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宗教法人 朝鮮総連不動産落札
4月9日 15時36分

宗教法人 朝鮮総連不動産落札
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競売にかけられた朝鮮総連=在日本朝鮮人総連合会の中央本部の土地と建物について、鹿児島県の宗教法人を落札者とする裁判所の決定が確定したことが関係者への取材で分かりました。
今後、代金が納付されれば不動産の所有権が宗教法人に移ることになります。

東京・千代田区にある朝鮮総連中央本部の土地と建物は、破綻した朝銀信用組合から627億円の債権を引き継いだ整理回収機構の申し立てで競売にかけられ、鹿児島県の宗教法人「最福寺」が45億1900万円と最も高い価格をつけて先月29日、東京地方裁判所が落札者と認める決定を出しました。
その後、不服の申し立ての期限が過ぎ、関係者によりますと、最福寺を落札者とする決定が、9日までに確定したということです。
今後、期限内に代金が納付されれば土地と建物の所有権が移ることになります。
最福寺の池口恵観法主は北朝鮮と交流があり、朝鮮総連にはいったん施設から退去してもらうものの、日本政府の意見を聞いたうえで一部を貸すことを検討するとしていて、中央本部の建物が朝鮮総連の活動の拠点として存続する可能性が出ています。
NHKの取材に対し最福寺は、「裁判所から正式な書類が届くのを待ち、期限までに代金を納付したい」としています。

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