駆除魔は外猫に食べさせるために毒餌を設置しています。
野良猫・外猫の餌に毒物が混入していないかどうか検出するための方法を紹介いたします。
エチレングリコールを検出する機器
http://www.miwayakeiki.com/SHOP/AM-1094.html
エチレングリコールはある液体の主成分として使われている原料で、その液体が猫の餌を混入させる手口は駆除魔の間で広く普及しています。
甘みがあるので動物が誤飲することが多く、体内で代謝されると有毒化して腎障害を引き起こします。猫の死因の大半が寿命による腎不全であるため、言葉は悪いですが、寿命を「早送り」されていると言えます。「早送り」だからよいと言っているわけではありません。意図して寿命を縮めることは悪いことです。
天寿を全うする猫の死因の大半(ほぼ全て?)が腎不全です。私が2年前まで飼っていた子も腎不全で死にました。異変に気づいてから2日ぐらいの間に急激に衰弱し、病院に連れて行った時にはもう手遅れだから諦めなさいと言われ、最期を待つことしかできませんでした。腎不全は何年もかけてゆっくり進行するもので、今思えばそれ以前から前兆はありました。水をよく飲む、尿が多い。死に至る1か月前から食欲が落ちており、数日前からは絶食状態でした。毒餌による腎不全についてもおそらく数時間~1日で同様の症状を呈すると思われます。ぐったりと衰弱していたら毒餌を食べて腎不全を引き起こしてしまっているのかもしれません。
保健所の炭酸ガス窒息死が毒餌とどれほど苦痛に差があるのが疑問を感じていました。毒餌だと衰弱を起こしてから死に至るまで2,3時間~1,2日という場合もあれば10分という場合もあると聞いており、毒の種類によっては保健所の炭酸ガス処分より安楽な場合もあるのではないかと考えていたので。
が、炭酸ガス処分では、二酸化炭素中毒を起こして意識を喪失した後窒息に至るそうで、さほど苦痛は無いという話も聞いており、やはり毒餌よりは苦痛の度合は少なくて済むのかなと考えているところです。何より一私人が自分の判断で自己流で動物を殺していいものではないですし。とはいえ保健所に持って行くのもその人の恣意的な判断によるものであって、正当な判断基準に基づいていないという点においては保健所も毒餌も同じことなのかもしれない。考えようによっては、毒餌はまだ回避する余地が残されているから、駆除魔に毒餌と保健所への持ち込みどちらを選んでもらった方がまだましかということを考えると、苦痛の程度が同程度なら、毒餌を選択してもらった方がまだましなのかもしれない。
練炭による一酸化炭素中毒が楽と聞いていましたが、炭酸ガスも窒素ガスに比べたらまだ苦痛は少なくて済むようです。
千葉栄町安食台児童公園と兵庫県加古川の毒餌事件で使われたのは、これか後述の農薬のどちらかのようです。