まず最も暗いカ所(N1の基準値)からN2,3‥‥と暗い順にそれぞれの基準値に沿ってN5(中明度)まで形成していく。
次に最も明るいN9のカ所から明るさの順にN8,N7‥‥とすゝみ、N5まで形成したところで次の方法(2)に移る。
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中明度(demi-ton)のN5によって、これに類する(同じ、やゝ暗い又はやゝ明るい)領域を大域的に求め形成する。
この中明度のN5とN1との中間のN3、及びN5とN9との中間のN7とから、それぞれに類する色価を展開する。方法(3)へ──
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全体を低明度(N3以下)、高明度(N7以上)中明度(N4〜6)の三領域に区画し、そのバランスを見る。
三つの領域のしくみを、それぞれ三つの色価(より暗い、より明るい、中間調)の組合せとして拡充する。方法(4)へ── |
暗い領域と明るい領域とがつくる強い対比(L)のしくみをとらえ、次に暗い領域と半調の領域、半調の領域と明るい領域、など中対比(M)のしくみをとらえていき、さらに暗・中・明それぞれの小対比(S)のしくみをとらえる。こうして全体のバランスが綜合される。
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