロとしては恥ずかしい。2安打ではなかなか得点は入りづらい。タイガースとは戦いが続くし、教訓としないと」
指揮官は「教訓」という言葉を3度使って奮起を促した。
中継ぎから先発転向した榎田にひねられた。初回、長野のヒットで1死二塁としたが3番・坂本、今季初4番の村田が凡退。6、8回の得点機では長野が結果を出せず、指揮官も「いろんな記録を作るね」と苦笑いした。
初戦の能見には、右打者にフォークを使わない“変身”にやられた。榎田には“先発仕様”の投球に苦しんだ。
脇谷「走者がいない時にクイック投法をする、いやらしさはあった」
村田「何とかしようと前のめりになったけど。中継ぎよりスピードがなくなった分、制球が良かった。ほとんど低めだった」
長野「中継ぎの時からいい球を持っていたけど、今日はテンポよく投げられ過ぎた」
阿部「右打者がひざ元のスライダーに苦しんでいた」
オリックスからFA移籍した日高の徹底した低めへの配球にも手を焼いた。1、2戦目の藤井彰とともに、やっかいな存在になる。
川相ヘッドコーチ「榎田は前半は(内角に)入ってくるボールで組み立てて、後半はフォークを使ってきた。打者をよく観察していたし(3連戦は)ベテラン捕手2人にやられた感じ」
この日は最低気温6度。3連戦すべて冷え込みも厳しかったが、各選手は「それは阪神も同じ」と言い訳にはしなかった。今季初のカード負け越し。チーム打率は阪神戦前の2割8分から2割4分1厘まで下がった。しかし、首位であることに変わりはない。12日からは2位・ヤクルトを迎えての東京D3連戦。初戦は昨季7勝1敗の勝率8割7分5厘だったオレンジユニホーム着用の「橙魂 2013」だ。G党で埋まった本拠地で、再び快音を連発させる。
(2013年4月12日06時05分 スポーツ報知)
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