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共同通信記者 “真犯人”利用サーバーにアクセス
4月12日 5時34分

共同通信記者 “真犯人”利用サーバーにアクセス
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パソコンの遠隔操作事件で、去年、真犯人を名乗って犯行声明を送りつけた人物が利用したメールのサーバーに、共同通信社の記者がアクセスして、送受信の記録などを複数回閲覧していたことが分かりました。
不正アクセス禁止法に触れる可能性があり、共同通信社は「取材倫理上、行き過ぎがあったとみて厳正に指導する」としています。

共同通信社によりますと、パソコンの遠隔操作事件で、真犯人を名乗って報道機関や弁護士に犯行声明を送りつけた人物が利用したメールのサーバーに、去年10月から11月にかけて、社会部の複数の記者がメールアドレスと推測したパスワードを入力して複数回アクセスし、送受信の記録などを閲覧していたということです。
共同通信社は、このアクセスで得た情報は記事にしていないとしていますが、他人のメールアドレスやパスワードを使っていることから、不正アクセス禁止法に触れる可能性があるとしています。
警視庁もメールが閲覧された詳しい経緯について調べています。
共同通信社の吉田文和編集局長は、「真犯人に近づく目的だったが、取材倫理上、行き過ぎがあったとみている。厳正に指導する」とコメントしています。

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